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音楽の趣味の経歴


合唱団とバンド
高校の頃は男声合唱団に属していて、無伴奏のものからオラトリオまで、主にクラシック系のものをやっていました。名古屋にある大きなコンサートホールの舞台は、だいたい登ったことがあります。高校を卒業してからも、市民コンサートからオペラの端役までいろいろ経験しました。

大学に入ってからは、ころっと変わってバンドを作って、アリス・イルカ・かぐや姫・風・サザンオールスターズ・ユーミンなどをやっていました。ちょうどフォークからニューミュージックに移るころですね。楽器は、サイドギターとシンセサイザーをやっていましたが、バンド活動はあまりパッとしたことはできませんでした。

しかし、大学を卒業しても、病院の薬剤師や看護師さんたちといっしょに、またバンドを作って、ミスチル・ザード・リンドバーグ・WANS・米米クラブ・ドリカムなど、いろいろやりました。仕事が終わってから病院の地下室に集まって練習するという、今から考えると楽しい時代でした。

その当時、音楽が好きな同世代の人間に合うと、いつもこんなことを話していました。「僕たちが60歳になって定年になった時、ビートルズが好きだった世代は70歳台になる。何十年か先の話だけど、もしそのときにまた合うことがあったら、いっしょにバンドを作って、ビートルズをやりながら老人ホームをまわろう。」 いまでも、その夢は僕の心の中に生き続けています。


秋祭りの神楽
話は地元のことに移りますが、近所の神社の秋祭りで、大学生の頃から毎年、神楽の横笛を吹いています。
この神楽は、瑞穂区中根町にある東八幡社に、100年以上前から伝わっているものですが、戦後まもなく、一度すたれてしまいました。しかし、それを丸根町にある佐竹尺八道場の佐竹先生が、非常に古いテープから音を拾ってもう一度楽譜に作りなおし、昭和55年ぐらいから再開しているものです。

私はその神楽の最初からのメンバーですが、他もジャズフルートをやっていた人とか、ロックバンドでドラムをやっていた人とか、尺八をやっている人とか、多彩なメンバーがそろっていて面白いです。詳しくは、私の作った中根東八幡社神楽のページを見てください。笛の作り方なども紹介しています。

佐竹先生が引退した後、私が代表となりましたが、当時はこの神楽がどういう由来のものか、まったくわかっていませんでした。しかし、あちこちの祭りを見に行ったり、図書館で研究したりして、熱田神楽・宮流神楽と呼ばれている巫女神楽の一種であることがわかりました。その研究成果は、宮流神楽とお囃子のページにまとめてあり、これが、現在のライフワークとなっています。



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