◆インフルエンザは普通のカゼとは違います。
インフルエンザは毎年1月から3月にかけて流行します。インフルエンザはウイルスによる感染症で、インフルエンザにかかっている人の咳やくしゃみを吸い込むことによって、感染します。インフルエンザウイルスに感染すると、2日ぐらいでのどの痛みや、咳、頭痛、倦怠感、悪寒などを伴って急に高熱(39度以上)が出ます。関節痛や筋肉痛も伴い、下痢をすることもあります。高熱は2〜5日続きます。お年寄りや体力の弱っている人、他に慢性の病気を持っている方では、肺炎を合併して重症になったり、子供では脳炎や脳症を合併して亡くなられる方もみえます。
◆なぜ毎年ワクチンを接種するのでしょう?
インフルエンザウイルスは毎年少しずつ型を変えて襲ってきます。世界中の情報を集めて、専門家が今年流行しそうなタイプを予想してその年のワクチンが製造されます。ですからはしかなどのワクチンと違って、毎年接種する必要があるのです。ワクチンを受けていても、インフルエンザにかかってしまうことが時々ありますが、受けなかった場合に比べてはるかに軽くすみます。
◆何回接種すれば良いの?
原則的に13才未満の方は2回、13才以上の方は1回接種になります。これは毎年ワクチンを受けている方や、インフルエンザにくり返しかかったことのある方は基礎の免疫ができており、1回でも十分抗体ができるとの報告があるからです。しかし初めてワクチンを接種される方やしばらくワクチンを受けてなかった方は2回受けた方が確実に抗体ができますので、13才以上でも2回接種をご希望の方は医師に相談してください。何回受ければ良いのかわからない方は医師にご相談ください。2回受ける方は1〜4週間あけて2回目を接種することになっていますが、4週間あけた方が最も効果が高いとされています。ワクチンを受けてから約1ヶ月で抗体ができますので、流行前の11〜12月にワクチンを受けましょう。
◆ワクチンの副反応はあるの?
人によっては、注射部位が少し赤くはれることがありますが、昔に比べ副反応は格段に少なくなっています。他の予防接種は1週間以上あければ接種できます。
