一言日記
一言日記

教育 in 名古屋へ

 私にとって,体調を維持するためにはあまりありがたくない連休です。疲れが十分にとれていないため,日中に寝てしまい,そのために夜寝付かれずに夜更かしをする。昼夜逆転で疲れがさらにたまる。疲れがとれないままに,月曜日を迎えるという悪循環の連続です。悪循環をどこかで絶たなければと思う,このごろです。(02年04月27日)
 4月23日,24日に静岡方面へ修学旅行に出かけました。今年の修学旅行では,家で待つ保護者のみなさんに,子どもたちの様子をできる限りお知らせしたいと思い,携帯電話が内蔵されたパソコンを持っていき,ホームページで紹介する試みをしました。学校のサーバーへ直接UPすることを試みましたが,時間切れとなり,やむを得ず無料ホームページを利用して,ホームページとしてお知らせをしました。始めは,デジカメで撮った写真も同時に送ろうとしたのですが,処理に時間がかかることと,パソコンの電池が2時間ほどしか持たず,即時性がでないことから,文のみにしてしまい,宿に行ってから画像をUPしました。アクセス数が2日間で,450ほどあったということから,かなり関心を持って見ていただけたと思います。リアルタイムの情報提供の大切さを感じました。(02年04月26日)
 24日と25日の1泊2日で,静岡方面へ修学旅行に出かけます。茶摘みと地引き網が目玉の旅行ですが,天気予報では雨が降るようで,雨が降ると,茶摘みも地引き網もできません。さて,どうなることやら。初の試みとして,旅行先から子どもたちの様子を学校のホームページで紹介する取り組みをしたいと思っています。我ながらばからしく思っていますが,携帯電話付きのパソコンを24万円もの大枚をはたいて購入しました。現地から,学校のサーバーへのUPの仕方が分からず,「無料ホームページ」を利用して速報形式でUPする予定です。興味のある方は,我が校のホームページをご覧ください。このページの下の方から我が校のホームページへのアクセスが可能です。お暇な方は,リアルタイムでアクセスのほどを……。(02年04月23日)
 12日(金)に札幌から孫が来て,新鮮な息吹を私の心に吹き込んでくれました。非常に行動的で,ハラハラのし通し……。「じいじ」の私は,じ〜っと見ているつもりでしたが,それでも何度か口から,ついつい「いけません」「やめなさい」の禁止の言葉や命令の言葉が出てしまいました。母親である私の娘は,四六時中,過干渉と思えるほどの禁止語や命令語の連続。まだ3歳,いや,もう3歳ですが,こんなころから,言葉での干渉が,子どもの行動や思考を抑制していくのかと考えさせられました。子どもの安全を守りつつ,過干渉を避けるにはどんな方法があるか? 孫を通して探ってみたいと思います。14日(日)午後,孫たちが札幌へ帰り,ホームページ更新の時間を少しだけ取ることができました。(02年04月14日)
 9日は始業式でした。久しぶりに登校する子どもたちを迎えるために,校門に立ちました。進級したせいか,どの子もどことなく頼もしく見え,「がんばるぞ!」という意気込みが体からあふれていました。
 名古屋は8日が入学式でした。桜はすっかり散ってしまっており,桜をバックにした記念撮影ができず,もっぱらチューリップに人気が集まっていました。式辞の中で,急に話の中での約束をカードで提示しようと思いつき,教務や一部の先生に準備をしてもらい,ずいぶんと迷惑をかけてしまいました。しかし,その提示のおかげで,1年生の目を引きつけることができ,まずまずの入学式となりました。(02年04月08日)
 朝日新聞の「あのね−子どものつぶやき」や中日新聞の「おたまじゃくし」を見るのが楽しみです。どちらも,幼児や小学生が口にした言葉を取り上げ紹介しています。5日付の朝日新聞の「あのね−子どものつぶやき」に,2歳の幼児が<桜が散り始めたのをみて「お母さん,春が降ってくるね。きれいね」>が載っていました。2歳の幼児の<春が降ってくる>という発想が,年齢を重ねるごとに貧弱となり,小学校の高学年にもなると,思いついていても口に出すことがなくなってしましまいます。学校教育が,ややもすると「成型教育」になってしまっていることが発想の豊かさをうち消しているようにも思います。新学習指導要領の完全実施を機会に,「形成教育」をめざしたいと思います。(02年04月06日)
 名古屋では,4月に入ったばかりだというのに,最高気温が26.4℃と「真夏日」になりました。平年値が17℃なので,9℃も高いことになります。校庭の桜は,まさに花吹雪の状態で,校庭が桜色に染まっています。8日が入学式ですが,葉桜になっていることでしょう。その桜吹雪を見ながら,勤務校のホームページを,新年度に向けてリニューアルしています。トップページをフレームにしたため,これまでのページからのトップページへのリンクが無限リンクになってしまい,修正に時間がかかりそうです。(02年04月02日)
 新しい年度が始まりました。同時に,完全学校週5日制のスタートであり,新学習指導要領の完全実施の年でもあります。政治も経済も社会も,変革が激しく行われ,「これまで通り」が通用しない時代となってきました。時代の変化に取り残されないよう,また,時代の流れの渦には巻き込まれないよう,新年度のスタートでの決意を新たにしているところです。(02年04月01日)
 車いすをそのまま乗せることができるTOYOTAのノアに乗り換えました。「車いすに座ったままでの乗車を可能にしたスロープタイプです。スイッチひとつでスロープの展開・収納と車高降下ができ,なだらかなスロープでスムーズな車内への移動が行えます。」……しかし,母親の退院はまだ目途がついておらず,しばらくは空の車いすを乗せての走行ということになります。新車はいいですね。走行の際の音が静かで,乗り心地も抜群です。今日は,早朝に起き護国神社まで桜見物に行ってきました。8日の入学式には,もう葉桜になっていることでしょう。(02年3月31日)
 父親の遺産相続のことで,いくつかの銀行を訪問しました。どの銀行も同じ手続きで済むと思っていたら,認識が甘く,必要な書類も微妙に違うし,窓口の応対の仕方も様々です。<銀行>という最大公約数でくくられた存在やイメージは,どこも同じと考えていたことが,銀行巡りをして,様々な個性を持っていることが分かりました。銀行の客である私が,いくつかの銀行を同じ目的のために巡って初めて,それぞれの銀行に大きな違いがあることに気付いたのは,比較をすることができたからです。応対の悪い銀行の窓口で,ついつい声を荒げてしまいましたが,係りの曰く,「銀行によって様々ですから……」という言い訳でした。しかし,声を荒げたことで,もう一度来て欲しいという銀行の要求を撤回させ,その日に手続きが終わったことは,やればできるわけで,やらないという体質だったのかと,さらに腹が立ちました。<学校>という最大公約数でくくられたもので,いろいろなことが議論されますが,やはり各学校には個性があるはずで,その個性を売りに出さなくてはならないと思います。しかし,井の中の蛙であることが多く,今回の私の銀行での経験を同じようなことを,子どもや保護者にしているのではないかと,内省をしました。(02年03月28日)
 お彼岸ということで,お寺で行われた春期彼岸会に出席しました。これまでは父親が出席していましたが,亡くなってからは私が出席しています。どちらかというと信仰心の弱い私ですが,ここのところ,会のあるたびに出席しています。住職から,「この彼岸会に出たからこそ,お会いできる方がいる。これがご縁です」という話がありました。勤務先の学区の隣の学区に檀家の会の会長がいて,私が腹話術をやるということを聞いたとのことで,彼岸会のあとで腹話術を披露しました。その後,年輩の方があいさつにみえて,「私は,名古屋市の学校保健会の会長で……」を紹介を受けました。これも,住職の言う『ご縁』なんですね。(02年03月21日)
 卒業式を来週に控え,6年生に講話をしました。子どもの前に立って授業らしいことをやるのは15年ぶりとあって,45分が随分と長く感じられました。自分の「心」を絵であらわしなさいなどと,難しい課題を出したために,取り付きにくかったようです。中学校に勤めていたとき,3年生の生徒に同じことをやったときは,大半の生徒が自分の心の内を描きあらわしてくれたのですが,3年間の差は随分と大きなものだと,いまさら思いました。(02年03月11日)
 朝日新聞の3月9日付夕刊に,愛知県立千種ろう学校に今春入学する予定の名古屋市内の5人の児童が,学校の教師の手話能力が不足しているとして,愛知県立岡崎ろう学校に入学先を変更するという記事が載っていました。教師の手話能力が,千種ろう学校に比べて岡崎ろう学校の方が優れているという理由であり,保護者の言葉として,「義務教育である以上,本来は学校が子どものニーズにあわせてもらいたい」と語っていることを記事にしています。公立学校が,学校の実情に子どもがあわせろという親方日の丸的な面が無きにしろあらずで,公立校に勤める者にとって,注目すべき保護者の動きかと思います。子どもがいるからこそ学校があるのであり,学校があるから子どもが来るという考えであってはならないと思います。子どものニーズにあった学校経営を目指したいものです。(02年03月09日)
 与えられれば「押しつけ」とか「強引」という声が聞こえ,与えられなければ「不親切」とか「ほったらかし」という声が聞こえ,人は常に自分の都合を『ものさし』としている。会議の前半で当局の無能を指摘していた同じ人が,後半では当局の過介入を指摘する。国→県→市と降りてきたものに,いくら意見を述べても,市単独で変更することがままならぬことが分からないはずはないのに……。「やれないのか」「やらないのか」の議論なら,内容があるのにと思いながらの会議が多い。(02年03月02日)
 本日は,宣伝です。総合教育技術(小学館発行)の3月号に,私の拙稿が載っています。小学館から原稿依頼があったとき,私の専門外のことなので,どうして私に原稿を依頼してきたのかを担当者に尋ねました。学校のホームページを見て,テーマにあった内容だということで依頼したということでした。いざ,雑誌になってしまうと,なんともまあ,薄っぺらな内容かと,いまさら悔いているところです。私の本名,勤務先,人相を知りたい人は,ぜひ,総合教育技術(小学館発行)の3月号(定価800円)をご購読ください。(02年02月17日)
 授業後,2年生の児童が,私の部屋を訪ねてきて,カステラまんじゅうをプレゼントしてくれました。バレンタインのチョコレートの代わりかなと思っていたら,「きょうは,先生のお部屋に入れてくれてありがとう。お礼です」と頭を下げました。そういえば,算数の時間に,「先生の背の高さをはからせてください」といって,4人の児童が訪ねてきたのを思い出しました。家に帰ってから,わざわざ届けてくれたそうです。おいしいおいしいカステラまんじゅうでした。(02年02月14日)
 久しぶりにS君の話題。まずは,13日の朝,手に持っていた部活のユニホームを私の顔の前にヌッとつきだし,ニヤッと笑って校内に。2時限後の休憩で運動場に出てきたが,同級生の女子が縄跳びをするそばでじっとたたずんでいる。男子との接触は無し。休憩の終わりごろに抜き打ちの避難訓練を行う。みんなが運動場に整列している間,指令台のそばでじっとしている。避難訓練終了後,校舎内にはいるときに,私にべっとりと巻き付いてくる。なんとなく集団の中には入りづらそうで,何となくフラフラしていることが多い。以前のような険悪な顔つきは消え,穏やかな顔でユニホームを突き出したり,ベットリとくっついてきたりするが,さて,何を訴えようとしているのか? 察してやらなければと思いながらも,心を読みとるのは難しい。卒業まで残り1カ月。彼と,あとどれくらい関わってやることが出来るだろうか?(02年02月13日)
 昨日からの雪が積もり,子どもたちは手に雪玉を持って登校。中には,雪玉をポケットに入れている子もいて,中がぐしょぐしょ。木に積もっている雪を,枝を揺すって落とし,頭にかぶって大喜びの子もいました。雪が降ると,何となく心が華やぐようです。(02年02月12日)
 名古屋は,朝から雪がちらついています。先週は,最高気温が14度にも達する温かい日が続きましたが,今週は寒い日が続きそうな気配です。湿度が高ければインフルエンザはおさまるということですが,この寒さでは,かぜの流行が心配です。私にとっては,今週は超多忙な日が続きそうで,今から気が滅入っています。(02年02月11日)
 孫が北海道から遊びに来ています。ホームページの更新をしようとパソコンの前に座ると,飛行機を見せろと言ってせがみ,ホームページの更新がままなりません。飛行機のホームページにアクセスをしてやらないと,ウルトラマンパワーでやっつけられてしまいます。ウルトラマンパワーに負けないよう,合間を縫ってホームページの更新をしているので,時間がかかって仕方ありません。でも,孫の仕草は沈みがちな心を活気づけてくれ,帰宅が楽しみなこのごろです。(02年02月05日)
 讀賣新聞に,「民主党が3月1日から,ファクスによる党内連絡や資料配付をやめて,原則として電子メールに切り替える」という記事が出ていました。ただし,「着信メールのチェック漏れが予想されるので,緊急連絡は別途検討する」とも書いてありました。チェック漏れの心配をすると言うところが,まだまだ電子メールへの信頼がないということでしょうか。ファクスにしても,未だに,送付したという電話をかけ,受け取ったという電話を返すといった様子もなきにしもあらず。電子メールも常時接続の時代。チェック漏れも無くなるのではと,思うのですが……?(02年02月05日)
 児童集会で,英語を使った集合ゲームとジャンケンゲームが行われました。集合ゲームは,児童会役員の指令で何人かが集まるゲームです。また,ジャンケンゲームは2人組になって行います。どちらのゲームも一人では出来ません。グループになるとき,必ずメンバーに入ることができない子が出るのですが,気になったのは,いつも決まった子がグループに入れないことです。中には,自ら「こんな遊びおもしろくない」と言って,集団の中から離れていた子がいました。そういえば,この子はこの前の研究授業でも,「学区探検なんか行きたくない」と言っていました。何が,この子をこういう状況にしてしまうのか……私の心の中に引っかかったまま一日が終わってしまいました。(02年01月31日)
  「おはよう」と登校する児童に声をかけたら,返事をせずにポケットから手を出しニヤッと笑って通り過ぎていく子がいました。何で急にポケットから手を出したのかと思ったのですが,すぐに今週の生活目標が,「ポケットに手を入れて歩かないようにしよう」であったことを思い出しました。通り過ぎた後ろ姿を見送りながら,思わず,ニヤッと笑いが出た私でした。
 確定申告の時期がきました。9月に亡くなった父親宛に確定申告の用紙が郵送されてきたので,税務署に問い合わせたところ,「準確定申告」が必要とのこと。死亡してから4カ月以内に行わないと,未納があった場合には延滞金がつくという説明でした。未納かどうかを知るには,源泉徴収税額が分からなければ駄目といわれ,社会保険事務所へ源泉徴収票の発行をお願いに行きました。請求の用紙に父親の名前を書き,その後ろに「印」とあったので,係りの人に「私の印でいいですか?」と尋ねたら,『死んだ人に印鑑は必要ない』と冷たい返事。せめて,『印鑑は必要ありませんよ』と優しく言ってくれればと思い,ちょっぴりムッとしてしまいました。その後,『1カ月から1カ月半ぐらいで届きますから』と言う説明に,「エッ」と思わず口にしたら,『源泉徴収票は東京から送られてくるんですからね』と追い打ちの言葉。そこで反省。自分も何気なしにこどもや保護者にムッとする言葉を投げ掛けているんではないだろうか? 何も知らない人への説明は,分かりやすく丁寧に……。(02年01月29日)
 明けましておめでとうございます。今年も,「名古屋の教育」の話題を中心に,「愛知の教育」「全国の教育」の話題をお届けします。名古屋で発行されている新聞が情報源ということで,著作権法に触れないよう,4W1Hのみの記述にとどめています。そのため,ときどき理解しにくい文章になってしまいますが,詳細が知りたい方は,新聞名と日付を元に該当の新聞記事をお読みください。提供させていただいた話題が,学校教育や家庭教育に少しでもお役に立てば幸いです。(02年01月04日)
 昼から指定休が取ってあったので,父が入っていた簡易保険の名義変更や死亡保険金の手続きに行ってきました。郵便局へは2度目です。手続きに何を準備したらいいかが分からず,1回目は準備するものを聞いてきただけでした。まず,戸籍謄本を父の本籍がある区役所まで取りに行き,郵便局で手続きをしましたが,完了するまでに何と1時間半もかかり,いささかうんざりです。父が亡くなってから3カ月も経つのに,未だに手続きの済んでいないものがいくつか残っており,年明けに入りそうです。すべてが完了するまでに,さーて,いつまでかかるやら?(01年12月25日) トップへ
 冬休みに入り,3日間もの連休であったにもかかわらず,雑用に振り回され,気ぜわしい日々でした。ほんの少しだけ時間がとれたので,名古屋駅まで出かけ,ツインタワーの電装と栄のテレビ塔に登ってきました。名古屋駅の混雑ぶりは想像以上で,歩くのも困難なほど人であふれていました。電装は,ツインタワーの真下で見るよりも,離れてみた方がきれいでした。テレビ塔は,本当に久しぶりに昇りましたが,クリスマスイブの日ということでチョコレートのプレゼントがあり,ラッキーでした。それにしても,前を見ても後ろを見ても,右を見ても左を見ても密着度の高いアベックばかりで,気分がすっかり若返りました。(ウフフ!)(01年12月24日)
 アーア,やれやれ。11月下旬から受信ができなくなっていたメールがやっと受信できるようになりました。メールサーバーに保存されているメールを削除するソフトを見つけ,ダウンロードしてメールサーバーに残っていたメールを全部削除しました。便利なソフトがあるのものです。せっかくいただいていたメールに返事ができないものがあり恐縮です。(01年12月23日)
 12月22日は冬至。日照時間がだんだんと増えていきます。荒れた中学校に勤めていたころは,日が短くなるのが待ち遠しかったのですが,今は日が長くなるのを待ち遠しく思います。日が短くなるのを待ち遠しく思ったのは,問題行動を起こす生徒が,太陽が出ている間,学校にいて,その行動に気を配るだけで神経が疲れてしまうからです。今となれば,懐かしい思い出ですが……。冬至になっても,しばらくは日の出は遅くなりますが,まもなく,朝の犬の散歩も太陽の姿を見ながらできるようになり,本当に嬉しく思います。(01年12月22日)
 12日朝の名古屋は,今冬一番の冷え込みだったということです。愛犬(?)の散歩をしていて,水たまりに薄氷がはっているのを見つけました。。最低気温は氷点下かと思ったら,1.4度だったそうです。平年よりも1.5度低いそうで,12月下旬並みの気温だということでした。朝,子どもたちを出迎えるため,南門に立ちますが,近くのビルのせいで陽が当たらず,一層寒さを強く感じます。(01年12月12日)
 1941年12月8日(現地7日)に,「新高山登レ」の暗号電報を受けた日本軍の機動部隊が,ハワイ・真珠湾攻撃を行いました。日米開戦……太平洋戦争の開戦記念日です。8月15日の終戦記念日はマスコミも大きき取り上げますが,12月8日の開戦記念日はあまり関連記事を見かけません。この太平洋戦争のため,叔父と義父が戦死,祖父が空襲で爆死しています。二度と戦争の無いことを祈りつつ,戦争の犠牲者に冥福を祈ります。(01年12月08日)
 匿名で作ってきたホームページ「教育 in 名古屋」も,作者が私であることが知られるようになり,この「一言日記」が書きづらくなってきました。私が何を考えているかを知られることは別段構わないのですが,言葉を選びながら書くことの苦手な私にとっては,苦痛になりかけています。これからも,立腹されるような一言日記が出てくるかもしれませんが,「また,あいつが……」と一笑に付してお読みください。(01年12月6日)
 保護者から,文部科学省のいう「生きる力」と,学校がいう「生きる力」と,親が考える「生きる力」とにズレがあるのではないかというメールをいただきました。勤務校では総合的な学習の時間に地域学習を取り上げています。親からの指摘は,地域学習は否定しないが,周りの支援するエネルギーが膨大で,無駄が多いのではないかというものです。きょうも5年と6年が地域に出て,自分たちの計画に基づいた探訪をしたのですが,担任は事前準備にかなりのエネルギーを費やしていました。指摘を受けたズレとは何か,じっくりと考えてみたいと思います。(01年12月4日)
 メールの受信ができなくなり困っていましたが,ひょっとしてサーバーからフリーメールへ転送ができないかと試みたところ,うまく転送できるようになり,受信メールを開くことができるようになりました。ただ,転送の手続きをするまでにサーバーにたまっているメールは,まったく読み込むことができません。もし,その間に送信をしてくださり,返信が届いていない方がいらっしゃいましたら,再度の送信をお願いします。(01年12月02日)
 29日は,全校の児童で学校の隣にある公園の落ち葉拾いに取り組みました。落ち葉が,45リットル入りの袋に69袋集まりましたが,このほかに不燃物が4袋と空き缶が1袋,ペットボトルが1袋集まりました。落ち葉は自然のなりわいであるので何の不思議もありませんが,不燃物や空き缶,ペットボトルが計6袋も集まるということは,いささかの驚きです。シンガポールへ行ったときに,街がとてもきれいだったことが印象的でしたが,ゴミを捨てると罰金を取られるという話を聞き,納得しました。朝の登校指導の時に,校門の付近の落ち葉はきをしていますが,毎日,タバコの吸い殻が驚くほど集まります。心の教育は,大人にも必要かもしれません。(01年11月29日) トップへ
 ある会で,退職された先生から話を伺いました。私立校に勤務され,私立中学校の説明に市内の小学校へ出かけられるということですが,その学校の職員の対応や学校の雰囲気に懸念されることが目に付くという苦言でした。子どもや親は,会社で言えば持ち主のはずなのに,先生方は自分の学校であるような振る舞いが見られ,雇用関係を逆転して捉えているのではないかという話が,心に残りました。株主である子どもや親に対して,学校は説明責任を課せられているはずであるし,情報提供をもっとしなければ,公立校はますます信頼をなくすであろうということです。心が引き締まる思いです。(01年11月29日)
 27日の日中は,10度を切り,平年値よりも4度も低い12月中旬並みの気温だったといいます。校庭の桜の葉もほぼ散り去り,冬の到来を感じさせます。いくら寒くなっても,心だけは冷やさないようにしたいと思っています。(01年11月27日)
 昨日から,メールの送信はできるものの受信がまったくできない状態です。ソフトを変えてみたり,他のパソコンから受信を試みたりしましたがサーバーへつながりません。配信数は増える一方で,このまま受信できないと未読メールがたまる一方で,どうなることやら。以前にも,容量の大きいメールが届き,一時つながらない状態になったことがあり,プロバイダーに連絡したらソフトの問題だという返事で,1週間ほど受信できなかったことがあります。受信をするためには,さて,何をどうすればよいやら?(01年11月26日)
 浄土真宗の宗祖親鸞の忌日ということで,檀那寺の報恩講に行ってきました。受付で,檀那寺の後援会長さんから「一度,法話の時間に腹話術をやってくださらんか」といきなり声をかけられました。先日,学区福祉協議会と民生委員会の主催で行っている高齢者対象の昼食会で,私が腹話術をやったということを聞いたのが,依頼のきっかけだということでした。勤務先の学区でのことが,まったく縁もないと思っていたお寺で話題になるとは……縁は異なものといいますが,人と関わりは不思議なものだと痛感しました。3月の彼岸会で腹話術をすることを約束してしまいました。腹話術で法話ができるかな? 悩みが一つ増えました。(01年11月25日)
 北海道から娘婿の両親が所用があって名古屋にみえ,榮のホテルまで送っていきました。久屋大通が,札幌市の大通公園に似ているということで,100m道路を走りましたが,違法駐車がびっしりで,ご両親が「こんなに違法駐車があっても平気なんですか?」と疑問を持たれました。ホテル近くの道路は,道路の両側に違法駐車の車が並び,運転もままならない状態で,さらに驚きを増されたようです。また,公園内のホームレスのテントにもびっくりして見えました。もっとも,北海道では寒くてホームレスが暮らすことはできないそうですが………。(01年11月24日)
 19日の朝の話題は,何といっても「しし座流星群」のことです。登校指導をしていると,「見たよ」「流れ星,すっごくきれいだった」と話しかけてきた児童がたくさんいました。ここのところ心身ともに疲れ気味の私は,熟睡中の出来事で残念ながら見ることができませんでした。この後は33年後とか? その時は,もうこの世には存在していない可能性の方が強く,子どもたちの話を聞いていて後悔の念でいっぱいです。残念,無念でした。(01年11月19日)
 日本の経済が,デフレ傾向にあることを報道する記事が目立つようになりました。新聞の経済欄をみていると,会社の合併の話題や赤字決算の見込み,給与やボーナスの削減などの記事がひんぱんに目に付きます。デフレのあとは,極端なインフレになるとの記事も見かけます。極端なインフレとなれば,預金は紙くず同然。このまま経済破壊が続けば,リタイア後の生活は暗黒の時代。私たち庶民の生活は,これから先,どうなってしまうのでしょうか?(01年11月14日)
 学校と家庭,地域の連携を密にするために,地域コミュニティーのシステム形成を思案しています。学校から発信されるホームページや学校だよりは,ややもすると学校からの一方的な情報発信に終わってしまい,コミュニティー形成まで高めることは難しいように思います。家庭からも,地域からも子どもたちの育成のための情報が発信され,学校・家庭・地域が情報の共有ができれば,「おらが街」の子どもたちという地域ぐるみの子育てが可能になるように思います。手っ取り早いのは,メーリングリストの活用と,学校・家庭・地域の共有のホームページの開設でしょうか? すぐにでもできそうな気もしますが,運営の点でいくつかの問題もあるように思います。地域コミュニティーのシステムがすでに形成されている地域があれば,ぜひ知りたいと思います。情報の提供をお願いします。(01年11月13日)
 過去に勤めていたK中学校が創立20周年を迎え,記念式典に出席してきました。創立10周年の時にその中学校に勤めていたので,それから10年が経ってしまったことになります。久々に出かけた学校の周辺は,田んぼが埋め立てられ家が建ち,すっかり様変わりしていました。10年一昔とはよく言ったものです。10年前は,田舎の子供だった生徒も,すっかり都会の子供に変身しており,ちょっぴりさびしい気持ちがしました。(01年11月08日)
 7日は立冬,名古屋では最低気温が7.4度と,今季一番寒い朝でした。寒い,寒いと言いながら登校する子どもたちの中で,半そでで登校する子どももいて,その元気さに驚きました。話は変わりますが,下校時に私の部屋をノックして,ガラス窓からニッコリと笑顔を見せた子がいました。誰かと覗いてみたら,6年生のS君でした。すぐにドアを開け廊下に出ると,S君は手を振りながら土間へ向かうところでした。次はどうやって接触してくるか,楽しみです。(01年11月07日)
 時々迷惑メールなるものが届きますが,今日届いた迷惑メールに何とBBCの一覧が一緒に送られてきました。kzで始まるメールアドレスが約100も書かれていました。自動的にアドレスを作り出すソフトを使って作成をしたのでしょうか? ドコモの携帯メールでも迷惑メールが頻繁に届き,アドレスを数字入りのものに変更してから,1通も届かなくなりましたが,今回のような迷惑メールを届かないようにするには,どんな手だてがあるのでしょうか? アドレス変更しかないのでしょうか?(01年11月4日)
 6年生のS君の話題−−−2日は音楽集会が体育館でありました。坂本竜一作詞・作曲の「ビリーブ」の練習です。練習が終わり,担当の5年生が「ビリーブ」を歌う中,他の学年の児童は教室に帰りました。S君は出口に向かう途中で方向を変え,ビリーブ」を口ずさみながら舞台の方へ向かいました。とっさに抱きかかえるようにして,歌っている5年生の場所に連れて行きました。S君は5年生と一緒に,全校の児童が体育館を出るまで歌い続けました。その後,合唱台を5年生が片づけました。S君はどうするだろうと見ていました。何と,5年生と一緒に合唱台を片づけているではありませんか。6年生という集団の枠からははみ出したことになりますが,合唱台を片づけているS君の姿に,何だか心和む気がしました。(01年11月02日)
 一日の仕事を終わり,帰宅するために学校の前の道路を東に走り出したら,その道に先端に,大きな幻想的に輝く月が昇りかけていました。月齢14.79−−満月といっていいかと思います。久しぶりに見る昇りかけている満月の姿は,ここのところ疲れに疲れている身体と心を洗ってくれたようです。家に着くころには月もすっかり昇り,あの幻想的な姿は消え,ただの満月になっていました。やらなければならない仕事がまたまたたまりだし,やりたい仕事が思うようにできなくなってきました。幻想的な月の姿は,圧迫され続ける心の一服の清涼剤となりました。(^^)/~~~(01年10月31日) トップへ
 30日,政府が今年度の文化勲章と文化功労者の受章者の名前を発表しました。文化功労者の中に,毎年,ノーベル物理学賞の候補者にあげられる素粒子物理学の小林誠・高エネルギー加速器研究機構教授(57)があります。小林教授は,私の現在の勤務校の出身者ということで,受章をとても嬉しく思います。さっそく,子供たちに知らせ,一緒に祝いたいと思います。(01年10月30日)
 つい最近転校してきた6年生のS君は,登校時に「おはよう」の声をかけると,フンといった仕草でわざと顔をそむけます。顔をそむけるということは,私の存在を認めているということなので,さらに関心を持たせようと,いろいろとちょっかいをかけることにしています。29日は来年度入学する子たちの「就学時健診」でした。S君も6年生ということで,教室への案内の手伝いをすることになっていました。廊下をあちらこちらに走り回るため,手を取り握手を求めました。S君は,自分の方が握力が強いぞということを示したかったのか,強く握り返しましたが,私は強く握らなくても相手が痛がるほどの握り方のコツを知っています。そのコツで握り返したら,かなり痛かったらしく,「もう一度握手しようか」の声に,『もういい』との返事。その後は,しっかりと案内役を果たしていました。さーて,次はどんな手で彼を引きつけようか……楽しみが増えました。(01年10月29日)
 「人には逃れられない法則があります」……父の忌明け法要での住職の言葉です。それは,『死』。なるほど,これは誰もが避けることができない法則です。『死』は,例外なく誰にでも訪れることは分かっていますが,何となくもやもやとした気持ちになりました。死生観を語るほどの悟りを開くことのできない今,父の死から何を学び,これからどう生きていくか,大きな課題が残りました。(01年10月28日)
 「先生,ちょっと座って」……登校してきた3年生の子が声をかけてきました。負ぶってほしいのかなと思い腰をかがめると,案の定,背中に負ぶさってきました。「うーーん。おじいちゃんの背中だ」と言って,べったりとくっつき,なかなか降りようとしません。体重は23キロだというのですが,なかなか重く感じます。「離れんよ。3年の教室まで負ぶってって」と言うので,職員室まで負ぶって連れていきました。職員室へ来て,やっと降りてくれましたが,「また,明日も負ぶってね」と言い残して去っていきました。23キロとはいえ,かなりのエネルギーがいりました。明日からしばらく続くかな? こりゃ,大変だ。(010年10月24日)
 勤務校のサッカー部の試合を見て,自動車免許証の更新に行ってきました。サッカー部の試合は,PK戦で惜しくも負けましたが,エキサイトする見応えのある試合でした。免許証の更新は,書き換えに行くたびにシステムが変わっており,今回は申請用の写真が不要となり,申請用紙に記入するとすぐに視力検診を行いました。随分と時間短縮され,予定していた時間が30分ほど浮くことになり,ありがたかったです。それにしても,免許証の写真はいつ見ても満足できない写りです。これは,被写体が悪いからしかないかも………。(01年10月21日)
 「〜ねばならない」という調子の電話が2件もかかってきて,腹立たしい思いをしました。かけてきた人は,親切心でかけてきたのだと思いますが,余りにも押しつけがましく聞こえたので,つい悪い癖が出て,難癖を付けてしまいました。道理が引っ込むはずはなく,道理を引っ込めろと言う言い方は,無性に腹が立ちます。難癖を付けられた人は,私がなぜ怒っているかが分からなかったようで,電話を切ってから怒ったことがばからしく思えました。私の性格をご存じの方は,お願いですから,「〜ねばならない」という言い方だけはご遠慮ください。仕事は気持ちよくやりたいものです。<この文を読んでも,何のことか分かりませんね。失礼。>(01年10月19日)
 車のエアコンの吹き出し口から,なま暖かい風が吹き出してきました。気温が16度だということでした。室内温度の設定を25度にしてあるため,気温が16度であれば吹き出し口からは温風が吹き出して当たり前ですね。登校する児童たちは,「寒い!寒い!」と言いながら,校門をくぐっていきました。これで,一気に紅葉が進むことでしょう。(01年10月18日)
 毎朝,校門で登校する子供たちを迎えることを日課としていますが,あいさつをしない子がたくさんいます。あいさつができないのは今の勤務校に限らず,これまでの歴任校でも同様です。仲のよい子を校門で待っている子がいますが,その友だちが来ても,あいさつはほとんど見られず,顔を合わせるとすぐにおしゃべりが始まります。車で送ってもらう子どもが何人かいますが,車から降りても親にお礼を言うこともなく,また親も声をかけることもなく車は走り去り,子供は校門に駆け込みます。我が家では,朝はおはよう,夜はおやすみのあいさつを習慣としており,車で娘を送ったときは「いってらっしゃい」「バイバイ」とあいさつをするので,子供たちがあいさつをしないのが不思議で仕方ありません。あいさつを交わすのが当たり前だと思っていたのですが,皆さんの学校,家庭ではどうなんでしょうか?(01年10月17日)
 間もなく誕生日。運転免許証の更新が近づいてきました。これまで,免許証の更新に合わせて眼鏡を新調してきましたが,今回も眼鏡を新しくすることにしました。以前の免許更新は3年ごとでしたので,眼鏡も3年ごとに変えていたのですが,今回の新調は5年目ということになります。レンズがプラスティック製いうこともあり,随分と傷が付き見づらかったのですが,新調したおかげで世間が明るく見えるようになりました。人の心も,これで明るく見えるようになるといいのですが……。(01年10月16日)
 久しぶりに栄へ出かけました。三越で買い物をしましたが,売り場ごとで「カードはありますか」と尋ねられました。百貨店で買い物をすることはほとんどないのでカードは持っていません。カードを持っていると,5%割引だそうです。預金の利息を考えると,5%というのはかなり大きいと思います。今日一日の買い物で,宴会の費用分ぐらい損をしたことになります。何だか重苦しい気持ちで帰宅しました。(>_<)  (01年10月14日)
 名古屋大学大学院理学研究科教授の野依良治さん(53)のノーベル化学賞が決まり,関連記事が連日新聞をにぎわせています。私の勤めている小学校を出身した方もノーベル物理学賞の候補者とかで,ノーベル賞決定の数日前に中日新聞と朝日新聞から連絡がありました。中日新聞の13日付夕刊に,東海地方に関わりのある方で,ノーベル賞候補者がたくさんいるという記事が載っていました。本校出身の方が,来年こそ受賞できるといいのですが……。名古屋に関わりのある候補者は次の方々だそうです。(01年10月13日)
<医学生理学賞候補>
西塚泰美・前神戸大学長(69) 神経伝達物質・タンパク質リン酸化酵素C(PKC)の発見 旧制昭和中学,県立瑞陵高校出身
竹市雅俊・京都大学大学院理学研究科教授(57) 細胞同士をくっつける接着剤の役割を果たすタンパク質・カドヘリンの発見 市立向陽高校,名古屋大学,同大学院出身
<物理学賞>
小林誠・文部科学省高エネルギー加速器研究機構教授(57) 基本粒子のクォークが6種類あることを理論的に予言 県立明和高校,名大理学部,同大学院出身
益川俊英・京都大学基礎物理学研究所長(61) 基本粒子のクォークが6種類あることを理論的に予言 市立向陽高校,名大理学部,同大学院出身
飯島澄男・名城大学理工学部教授(62) ナノテクノロジーで注目されるカーボンナノチューブの発見 名城大学理工学部教授
<化学賞>
中西香爾・米コロンビア大学教授(76) 生体で働く多くの天然有機化合物の構造を決定し,それが生物の中で果たしている機能の解明 名古屋帝国大学出身,元名古屋大学助教授
赤崎勇・名城大学理工学部教授(72) 窒化ガリウム系半導体の新しい結晶成長技術の開発,青色発光ダイオード実現の基礎を構築 元名古屋大学教授,名城大学理工学部教授
 父親が亡くなって,1カ月が経ちました。父親がやっていた家庭での仕事を一手に引き受け,自分の時間がぐーんと減ってしまい,ゆとりのない生活をしています。まだまだ手続きをしなければならないものがたくさんあるようですが,手につかない状態です。確定申告も40日以内だということですが,貴重な時間を使って手続きをしても,戻ってくるお金は少なそうなので,これは,まあ放棄かな?(01年10月12日) 
 教研のリハーサルが校内でありました。パワーポイントを使って動きのある提示で,とても分かりやすく感心しました。30年ほど前,新卒4年目で教研をやらされた(?)ときは,OHPが出はじめたばかりで,TPにカラーシートを貼ったり厚紙でマスキングをしたりで,現在の提示方法とは隔世の感があります。印刷もガリ版で,ガリ切りではずいぶんと苦労したものです。(01年10月11日)
 今日はどういうわけか,出会ったた複数の人から「不況」の話題が出ました。公務員の方からは,「不況と言われるけど,外食をしている人がずいぶんいる。本当に不況なんだろうか」という話が,2人のタクシーの運転手からは,「610円の初乗りの人たちでも大歓迎です。タクシーに乗ってくれる客が少なくて,実車になるだけでも感謝しなきゃ。夜なんかほとんど客を拾えませんよ。まさに不況のまっただ中ですね」と聞きました。県財政が厳しいことから給料が減額されているとはいえ,公務員の認識には甘さがあるんでしょうね。(01年10月10日)
 ここのところ毎夕,主夫をしています。といっても,母親の夕食の準備ですが……。大げさな料理はつくれないので,総菜を買ってきて組み合わせたり,手を少し加えるだけでよい料理を作っています。毎日夕方になると,何を食べさせようかと悩むのは,まさに主夫です。きょうは,コンニャクとかくふ,ホタテの煮付けを作りましたが,濃い目の味付けになってしまいました。野菜サラダを作ろうと,キュウリやダイコン,ニンジンの細切りを作るつもりが,なんとまあ,太切りしかできません。母親は文句も言わずに食べていましたが,うまいものを食べさせるように,料理の腕をあげなきゃ………。自宅に帰り,妻の作った料理は,さすがです。こんな状態ですので,ホームページの更新は,当分,ささやかにしかできません。(01年10月09日)
 あわただしく毎日を過ごしています。生活リズムがすっかり変わったため,ホームページの更新まで手が回らない状態で,しばらくは,更新できない状態が続きます。時間ができたときに更新をしますので,時々は覗いてみてください。(01年10月08日)
 1日は「中秋の名月」でしたが,あいにく雲が多く,雲の切れ目からのぞく名月観賞となりました。真ん丸の月でなく,一部が欠けているような気がしていましたが,正しい見方だったようです。2日の夜空には雲がほとんど出ておらず,満月の真ん丸な月をじっくりと鑑賞することができました。新しい生活リズムになかなか慣れることができず,心身ともに疲れ気味の中,真ん丸の月は,心の疲れを癒してくれました。ホームページに載せたい話題がまだたくさんありますが,思考活動が停止してきましたので,中途半端ですが本日は終了。(01年10月02日)
 愛知県教育委員会がホームページで,「学習の評価の仕方が変わります」というタイトルで,平成14年度から実施される学習指導要領に基づく評価が,これまでの相対評価から絶対評価に変わることを載せています。使用する教科書も決まり,そろそろ評価基準の在り方を研究する時期がきたようです。2学期にはそれぞれの学校で基本線を打ち出し,3学期には評価基準を完成させなければなりません。各教科書会社のホームページに,14年度の年間指導計画を立てるための資料が載っているので,これを参考に,さっそく計画立案に入りたいものです。(01年09月30日)
【参考】愛知県教育委員会の「学習の評価の仕方が変わります」=http://www.pref.aichi.jp/kyoiku/gimukyoiku/hyoka/index.html
     名古屋が採用する教科書会社のホームページリンク集=http://www2.starcat.ne.jp/~kzykysd/kikan.htm
 200人規模の小学校の運動会と,800人規模の小学校の運動会をはしごしてきました。800人規模の小学校の運動会は,迫力を感じました。昨年までいた学校なのに,大人数での演技がこんなにも迫力をもたらすものかと,改めて感激しました。小規模校の良さと大規模校の良さを知ることのできた一日でした。(01年09月29日)
 土曜日に運動会を行ったため,25日は代休でした。いくつかの銀行巡りをしましたが,どの銀行にもやたらと小学生の姿が目に付きました。居住学区の小学校が休日に運動会を行ったため,代休だったようです。ほとんどの子どもは,母親のそばで静かにしていましたが,中に銀行の中で走り回ったり備え付けの雑誌を放り投げたりで,見ている方がイライラしてきました。この子は,日々,学校でも手に負えない子かもしれないなぁと思いつつ,担任の先生の苦労している様子が頭をよぎりました。この子は,家庭でどんな生活をしているのでしょうね?
 今日は一日,文部科学省の平成14年度予算の概算要求主要事項を一覧にまとめてみました。いずれも,県や市の教育予算と大きな関わりを持っており,予算要望の際の参考になりました。(01年09月24日)
 お彼岸の中日ということで,寺で開かれた彼岸法要へ初めて行って来ました。これまで,彼岸の意味を深く考えたこともありませんでしたが,住職の「彼岸と此岸」についての説教を聞いて,おぼろげですが理解できました。国語辞典によると,彼岸とは,「迷いを脱し、生死を超越した理想の境地。悟りの境地。涅槃(ねはん)。」であり,此岸は,「生死から解脱しない、現実のこの世。」と書いてありました。住職によると,彼岸と此岸は相対するものではなく,一体となった世界であるという説明でした。煩悩の固まりのような私にとって,彼岸の域に達するのはいつのことになるやら? この分では,生のある間は無理かもしれません。
 雲一つない秋晴れのもとで,運動会を行うことができました。学校現場に戻ってから7年目になりますが,毎年,運動会の日には,雨が降るか強い風に吹かれるかして,安心して運動会を見守ることができませんでした。7年目の今年は,前日に雨が降り,天候が心配でしたが,運動会日よりの好天気に恵まれ,一日,安心して運動会に取り組むことができました。父親の葬儀のため,子どもたちの練習を見たのは取り組み始めたばかりのころで,どんな仕上がり方か心配でしたが,どの学年も十分に仕上がっており,先生方の指導と子どもたちの頑張りに,心の中は感謝の気持ちでいっぱいでした。(01年09月22日)
 10日ぶりに「教育 in 名古屋」の更新をしました。まだ,生活リズムが狂ったままですし,葬儀後の後始末がほとんど手に着いていませんので,連日更新できるかどうかは分かりません。しばらくは,滅入った気分や空白になっている感情を埋めるために,気分転換のためにホームページの更新をしたいと思います。
 
 政府の「改革先行プログラム」中間とりまとめ案が明らかになりました。これまでの学校教育の概念を崩さなければならないような内容かと思います。また,名古屋市が,不適格教員の他の職場への配置転換を市議会で打ち出しました。目の前にある道だけを見るだけでなく,道の先にあるものを見るようにしなければならないと思います。不適格教員とは何か? 間もなく明らかになってくることでしょう。(01年09月21日)
 ホームページを更新中に,アメリカのニューヨークで2機の飛行機がビルに突っ込んだというニュースが入ってきました。ニューヨークの世界貿易センタービルのツインタワーに11日朝(日本時間同夜),2機の飛行機が突っ込み,一つのビルが崩落したというものです。12日の朝刊は,この記事で埋め尽くされることでしょうが,テレビ映像を見る限り,特殊撮影の映画を見ているようで,驚く限りです。世の中の激変が起きなければいいのですが……。何だか心配な事故です。(01年09月11日)
 10日は朝刊休刊日だったことと,夕刊には台風15号の記事や中国自動車道での中1女子生徒の監禁致死事件関係の記事が相当量を占め,教育の内容の話題を見るけることができませんでした。名古屋では台風15号の接近で,12時45分に暴風警報が発令され,午後の授業を中止して子どもたちを帰宅させました。緊急な事態にもかかわらず,先生方の機敏な行動で,短時間のうちに子どもたちを帰宅させることができ,ホッとしました。勤務校のホームページに下校の状況を緊急に載せましたが,どれほどの保護者が見てくださったか? 当初は,見てくださる方が少なくても,速報が出るということが知れ渡れば,アクセスが増えるだろうと思います。保護者のニーズに合うホームページ作りを心がけたいと思います。(01年09月10日)
 このごろ,リンクをさせていただいているホームページの管理者から,アドレスの変更のお知らせが相次いで届いています。リンクを貼りすぎて,リンク切れを確認する時間がとれないだけに,とてもありがたいことです。自分がリンクを貼ったのに,どのページに貼ったのかを分からなくて,探すのに一苦労ということもあります。親切な方は,「○○のページにリンク……」と添え書きをいただいて知らせてくださいます。そんな時は,ことさら嬉しく思います。せっかく訪れていただいたのに,リンク切ればかりでは申し訳ないと思いつつ,リンク切れの確認を怠っていますので,もし,リンク切れに遭遇したら,ぜひ,お知らせをください。(01年09月09日)
 「財源不足の市政の中で,教育に無尽蔵にお金を使えない。また,人も雇えない。先生がアイデアを出して,名古屋発の教育改革プログラムを提示する」……松原武久名古屋市長の市長選での演説内容です。「名古屋発の教育改革プログラム」に,大きな期待をしていましたが,なかなかその姿が見えてきません。きっと行政で案を練ってはいらっしゃるのでしょうが,半年経った今,その姿が見えてこないことに少々期待がしぼんできました。トップダウンで案を下ろしてくるのか,ボトムアップで案を吸い上げるのかさえ見えていません。もし,骨子だけでもできているのであれば,教えてもらいたいものです。夢の実現を目指して……。(01年09月08日)
 「教育 in 名古屋」の25000カウント達成に対して,さっそく励ましの言葉をいただき感謝しています。皆さんからの励ましの言葉が,ホームページ更新の原動力になります。これからもご支援をよろしくお願いします。
 大阪教育大学附属池田小学校での児童殺傷事件を受けて,勤務先の学校でも,児童の安全確保のために防犯カメラ(監視カメラ)を設置し,5日から作動させています。校門を人が通るたびに,職員室で「ピッ,ピッ,ピッ」と音が鳴り,何となく落ち着きません。心の片隅では,これでいいのかという疑問もありますが,児童の安全確保のための最善策は思い浮かばず,監視カメラの設置も仕方がないなぁという気持ちです。アメリカやイタリア,メキシコを視察したときには,アメリカでは警察官が常駐し,イタリアでは警備員が配置されており,メキシコでは鉄の扉と守衛が子どもを守るという状況でした。また,アメリカでは,先生方が無線電話で常に連絡を取り合っているという状況でした。日本もだんだんと同じような状況に追い込まれていくのではないかと心配です。(01年09月05日)
 つい先日まで,セミの声を聞きながら犬の散歩をしていたのに,今は,コオロギなどの秋の虫の声を聞きながらの散歩です。30分ほど,堤防を中心に散歩しますが,草がしっかりと生い茂り,犬の行く手を妨げる状態になってきました。まわりは,もうすっかり秋の気配です。(01年09月04日)
 「教育 in 名古屋」のタイトルでホームページを開いてから,2年が経ちました。そして,カウンターが25000を超えることができました。みなさんのご支援のおかげで,ここまで続けることができたことに感謝します。できる限り毎日,更新を続けたいと思っていますので,今後ともご支援のほど,よろしくお願いします。(01年09月04日)
 2学期が始まりました。登校する子どもたちは,夏休みの宿題を手にいっぱい抱えていました。「お久しぶり」と何人かの子どもたちが校門に立つ私に声をかけていきました。そういう中で1人の女の子が,「ハイ!これ」と新聞の切り抜きを私に渡してくれました。切り抜きは,「禁煙ガムの新発売」でした。愛煙家の私が,禁煙できるようにと切り抜いてきてくれたものです。武田製薬から9月10日に発売とのこと。さーてと………。(01年09月01日) トップへ
 夏休みが終わりました。毎年,何か大きなことを一つやってみたいと思いながら,結局はやれずじまいで夏休みが終わってしまいます。今年の夏休みも,反省の一言です。でも,普段なかなか読めない本を何冊か読んだだけでも良しとしなければ……。2学期も,子どもたちが来たくなるような学校づくり,地域が誇れる学校づくりに頑張ります。(01年08月31日)
 8月24日は全校出校日で,久しぶりに子どもたちの元気な顔を見ることができました。朝,校門に立っていると,ハイタッチやオハー,ジャンケンを1学期のときと同じように求める子どもたちが多く,学校は,子どもが居てのものと改めて認識しました。夕方,札幌に出かけるため,その間にホームページの更新に挑戦しました。まもなく,出発します。27日まで更新はお休みします。(01年08月24日)
 台風11号が迷走したせいで,各地に大きな被害をもたらしました。台風がその土地の東側を通ると風雨ともに激しくなるといいます。昭和34年の伊勢湾台風が,愛知県の東側を通り甚大な被害を受けましたが,今回の台風11号も一時は東側を通りそうだということで,自治体の警戒態勢もピリピリしていました。台風一過の23日は,雲一つ無い青空が広がり,また,さわやかな風が吹いて,久しぶりに過ごしやすい一日でした。24日から27日まで札幌へ行って来ます。ホームページの更新は,その間休ませていただきます。(01年08月23日)
 名古屋テレビが水曜日の7時から放送している,「食ingパラダイス21」という番組を見ました。子どもたちの集中力が欠けたりキレたりする原因として,脳の働きを活発にするブドウ糖が不足していることをあげていました。朝食をとってこない子どもが多いそうですが,子どもたちのイライラは,ブドウ糖不足ということなのかもしれません。ブドウ糖を補うために,消化の良い「うどん」を食べさせることが効果的であると言っていました。他の麺類に比べてすき間が多く,消化酵素が入り込みやすく消化速度が速くなるのだそうです。集中力が欠けたりキレたりする子がいたら,うどんを食べさせるといいということですかね? いつもイライラしている私も,これからはうどんを食べてから出勤しようかな??(01年08月22日)<参考>食卓革命! 食ingパラダイス21
 台風11号が,8月21日の午後7時すぎに,紀伊半島の南先端・和歌山県串本町付近に上陸しました。8月の台風は迷走すると言われていますが,台風11号も,時間がたつとともに進路が変わり,予想も次々と変わりました。心配したり安心したりの繰り返しで,気の休まらない一日でした。(01年08月21日)
 ホームページ「教育 in 名古屋」を立ち上げてから,2年が経過しました。学校にインターネットが導入され,学校でホームページを開く時期が来た時のために,まず,自分でホームページを作ってみて,ものが言えるようにしておこうという動機で作り始め,ある程度の所で閉鎖を考えていたのですが,次第にアクセスしてくださる方が増え,閉鎖のきっかけを失してしまいました。更新のための時間があまりとれず,アクセスをしてくださる方の期待に添えない面が多々ありますが,もうしばらく続けていこうと思います。(01年08月20日)
 8月17日と18日の1泊2日で,長野県の昼神温泉へ行ってきました。3度目の訪問ですが,これまでに行ったことのない「伊那谷道中」と「元善光寺」を見学してきました。伊那谷道中では,大道芸フェスティバルが行われていて,「バナナのたたき売り」のイベントを見ました。観客の様子を見ながら,人を引きつける話術は,授業でも必要なテクニックだと感心して見入りました。飯田市の「元善光寺」は,長野市の「善光寺」の元になったお寺で,「元善光寺」にあった御本尊が,「善光寺」に移されたものだということです。元善光寺で,「つもりちがい十ヶ条」なるものを手に入れましたので,紹介します。  
  <参考>昼神温泉  伊那谷道中  元善光寺  善光寺
       高いつもりで低いのが教養   低いつもりで高いのが気位
       深いつもりで浅いのが知識   浅いつもりで深いのが欲望
       厚いつもりで薄いのが人情   薄いつもりで厚いのが面の皮
        強いつもりで弱いのが根性   弱いつもりで強いのが自我
       多いつもりで少ないのが分別  少ないつもりで多いのが無駄  
                以上,つもり十ヶ条    信州 元善光寺
 この「つもり十ヶ条」を見て,自省をしなければと思う旅行となりました。(01年08月19日)
 北海道大学の澤口俊之教授が,朝日新聞{8/15付}の「私の暴力論」で,人間の暴力は脳の前頭連合野と呼ばれる部分が関係していると述べています。前頭連合野の部分が社会性や理性をはぐくむ働きをしており,暴力犯罪の頻発は,この働きが鈍くなるのが一因としています。幼児期に仲間との遊びが不足すると前頭連合野の活性化ができず,理性的な行動ができなくなるそうです。連続して起きている児童虐待や,大阪での児童殺傷事件などにこの論理が当てはまるとすれば,幼児期での生育歴に問題があったということになるのでしょうか。荒れている中学校に勤めている時,生徒たちの心の荒れは,周りのヒステリック状態が伝搬・拡散して起きるのではないかと感じたことがありました。心の荒れを解消するために,言語環境を整えることに力を注ぎ,学校全体のヒステリック状態をなくす実践をしました。言語環境の整備が,結果的に生徒の社会性や理性をはぐくむことにつながったと思っています。言語環境の整備が,きっと前頭連合野を刺激したのではないかと思います。(01年08月16日)
 8月15日は,56回目の終戦記念日。父親と一緒にお寺に出かけ,墓参りをしてきました。戦争で,叔父と妻の父親が戦死,祖父が空襲でなくなっているだけに,2度と戦争のないように祈願しお参りをしてきました。帰宅後,ネットサーフィンで戦争関係のWebを探していたら,「戦争を語り継ごう」というリンク集を見つけました。URLは,http://www.rose.sannet.ne.jp/nishiha/senso/です。平和教育推進のためにも,一度ご覧ください。(01年08月15日)
 お盆休みのところが多いせいか,13日の通勤は車が少なく,いつもより早く職場に着くことができました。往復で,20分ほどの短縮です。この20分で,風樹茂著の「ホームレス入門」を読み切ることができました。「時は金なり」を実感した一日でした。(01年08月13日)
 国の来年度予算の概算要求基準が決まり,各省庁は8月末(重点分野は9月末)までに概算要求をまとめることになっています。マイナス・シーリングの合い言葉が,「30・5・2」になりそうです。「30」は,国債発行を30兆円以下に抑える。「5」は,一般歳出を5兆円減らす。「2」は,構造改革特別要求として2兆円を充てる。……というものです。概算要求を立てる時期になり,各省の目玉になりそうな施策が新聞をにぎわせています。毎日新聞夕刊は,トップ記事として「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール」の設置を打ち出しました。数学・理科・芸術・体育などの教科を英語で指導するという内容です。「研究開発学校」という形での導入で,全国で2けた台の高校を指定する方針です。英語をしゃべることができない人は,先生になることができなくなる時代がやってくるのでしょうか?(01年08月10日)
やらなければならない仕事がいくつか残っていますが,大きな仕事を一つやり終えて,小休止をしています。久しぶりに読書三昧です。今読んでいる本は,風樹茂著の「ホームレス入門」。リストラにあった著者が,東京・上野のホームレスの人たちと関わりを持ち,その実態を著したものです。まだ読み始めたばかりなので,感想を書くことはできませんが,小学校時代に,学校のすぐ近くに掘っ建て小屋の集落があり,その人たちの生活をかいま見ながら通っていたことを思い浮かべながら読んでいます。(01年08月09日)
 久しぶりの雨が朝から降り始め,日中の気温も例年よりも6度ほど低めであったということです。9月上旬並みの気温だったそうです。8月7日は,立秋。まだ暑い日はありますが,草花や昆虫は,秋の世界になりつつあります。夏休みもほぼ半分が経過し,後半に入ります。前半は,これといったことが何一つできなかっただけに,後半は充実感を味わえるようなことに挑戦したいと思っています。(01年08月07日)
 憂鬱だった仕事の一つが終わりました。わずか10分間で終わる仕事でしたが,失敗をすれば他への影響が大であるため,非常に緊張しました。久しぶりの緊張感を味わい,その緊張が解けたあとの心地よい疲れを味わったのも久しぶりです。わずか10分間で終わる仕事のために,4ヶ月近くも大きなエネルギーを注いだだけに,ホッとしてます。結果は2月に出ますが,少しでも成果があることを願っています。(01年08月06日) 
 シュルシュルシュル,ドカーンと空間に響き渡る音で,散歩中の我が愛犬がしっぽを巻き,驚いた様子であちらこちらを見回します。いつもの散歩コースである庄内川の堤防へ連れていってもらえず,満足できない様子。8月4日は,恒例の矢田川の堤防で,第38回全国選抜名古屋大花火が行われました。今年も庄内川の堤防に上って見てきました。1時間ほどの饗宴でしたが,花火はいつ見ても,感動を覚えます。打ち上がった花火の華やかさのあとは,シーンとした静けさ。その静けさに,むなしさを感じます。華やかさのあとのむなしさは,人生に似ているかもしれません。(01年08月04日)
 8月2日と3日の2日間,青少年赤十字名古屋リーダーシップ・トレーニング・センターの指導者として参加しました。名古屋市内の小中学校11校から,児童会や生徒会の役員を中心に50名ほどが参加してくれました。参加した児童生徒は,普段から学校でリーダー的な働きをしているだけあって,物事を短時間で理解し,こなすことができます。特に,司会や国際交流での出し物は,わずかな時間の練習で立派にこなすことができました。児童生徒のリーダーシップを育てるために,とても良い場だと思うのですが,参加者が少ないのが悩みです。(01年08月03日)
 「出会い,触れ合い,助け合い」……2005年日本国際博覧会協会の総合プロデューサーに就任した木村尚三氏の言葉で,万博を外国人との触れ合いの場にしたいという意向から出た言葉のようです(毎日新聞 8/2)。どこかで聞いたようなキャッチフレーズです。そう,前任校の国際理解教育を進めるためのキャッチフレーズに似ていました。前任校のキャッチフレーズは,「であい,ふれあい,学びあい」でした。校舎の一つのフローアーを「であい,ふれあい,学びあい」フロアーと称し,このフロアーに行けば,様々な交流が生まれるというものです。国際交流を目指す万博のようですから,「助け合い」はむしろ,「学び合い」の方がふさわしいのではないかと思うのですが………。(01年08月02日)
 7月に入ってからドコモの携帯メールに,「出会い系サイト」の迷惑メールが毎日入るようになりうんざりしていました。毎日新聞の夕刊を見ていたら,ドコモが迷惑メールの受信拒否策として,携帯メールのアドレスをオリジナルアドレスにするよう進めて以降,英数字と記号を組み合わせたメールアドレスを自動生成し,自動送信するソフトが使われるようになり,7月以降,迷惑メールがアトランダムに配信されるようになったという記事が出ていました。迷惑メールが急に配信されるようになった原因はこれで分かりましたが,なんとも,本当に迷惑な毎日を過ごしています。困ったものです。(01年08月01日)
 「たけし・所のWA風が来た!」というテレビ番組を見ていました。マンガ「ドラえもん」が,日本の子どもだけでなく,世界の子供たちの人気者になっているという内容でした。世界の子供たちに愛されているドラえもんの誕生は,「猫」と「人形」と「時計」からヒントを得たということです。一見関わりのない3つの事物を,「ドラえもん」に結びつけたことは,まさに創造の世界です。私はかねてから,創造とは「無」から「有」を生みだすものではなく,「有」から別の「有」を生みだすものだと思っていました。ドラえもんは,まさに,「有」から別の「有」を生みだしたものです。学校教育で大切なことは,一つの事象を一面からだけ捉えさせるのではなく,多面的に多角的に捉えさせる訓練をすることだと思います。教育は,知識の獲得ではなく,知恵をつけること……ここから創造性が養われます。(01年07月31日) トップへ
 朝刊も夕刊も参院選の速報のため,教育関係の話題はほとんど見あたりませんでした。これなら,ホームページの更新に時間はとられないと思い,久しぶりに別のサイト「教育と子育て」の更新をしようと手がけたのですが,久しぶりに挑戦したために,IDやパスワードを忘れており,あちらこちらを捜しているうちに,結局いつもと同じ時間になってしまいました。また,インパク夏休みツアーを(http://www.tourum.com/inpaku/)見ていたら,次々とサイトを紹介していくので,ついつい見とれてしまい,早寝ができなくなってしまいました。(01年07月30日)
 参議院選挙が終わり,小泉人気が奏功し,10時30分現在ですでに与党が過半数を占めることが決まりました。これにより,議会運営の仕方がこれまでとずいぶんと変わることと思いますが,どのように変化するか興味のあるところです。(01年07月29日)
 地球温暖化防止を狙った「京都議定書」が,温室効果ガス削減のための手法としている「排出量取引」(排出量取引制度は、温室効果ガスの排出許容枠を売買する仕組みで,温室効果ガス削減目標未達成の国が,排出量に余裕のある国から排出権を買い取る仕組み)ビジネスが,いよいよ始まったという記事が朝日新聞夕刊(7/28付)に載っていました。「空気が売買の対象に」……。「排出量取引」の仕組みがよく分からないので,軽々にものは言えませんが,単純に考えるときれいな空気と汚れた空気を,売買によって交換するということになるんでしょうね。日本の二酸化炭素排出量の削減目標が6%だそうですが,外国と「排出量取引」をすれば,日本国内での削減は6%に達しないということになってしまいます。空気が売買の対象になること自体が理解できません。誰か教えてください。(01年07月28日)
 朝日新聞夕刊(7/27付)に,国家公務員の給与改定について,人事院が2年連続でベアゼロを勧告する方針であり,期末・勤勉手当(ボーナス)については,昨年度の4.75ヶ月分より抑える方向で調整中であると報道されていました。外食産業が定価を下げ,100円ショップが全国に広がるなど,デフレ傾向にあるということですが,人事院勧告が通れば,給与面でもデフレ傾向であるといえそうです。小学校時代に習った「デフレ」と「インフレ」の学習以来,学習を深めていないので,「デフレ」や「インフレ」の実感が湧いてきませんが,給料が下がるということは現実のようです。280円の牛丼で昼をすませ,1000円の腕時計で満足し,すでに私は,デフレパターンに入っているのかもしれません。(01年07月27日)
 小学生のころ,将棋の駒の動かし方がなかなか覚えることができず,駒に動かせる方向が書いてあれば覚えやすいのに……と思ったことありました。このアイデアを周りの人に話したところ,一笑に付されくさった覚えがあります。ところが,インターネットニュースを見ていたら,『全国一の将棋駒生産地の山形県天童市で、動かす方向を矢印で書いた駒がお目見えし、「初心者の子供にも分かりやすい」と好評だ。』という記事が見つかりました。同じことを考える人がいるものだと思うと同時に,これまで作った人がいなかったのはなぜなんだろうと不思議に思いました。(01年07月25日)
 灼熱地獄かと思えるほどの暑い一日でした。群馬県の前橋市と静岡県佐久間市では40度を超し,愛知県の鳳来町では39度,東京や名古屋では38度を超したということです。この炎天下のもとで区のソフトボール指導会が行われ,応援に行ってきました。特にピッチャーとキャッチャーは,激しく動くために,かなりのエネルギーが消耗したと思います。しかし,両チームとも,子どもたちは暑さをものともせず,1時間半ほどの試合を立派に戦い抜きました。我が校は残念ながら負けてしまいましたが,部活動で培った力は,これからの様々な問題に対処するエネルギーになると思います。ここまで育てた部活の顧問の先生方に感謝!!(01年07月24日)
 7月23日は大暑。1年で最も暑い日です。名古屋は37度を超す,今年最高の猛暑でした。エアコンを入れていても,室温がなかなか下がらず,運動場に面したところに席があるため,汗ばむほどでした。家に帰り,7時ごろに犬の散歩に出かけましたが,アスファルトに熱がこもっていて,犬も足が地に着かず,いやいや道路を歩く始末。まだまだ暑さが続くという予報が出ていました。暑さに負けないよう頑張らなくちゃ。(01年07月23日)
 中日少年野球大会に勤務校の野球部が出場するということで,観戦にいってきました。試合の方は残念ながら負けてしまいましたが,暑い中を,真剣に試合に取り組む子どもたちの姿を見ることは,とても嬉しいことです。親が子どもに「あーだ,こーだ」という親の姿は,かつて私自身がソフト部や野球部を指導していた時と変わっていませんでした。バッターボックスに立つ位置や,守備位置などへの指示は,監督に任せてやってほしいですね。 (01年07月22日)
まだ,大物の宿題が3つほど残っていますが,久しぶりの休日ということで,のんびりとパソコンの前に座り,メールチェックなどをしていたら,イスがゆらゆら揺れました。貧血かな?と一瞬思いましたが,そうでもなさそうです。では地震?……インターネットニュースを見たら,「21日午後2時36分ごろ、東海地方を中心に地震があり、岐阜県各務原市と愛知県犬山市で震度2を観測した。震源は岐阜県美濃中西部で、震源の深さは約10キロ、マグニチュードは3・5と推定される」とありました。やはり地震だったのですが,名古屋千種区は震度1。あれだけグラリときたのに,震度1とは? 再びびっくりです。 (01年07月21日)
 インターネットニュースを見ていたら,南区宝南小学校の2年生の女子児童が,食事をろくに与えられず,放り投げられるなどして全身打撲で死亡したという記事が目にとまりました。数年前,千種区大和小学校の6年女子児童が病気にもかかわらず,医者に連れて行ってもらえず死亡するという事件が起きたことがまだ頭に残っているだけに,なぜこんなにも虐待死が続くのかと,残念でたまりません。明日の朝刊には,どの新聞も大きく取り上げることでしょうが,事件として取り上げるだけに終わらず,深層の追求をして,虐待の根絶に結びつけてもらいたいと思います。(01年07月17日)
 連休中に,各地で水難事故が相次いで起きた事が報道されていました。勤務校で,2年生が「着衣泳」をしました。長年教員をやっていながら,着衣泳を見るのは初めてでした。着衣のまま水に入ると,泳ぐことは困難ですが,たった1本のペットボトルで,水に浮かぶことができます。初体験の2年生のほとんどが,うまくペットボトルを使い,水に浮かぶことができました。旅に出る時は,「ペットボトルを1本身に付けて」を心がけなきゃ……。(01年07月16日)
 新学習指導要領の目玉の一つである「総合的な学習の時間」が,各学校で試行導入されており,ある程度の方向性が見えてきていますが,様々な実践を見ていて,いずれの実践も私のイメージとはずいぶんかけ離れており,気掛かりです。アメリカのフロリダ州のハイスクールで見てきた「総合学習」は,個々の子供が,個のプログラムを持っており,小学校のころから一つのテーマを大学を卒業するまで追求していくというものでした。演劇をやる子もいれば,科学に取り組む子もおり,将来アナウンサーを目指す子は放送の仕組みを勉強するといった,個々の子供のニーズに合ったものでした。日本で行われている「総合的な学習の時間」は,個を重視しているといいながらも,相変わらず集団の中でのプログラムで,せいぜい,準備された複数のプログラムから選択をして取り組むという状態にとどまっているように思います。100人の子どもがいれば,100通りのプログラムがあってこそ,「自ら問題を見つけ,自らの考えで解決する」ことにつながり,「生きる力」が養われるように思います。「教科と何ら変わり映えがしない」という声がしばしば聞こえてきます。イメージを変えてくれるような実践をしていらっしゃる方はいらっしゃらないでしょうか?(01年07月13日)
 朝,手の指が茶色っぽくて腫れているように見える子どもが登校してきました。私の目の前で差し出した10本の指。なんと,10本の指にセミの抜け殻がついていました。同じ分団の他の子どもたちも,手にいっぱい,セミの抜け殻を持っていました。出勤した時に,校庭の桜の木から,割れるようなセミの声がしましたが,子どもたちが持っていたセミの抜け殻を見て,セミの声の大きさに納得しました。今年はセミの繁殖が良かったのでしょうか? それにしても,蒸し暑い一日でした。久しぶりに出張がなく,一日学校にいることができたので,たまっていた仕事を,蒸し暑い中,必死になって消化しました。やり残しの仕事の量が減って,ホッとしていたのに,明日宅急便で調査用紙を送るからという無情な電話がありました。仕事がたまって,たまらんです。(6年生に,おー寒!と言われそうなダジャレです(*^_^*))(01年07月12日)
 哲学者の梅原猛先生が,「思うままに」(中日新聞夕刊7/9)で,学校教育に取り入れられる奉仕活動について,奉仕は絶対的な唯一の神に奉仕するという意味合いをもっていて,国家神道やキリスト教の道徳を学校教育へ忍び込ませようとしているようなものだと述べています。『奉仕』の意味を大辞林で引くと,「(1)国家・社会・目上の者などに利害を考えずにつくすこと。(2)サービスとして特に安く売ること。サービス。(3)神仏・師・主君などにつつしんでつかえること。」とあります。また,『ボランティア』の意味は,「自発的にある事業に参加する人。特に、社会事業活動に無報酬で参加する人。」とあります。言葉尻だけで捉えると,学校教育に取り入れたいのは,『奉仕』ではなく『ボランティア』の方が適切な気がします。今後,奉仕体験活動を取り入れるに当たり,職場で,奉仕についての議論が必要になるのでしょうか?(01年07月09日)
 横浜市の放課後学級「はまっ子ふれあいスクール」で,地域の方が指導者として子どもたちの面倒をみていらっしゃるようですが,その方が結核にかかっていて,子どもたちに結核が感染したという記事が載っていました。教職員は定期検診でレントゲン撮影を行い,結核等の早期発見に対処していますが,ボランティアで子どもたちに接していらっしゃる方たちの定期検診はどうなっているのでしょうか? 今後,総合学習の時間や,地域の人たちとのふれあいが増える中,ボランティアの方たちに事故があった場合の保障とともに,伝染性の病気に対しての整備が必要だというと,これは杞憂なのでしょうか?(01年07月05日)
 5日も朝から太陽の日射しが強く,登校する子どもたちの額は汗でいっぱいです。校門をくぐるとすぐに,子どもたちはのどを潤すために,水筒から冷たい水をコップに注ぎ,おいしそうに飲んでいます。暑い日が何日続くのか,体力の限界も近いような気がします。そんな中,もう真夏であるの間違えたのか,今年始めてのセミの声を聞くことができました。夏休みまであと2週間,頑張らなくちゃ。(01年07月05日)
 山形大学の入試トラブルから始まり,いくつかの大学で本来は合格であるはずの受験者を不合格にしていたというニュースが続きました。大学側のミスにより,不合格にされた人の人生が何らかの形で変えられてしまったと言えます。不合格にされた人にしてみれば,後でどんな手当をしてもらっても,心に大きな傷を残したままになることでしょう。子どもたちの教育に携わっている私たちは,子どもの未来を変えてしまうようなミスは許されません。気持ちを引き締めて,教育にあたりたいと思います。(01年07月02日)
 別サイト「がんばれ!先生」が,開設してから半年で,5000をヒットしました。全国で,多くの先生方がホームページを作成し,得意な分野を中心に情報発信をしていらっしゃり,なかなか参考になります。リンク数がまだ288とわずかですが,地道にリンク数を増やしていきたいと思います。ご推薦をいただけるホームページがあればお知らせください。(01年07月01日) トップへ
 3年生が社会科の学習で,学区のコミュニティセンターへ見学に出かけました。コミュニティセンターの人が子どもたちに訪問のみやげを作ってくださっていることを聞いていたので,学校に戻ってきたこどもに出合った時に,「おみやげもらったでしょ。何がもらえたのかな?」と尋ねたら,『先生が持っていちゃった。』との答えでした。給食の時に先生から配ってもらったらしく,昼休みに,『ほら,こんなにかわいいものもらったよ。』と,いただいたおみやげを持って見せにきてくれました。質問も積極的にできたようで,満足そうな顔が,輝いて見えました。(01年06月29日) 
 連日30度を超す猛暑が続いています。子どもたちは,「暑い,暑い」と言いながらも,元気良く運動場で遊んでいます。その子どもたちの姿に元気づけられ,何とか一日を過ごすことができました。帰宅して閉め切った部屋に入ったとたん,ムッとする熱気に,今年始めてのエアコンのスイッチを入れてしまいました。汗かきの私にとって,いよいよいやなシーズンの始まりです。(01年06月26日
 「抱っこの宿題」……朝日新聞(6月24日付)の読者の投稿による「ひととき」の欄に岡山市の主婦が,小学校2年生の息子の宿題に,「抱っこをしてもらい,そのことを詩に書く」という宿題が出たことを書いています。主婦は,久しぶりに息子を抱っこしたあと,息子は詩をあっという間に書き,内緒でその詩を見たら,「また抱っこの宿題が出たらいいな」と書いてあったというものです。小学校2年生といえば,親離れ,子離れがそろそろ終焉に近づくころでしょうか。そんな時に,「抱っこの宿題」を出した担任の先生に拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。抱っこは,親の心臓の鼓動を伝え,その鼓動が心を安定させます。もう大きくなったのだからなんて突き放さずに,時々は親の心臓の鼓動を子どもに聞かせてやりたいものです。(01年06月24日)
 夏至も過ぎ,沖縄では梅雨明け宣言が出され,いよいよ本格的な夏を迎えます。蒸し暑さに弱い私にとっては,1年で一番いやなシーズンで,憂鬱な日が続きそうです。あと1か月で夏休み,時の経つのは早いものです。(01年06月23日)
 昨日の朝日新聞夕刊の第1面に,学校での殺傷事件が絶えない米国で,学校でのドッジボールを禁止することを真剣に論議しているという記事が出ていました。人間を標的にすることとか,攻撃的な子どもが増えるという指摘があるとのことです。何だかおかしな話ですね。攻撃的な内容のテレビやゲーム,雑誌,街を歩けばエログロ,ナンセンスが満ちあふれ,こちらの方が子どもたちに大きな影響を与えているように思うのですが……。ドッジボールを禁止する論理でいえば,剣道も柔道もボクシングもレスリングも,攻撃的なものはすべてやれなくなってしまいます。大阪での殺傷事件を受けた安全対策が,おかしな方向へたどり着かないようにしたいと思います。(01年06月22日)
 Exciteの無料携帯ホームページを利用して,勤務校の非公式携帯ホームページを試験的に作り,学校での出来事や行事予定を発信してみました。リンクの構造を見ていると,三択問題や四択問題を作ることができるのではないかと思い,四択問題を作ってみました。蓄積するとページ数がやたらと増えてしまうが,毎週問題を変えれば,単純な構造で済み,大して時間もかからないことから,しばらく続けてみようと思います。学校の携帯HP(非公式)は,「教育 in 名古屋」のトップページに隠しリンクしてありますので,興味のある方は一度ご覧ください。(01年06月18日)
 16日のある会のあと,「政治屋」と「政治家」の違いが話題になり,政治家に関心を持っている私にとって,興味を持って拝聴することができました。「政治屋」と「政治家」の違いは,おぼろげには分かるものの,選挙での票の獲得を考えると,「政治屋」にならざるを得ない気もします。しかし,議員に立候補する人たちの初志は,社会の安定や改革を目指しているはずであり,「政治家」として名を挙げ,信頼や尊敬の上での票の獲得が好ましいと思います。初志を貫く,「政治家」の議員さんが増えることを期待します。(01年06月17日)
 朝から雨が降り続き,運動場のあちこちに水たまりができていました。ちょうど私のいる部屋の前に,少し深い水たまりができていて,下校する子どもが,その水たまりに入り,遊んでいます。そういえば,私が小学生のころにも,水たまりがあると,わざとそこに入り,ひとしきり遊んだことを思い出しました。いつの時代も,水たまりは子どもにとって魅力ある遊び場なのかもしれません。楽しそうに遊んでいる子どもの姿を,ボーっと見ていたら,「水たまりで遊んでいては行けません!」という,担任の大きな声がしました。(01年06月15日)
 ホームページ「教育 in 名古屋」を作成し始めて,1年10か月が経ちました。インターネットが学校につながれはじめてまがなく,ホームページが何たるものかもよく分かっていませんでした。その当時,「学校のホームページに隠しページを作り,校内の雑言を書いている」……そんな噂を聞き,ホームページとは何なのかを知るために,自分でホームページを作ってみることにしました。やたらとページ数を増やしたため,管理に手が回らず,古い催しの案内がそのままになっているページまで出現。そろそろ閉鎖をと思っていたのですが,アクセス数が2万を超え,しばらく続けることにしました。何のための,誰のためのホームページなのかは,未だに結論が出せていません。今後も,酔狂で,趣味で作っているページだと笑いながら「教育 in 名古屋」とおつき合いください。
 いずれにしろ,アクセス数が2万に達したことは,皆さんのおかげであると,心から感謝します。ありがとうございました。(01年06月13日)
 6年生のA子さんと廊下ですれ違いました。「こんにちは」と声をかけると,「こんにちは。ねぇねぇ,見て! 私の絵が廊下にかけてあるよ」と,A子さんは,自分の絵を早く見てと促しました。応接室の前に掲げられた絵は,台所で洗い物をする本人を描いたものでした。のびのびとした筆運びで,洗剤の泡が画面いっぱいに飛び散っています。「うまいね。躍動的な絵だね」と声をかけると,嬉しそうな顔でうなずき,満足げに教室へ戻っていきました。私の娘が,高校2年で進路を決めるとき,美術大学へ行きたいと言いました。絵を習っていたわけでもなく,不思議に思っていたところ,その動機は,中学の時に,絵を応接室に掛けてもらったことがあるからだというものでした。子どもの秘めたる可能性は,こんなふうにして引き出されるんですね。可能性を引き出すために,多くの機会を作ってやりたいと思います。(01年06月12日) 
 石川県中小企業青年中央会が、携帯電話のメール機能を使い研修会や懇談会の出欠確認を行う情報送信システムを構築するという記事が目につきました。携帯電話のメールで研修会や懇談会の案内を送信し、受け取った部員が参加、不参加などの情報を入力して返信する仕組みだということです。情報発信の双方向性と即時性を生かした手段であり、学校運営や教員同士の同好会や研修会、保護者への情報発信などでも導入可能な方法です。携帯電話のメール機能は、今後ますます多方面で活用されていくことと思います。これに触発されて、非公式の勤務先の携帯向けのホームページを作ってみました。無料ホームページを利用したため、今後どんな問題が派生するのか、1か月ばかり試験運用をしてみたいと思います。「教育 in 名古屋」のトップページに隠しリンクしてありますので、興味のある方はご覧ください。(01年06月10日)
 新聞が取り上げる事件・事故の記事で、「さん」「ちゃん」「君」の使い分けは、何か基準があるのだろうか? 9日付の毎日新聞の中で、春日井市立西部中学校の落石によって死亡した男子生徒の葬儀では「さん」が使われ、大阪教育大学附属池田小学校の殺傷事件では男子児童は「君」を、女子児童には「ちゃん」を使っている。他の新聞では、男子生徒と男子児童は「君」を、女子児童には「ちゃん」を使っている。こだわるようなことではないが、個の尊厳や人格の尊重という点からいうと、どういう使い分けがよいのだろうかと……。それよりも、こういった事件・事故に自分だったらどう対処したらよいかを考えていたが、良い考えが浮かばず、もやもやとした気分のまま一日が過ぎてしまいました。(01年06月09日)
 思いも寄らない悲惨な事件が、大阪府池田市の小学校(大阪教育大学附属池田小学校)で起きました。精神安定剤10回分を一度に飲んだ37才の男性が学校に乱入し、教諭を含む29人が包丁で刺され、8人の児童が刺殺されました。先日、予算要望を検討する会で、「学校にガードマンを配置してもらいたい」と発言された先生がみえましたが、子どもの命を守るためには、ガードマンの配置も必要かもしれません。アメリカのフロリダ州の中学校を視察したときに、警察官が常駐しているという状況を見て驚いたものですが、京都での小学生刺殺事件が記憶に新しいだけに、アメリカ並みの安全対策が必要であるように思います。気が重い一日でした。(01年06月08日)
<参考>Yahoo!News  Yomiuri 0n−Line  共同通信  asahi.com  Excite.ニュース  中日新聞  毎日新聞   日本経済新聞   NHK  
 今週は、むやみやたらと忙しく、提出書類や原稿書きはまさに自転車操業です。そんな時に、懇親会が続き、ホームページの更新はままになりません。ただ、今日の懇親会で、「教育 in 名古屋を見ているよ!」と声をかけてくださった方がいらっしゃり、とてもうれしく思いました。アクセス数も、間もなく2万を迎えようとしています。ページ数をむやみやたらと増やしてしまい、期限が過ぎてしまった催し物の案内が管理できない状態です。そろそろこのホームページの撤退をと考えていただけに、励ましの言葉はとても嬉しく、もう少し続けていこうかと思った今日の一時でした。(01年06月06日)
 悲しい出来事がありました。初任校での教え子で,前任校での保護者であったO君が、6月2日にオートバイに乗っていて車と衝突し、命を奪われたという知らせを受けました。子煩悩なO君だっただけに、残された子どもが心配です。冥福を祈っています。(01年06月04日)
 毎日新聞に、セイコーが「時の記念日」を前に理想的な「時間の流れ」をアンケートした結果を載せていました。これによると、理想的な時間の流れを乗り物に例えると、トップが各駅停車などの「遅い電車」(30.9%)、続いて「自転車」(12.7%)、「船」(11.0%)と続いています。知らなくてもいい事を知り、関わらなくてもいい人と関わり、ストレスがたまる現代。歩く事が、周りの移ろいを肌で感ずる事ができ、自分のテンポに合っているような気がします。新幹線に乗せられているような今、せめて遠くの景色を眺め、一つのものをじっくりと見てみたいと思います。(01年06月03日)
<参考>セイコー「時の記念日アンケート調査」
 6月2日は、午前中が環境デーなごやの「クリーンキャンペーン」に参加し学区内を歩き、午後からはPTA学年別バレーボール大会に参加して、体力をずいぶん消耗しました。10数年ぶりに参加したバレーボールは、足の運びが遅くなり、年齢を感じましたが、久しぶりに心地よい疲れを感じました。 (01年06月02日) トップへ
 熱田区の日比野中学校が、これまでの修学旅行先の東京方面から神戸方面へ行き先を変えたという記事が、中日新聞、毎日新聞、日本経済新聞の3紙で取り上げられました。名古屋の中学校の大半が関東方面であることから、関西方面への修学旅行は新鮮なものが感じられます。阪神大震災の被災地の訪問が日程の中に組み込まれていることも、生徒たちに「生きる力」を実感させるために、大きな手がかりになるように思います。その成果を、ホームページにするという予定があるということなので、ぜひ、ホームページを公開してもらいたいと思います。期待してますよ!日比野中学校の皆さん。(01年05月27日)
 23日から25日まで野外学習に行ってきました。初日と2日目は雨に降られましたが、雨のやみ間に予定していた行事をすべてこなすことができ、子どもたちは楽しんで野外学習に参加できました。初めての試みとして、野外学習の様子をホームページでリアルタイムに保護者に伝えようと考えましたが、現地から直接サーバーへアップするための機器がなく、携帯電話を使って学校へメールを送り、そのメールの内容をホームページにアップしてもらいました。保護者への予告は試行のため、行いませんでしたが、アクセスしてくださった保護者の方から、「心配していた天候や子どもの様子がよく分かりありがたかった」という感謝のメールをいただき、初めての試みとしては成功だったと思います。これからも、学校のホームページの即時性や双方向性を探っていきたいと、心新たに思いました。私の学校のホームページが、「教育 in 名古屋」のトップページに隠しリンクしてありますので、興味のある方は、隠しリンクを探して、ご覧ください。なお、きょうののホームページでは、23日からの4日分の話題をお知らせしています。(01年05月26日)
 <5月21日に開かれた自民、公明、保守の与党3党国対委員長会談で、7月20日の「海の日」と、9月15日の「敬老の日」をそれぞれの月の第三月曜日に変更し、土曜日を含めて三連休とする祝日法改正案を今国会で成立させる方針を確認した>という記事が、載っていました。三連休にすることによって、旅行に出かけたりレジャーに参加したりなど、経済効果を狙っているとのことですが、これまでの月曜休みに加えて4回の月曜日が授業ができなくなります。授業可能な年間35週のうち、4週の月曜日がなくなることによって、授業時数が確保できない教科が出てくるのではないかと心配です。週に1時間しかない教科は月曜日を避けるとか、こまめに時間数の調整が必要になりそうです。(01年05月22日)
 あれもやりたい、これもやりたいと仕事を家に持ち帰ってみたものの、日中、1週間の疲れが出たからと昼寝をしていたら、目が覚めたのが夕陽が沈むことでした。結局、何一つやることができず、そのまま月曜日に学校へ持っていくことになりそうです。ここ毎日、同じパターンの徒労が続いています。(01年05月20日)
 日本経済新聞の教育欄(5月19日付)に、神戸大学発達科学部付属明石小学校が、これまでの概念とは違った通知表を作成しているという記事が載っていました。子ども自らが評価に関与することによって自分の取り組んでいる状況を把握し、今後の見通しを持つ機会を保障し、子どもと保護者、教師の三者が成長の喜びを味わえるものにしているという内容です。特に、通知表に双方向性の性格を持たせ、教師からの一方的な評価ではなく、子ども自身が、自分の学びに責任と自信を持つことができるような評価に変えていることが特徴です。このような通知表であれば、自主性・自律性も育つような気がします。(01年05月19日)
 オペラ「夕鶴」の作者、團伊玖磨さんが中国・蘇州で急逝されました。私の前任校の校歌の作曲者で、身近に感じていただけに、訃報を知り、驚いています。ご冥福をお祈りいたします。(01年05月17日)<参考>團伊玖磨さん急死に悲しみの声
 シンガーソングライターの梅原司平さんの歌を聴いてきました。心にしみいるような歌を聴き、心が洗われた気がしました。プロフィールに書かれている言葉……「心という土壌が深く耕されないことには、知という花は咲きません。もし咲いたとしても、すぐ枯れてしまうでしょう。今、子どもたちに必要なのは無条件の愛と優しさです。ゆったりとした空間と穏やかな時間です」が、今の教育にとても必要なことだと思いました。トークの中での「知ることよりも感ずること」も、心にとめておきたい言葉でした。心満たされた良い一日でした。(01年05月16日) <参考>梅原司平ファンクラブの公式サイト
「死ぬ理由もないけれど、生きている理由もない」という遺書とみられるメモを残して、福岡県の高校生2人が、東京都港区のマンションから飛び降りたという記事が載っていました。生きている理由は?と聞かれて、即座に答えることができる人間がどれほどいるのでしょうか。「心と命を大切に」と子どもたちに言っている私に、生きている理由は?と聞かれても、きれい事は言えても真に生きている理由を答えることができません。若い方々、どうぞ、命を粗末にしないで欲しい。存在することに価値を見いだして欲しい。そんなことを思った一日でした。(01年05月15日)
 一言日記をホームページの更新の最初に書かないと、「本日はお休みします」となってしまいます。今日も更新の最後となり、脳細胞は休眠状態。ホームページの更新前には、あれを書こうと思っていたことが、脳細胞が休眠状態のため、文が浮かんできません。現在午後11時、本日の一言日記は、お休みします。(01年05月14日)
 久しぶりに自分の時間がとれ、Webサーフィンををすることができました。文部科学省のホームページを開いたところ、2002年度から実施される学習指導要領に合わせた、「児童・生徒学習指導要録」の改善等についての通知文が載っていました。小・中学校の指導要録については、
(1)  各教科の評定について,学習指導要領に示す基礎的・基本的な内容の確実な習得を図るなどの観点から,学習指導要領に示す目標に照らしてその実現状況を評価することに改める。
(2) 「総合的な学習の時間」について,各学校で評価の観点を定めて,評価を文章記述する欄を新たに設ける。
(3)  「生きる力」の育成を目指し,豊かな人間性を育てることが重要であることを踏まえ,「行動の記録」の項目を見直す。
(4)  「生きる力」は全人的な力であることを踏まえ,児童生徒の成長の状況を総合的にとらえる工夫ができるようにする趣旨から,所見欄等を統合する。
とされており、評定についても絶対評価とするよう記述されています。通知文は、下から直接アクセスできます。一度ご覧ください。(01年05月12日)
小学校児童指導要録,中学校生徒指導要録,高等学校生徒指導要録,中等教育学校生徒指導要録並びに盲学校,聾学校及び養護学校の小学部児童指導要録,中学部生徒指導要録及び高等部生徒指導要録の改善等について(通知)
 3日ぶりにホームページの更新ができました。今日は出張がなく、仕事がはかどりました。頼まれていた研究物の修正、学校のホームページの更新、学校だよりの作成、ある会の原稿の打ち直しと、一気に仕事をしましたが、疲れはほとんど感じませんでした。それよりも、繋げてもらったLANを使って、職員室にあるプリンターで印刷ができるようにソフトがインスツールできたことが、嬉しい出来事です。また、保護者の方から、「子どもたちが元気よく朝のあいさつができるようになりましたね。」と言っていただき、気分のよい一日でした。(01年05月11日)
 小泉純一郎首相が5月7日の衆参議院本会議の所信表明演説で、「小泉内閣メールマガジン」の発刊を表明しました。インターネットによる情報発信がたやすくなったことが、首相の考えを直接国民に訴える手段として活用されるものです。学校教育の場でも、まもなくホームページは当たり前のものとなり、メールマガジンによる学校だよりが出されるようになることでしょう。保護者や地域の方たちと学校との直接的な意見交換が、開かれた学校づくりの一端を担うことになると思います。ここ数年で、学校教育の在り方も随分と変革するのではないでしょうか?(01年05月07日)
 5月3日(木)から6日(日)まで、3泊4日で北海道へ行って来ました。娘夫婦と孫と一緒に、積丹半島有珠山白老などを観光してきました。天候に恵まれ、羊蹄山や有珠山などをくっきりと見ることができ、また、北海道の広大さを味わうことができました。孫も会話が随分とできるようになり、言葉を覚える早さにはびっくりです。多忙な毎日の中で、北海道の広大な景色や孫との触れ合いは、心休まる4日間でした。(01年05月06日)
 ゴールデンウィークの後半に入ります。札幌に住む孫の顔を見に、出かけます。2歳半になり、かわいい盛りです。会うたびに大きな変化がありますが、今回は、どんな変化を見せてくれるか、楽しみです。伊達市にある娘婿の実家にも寄り、近くの有珠山の噴火口の見学も予定しています。観光客が戻り、地元の活気も戻りつつあるということですが、この目で確かめてきたいと思います。(01年05月02日)
 野球部とソフト部の活動が始まり、キャッチボールの心地よいグラブの音が聞こえてきます。ソフト部の指導を無我夢中でやっていた自分の若いころのことを思い出します。野球部やソフト部の練習を見ていて、キャッチボールやノックをやりたい気持ちがふと湧いてきましたが、歳を考えてがまんしました。さて、いつまでがまんができるか? 手を出せば、足腰が立たなくなることが目に見えています。(01年05月01日) トップへ
 3月末からなかなか休む暇がないまま1か月が過ぎてしまいました。4月29日に法事があり、あれこれと雑事をし、終わってホッとしていたら体が何だかだるい。風邪をひいたようです。30日は、朝から寝ていましたが、いまだに体がすっきりしません。たまりにたまった新聞記事の整理を連休中にしたかったのですが、さっぱりです。5月3日からの連休は、北海道へ行く予定ですが、体調が戻るかどうか? とにかく忙しい4月が終わりました。(01年04月30日)
 25日と26日が修学旅行、27日が前任校の歓送迎会ということで、ホームページの更新をすることができませんでした。たまっていたメールを受信している最中に、途中からメール受信ができなくなり、あちらを触り、こちらを触りしていましたが、いまだに受信不能の状態です。「サーバーによって強制終了」というエラーメッセージが出て、お手上げです。(01年04月28日)
 最近、児童会役員の選出が、児童たちによる直接選挙から、代議員会での間接選挙に移行しているようです。なぜ、間接選挙なのかの理由が十分に理解できないのですが、なぜなのでしょうか? 今回の自民党総裁選挙では、地方の党員による投票で小泉氏が圧倒的に勝利し、議員を含めた選挙の結果、過半数を小泉氏が獲得し、自民党総裁に選ばれました。小泉氏のリーダーシップがどれくらい発揮されるかは別として、地方の自民党員の意志が反映された選挙戦だったと言えるかと思います。児童会選挙でも、立会演説で公約を述べ、演説の内容で1票を投じるという直接選挙の方が、個々の児童の考えが反映されていいように思うのですが、いかがなものでしょうか?(01年04月24日)
 ここのところ、出張はできる限り徒歩で行こうと心がけています。同じ出張先へ行くときには道を変えていますが、ときどき思わぬ光景に出くわし、楽しみが増えました。歩道の片隅に咲く可憐な花が、心を癒してくれます。神社や寺に掲げられている案内板は、古い歴史を教えてくれます。学校教育でのゆとりも、ゆったりと歩くことによって、子どもたちに思わぬ光景を見せることができるようにしたいものです。(01年04月23日) 
 22日は名古屋市長選挙の投票日でした。いつもなら午前中に投票に出かけるのですが、今回は午後7時に投票に行ってきました。閉鎖時間までに1時間ということもあって、投票する人の数はまばらでした。投票所で、少し嫌な思いをしたのは、体育館の敷物をとめてあるガムテープを、係の人がはがし始めていたことです。少しでも早く会場の後片づけをしたい思いからでしょうが、投票する人がまだいるのに、後片づけをし始めており、せき立てられるような気分になりました。(01年04月22日)
 久しぶりにホームページの更新の時間をとることができました。いつも4月は忙しいのですが、今年はことさら忙しく、なかなか自分の時間をとることができず、1冊の本も読んでいない状態です。でも、今度の日曜日は、ほぼ1か月ぶりに家にいることができそうなので、たまった1週間分の記事がUPしようと思っています。(01年04月18日)
 札幌に住んでいる娘夫婦が、を連れて久しぶりに名古屋を訪れてくれました。娘が奈良へ行きたいというので奈良まで出かけ、きょうもホームページの更新ができませんでした。1年に2〜3度しか会うことができない孫は、会うたびにその成長ぶりに驚かされます。毎日一緒に暮らしていると、ちょっとした成長に気付くことができませんが、離れている時点での比較をすると、大きな変化に気付くことができます。学校教育でも、家庭生活でも、離れた時点で評価をすることによって、その変化を認めてやることが必要であると思います。15日は、「春姫道中」と水族館を見せにいく予定です。(01年04月14日)
 新学期が始まって1週間が経ちました。給食も始まり、授業も軌道にのりはじめました。運動場で写生をしていた子供たちに声をかけたところ、描きかけの絵を見せてくれました。まだ、ほんの少ししか描いてない絵を見せて、「これ、何だか分かる?」と質問され、もし違って答えるとフォローに困るなと思いつつ、『チューリップでしょ。うまく描けているから、すぐに分かるよ』と答えたら、満足そうな顔をしながら、「あ〜よかった」とつぶやいていました。(01年04月13日)
 今の立場になってから、4校目ですが、これまで勤めた3校の部屋は運動場から離れていて、子どもの姿を全く見ることができませんでした。今度赴任した学校は、運動場に面した部屋なので、運動場で遊んでいる子どもたちや運動をしている子どもたち、理科や生活科の学習をしている子どもたちの姿を見ることができ、毎日が浮き浮きするくらい楽しく過ごせています。たまに、犬走りを通る子たちが声をかけてくれるし、学習中の子たちに話しかけることもできます。これから先、子どもたちとどんな会話ができるか楽しみです。(01年04月12日) 
 歓送迎会のはしごをしてきました。最近、アルコールにすっかり弱くなったのに、ついついこれまでのペースで飲んでしまい、いささか酩酊気味でホームページの更新に挑戦しています。きょうは、午前中は会議であわただしかったのですが、昼から学校に戻り、昨日の離任式で保護者の方からいただいた手作りの壁掛けやミニカレンダーなどを取り出し、本棚の真ん中に飾りました。温かい心をいただいたように思い、大切にしたいと思います。きょうは、0の日。学区の方たちが交差点で交通安全の呼びかけをされるということで、参加しました。何人かの方とお話をしていて、参加されている学区の方々が、常に学区のことを考えていらっしゃる言葉を伺い、地域あっての学校、地域活性化のためにも、この新しく赴任した学校のためにできるだけ多くの足跡を残したいと強く思いました。さしあたって、学校のホームページを毎日更新することで、子どもたちの学校での様子をお知らせすることから始めたいと思います。(01年04月10日)
 4月9日は、離任式でした。子どもたちに、いろいろと話したいことがいっぱいあったのに、子どもたちの前に立ったら、しゃべることができなくなってしまいました。入学式に、そわそわと落ち着きのなかった子たちが、5年生になった今、すっかり落ち着いて、しっかりと話を聞いてくれました。花束の贈呈は、予想していたように6年生のK君が手渡してくれました。2年生の時に、友だちと遊ぶことができずに、毎日、テニスボールでキャッチボールの相手をしていたことが思い出されます。3年生の時は、いじめにあっていたのに、学校を休まずに来てくれました。卒業証書が渡したかったなと思うと、胸がいっぱいです。教室にどうしても入れず、メールのやりとりをしていた2年生のM君が、駆け寄ってきて、始業式の日から教室に入っているからねと言いに来てくれました。思わず、抱きしめてしまいました。K先生が3月末に、1年生が1年間の思い出を絵にした中に、朝のあいさつの様子があるので見て欲しいと言ってくれました。記念にと思い、きょう、デジカメで写してきました。たくさんの楽しい思い出ができたT小学校での4年間でした。ありがとう、かわいい子どもたち。(01年04月09日) 
 4月8日は叔母の法事があり、桜の花を見に行くことができないということで、早朝に愛知県護国神社と名古屋城周辺の桜を見に行ってきました。早朝にもかかわらず、カメラを手にした人、夫婦連れなど、多くの人がすでに桜見物に来ていました。堀川沿いに咲く桜の花は、見事という以外に言葉がないほどの美しさでした。安物のデジカメで何回か桜を写し、ホームページにアップしましたが、望遠レンズのついてないデジカメで、桜の美しさを写し取ることができず残念です。早朝の桜見物、叔母の法事で一日が暮れてしまい、ホームページの更新どころではありませんでした。<護国神社&名古屋城の桜>(01年04月08日)
 4月7日は始業式。前の学校で行っていた校門に立っての子どもたちへの朝のあいさつを、新任校でも続けることにしました。さっそく朝の7時50分ごろから校門に立ったところ、分団で登校する子どもたちは、初めは怪訝そうな顔をしながらも、声を掛けると大きな声であいさつをし、中には、ハイタッチを求める子どもや、「今度来た新しい先生?」と声をかけてくれる子もいました。一人一人に声をかけますが、前任校の児童数の半分ぐらいなので、声かけも半分で済んでしまいました。明るい子どもたちが多いので、これからが楽しみです。(01年04月07日)
 4月6日、期待に胸をふくらませて入学式を迎えた子どもたちを、満開の桜が温かく迎えてくれました。名古屋地方は、移動性高気圧に覆われ、空は青くすみわたり、絶好の入学式日和でした。今年の1月に腹話術人形を夫婦揃って購入しました。6日の入学式では、21世紀の大半を生きることになる子どもたちが健全に育ち、たくましく生きることができることを願いながら、夫婦揃ってそれぞれの学校で腹話術による式辞を述べました。(01年04月06日)
 入学式の準備に、新6年生が手伝いに来ていました。赴任してから4日目ですが、明るくて元気な子が多そうで、この子たちとの生活が楽しみです。学校のホームページに、学校の様子を毎日知らせるページを新設し、情報の即時的な提供をしていきたいと思っています。ただ、私の使っているFTPソフトとは違ったソフトであるため、サーバーへのUPに一苦労しました。教頭先生の手を何度も煩わせ、やっと、UPできるようになりました。「教育 in 名古屋」のトップページに、前の学校と今度の学校のホームページへの隠しリンクを貼りました。隠しリンクをお探しいただき、我が校のホームページをご覧ください。(01年04月05日)
 4月3日午後11時57分ごろ、静岡県中部を震源とする強い地震がありました。静岡市で震度5強、島田市で震度5弱のほか愛知県東部で震度4だったということです。東海地震の想定震源域に当たるということで心配されましたが、気象庁は東海地震との関わりはないとの考えを表明しており、ひとまずは安心です。それにしても、日本各地で地震が続いており、地殻変動でも起きているのではないかと心配です。(01年04月04日)
 名古屋地方気象台が、名古屋のソメイヨシノの満開宣言をしました。新しく赴任した学校の桜も咲きそろい、もう花びらが風で散りかけています。出張の帰り道、学校の桜を見ようと空を仰ぎ見ると、淡いピンクの中に心が吸い込まれそうになりました。入学式は6日、満開の桜のもとで行うことができそうです。(01年04月03日)
 毎日新聞朝刊のコラム欄「余録」に、北海道士別市のサーモン科学館が実験している、人工ふ化させたベニザケとサクラマスの稚魚の成育の違いが紹介されていました。ベニザケの稚魚はエサを分け合い、群れをなして泳いで成長するが、サクラマスの稚魚はエサを奪い合い、行動もバラバラであるといいます。この違いは、エサは豊かであるが外敵の多い海で生活するベニザケは均一な集団で生活することが安全であり、エサの少ない川で生活するサクラマスはエサを確保するために仲間との競争に勝ち抜かなければならないことから生じると書かれています。学校教育が、ベニザケ的な教育を行えばみんなが均一の能力を得ることができるであろうし、サクラマス的な教育を行えばカリスマ的なリーダーを育てることができるということになります。「生きる力」を育てることが狙いの新学習指導要領や習熟度別学習は、サクラマス的な教育を狙っているのでしょうか?(01年04月01日) トップへ
 3月30日の読売新聞に、「本当の姿」を映し出す鏡が考案されたという記事が載っていました。「正映鏡」と名付けられ、実用新案を取得されたということです。ものが対象に投影される「虚像」が鏡の概念ですが、鏡2枚と透明ガラス1枚を組み合わせ、「実像」にするという、これまでの鏡の概念を変える鏡です。これまでは、実像を映し出すためにはビデオや映画が大きな役割を果たしてきましたが、鏡で実像を見ることができることができるのです。2000年以上も昔からの鏡の概念を簡単に変えることができるのか、また、教育の場でどのような活用が可能か……教育への活用は、かなり多様な内容があるような気がして、何だか心を浮き浮きさせる話題でした。(01年03月31日)
 きょうは、ウルルンの日でした。1年生の子どもたちが、入学する新1年生のために、1年の学校のできごとを季節やテーマごとに絵を描いてくれました。その絵の中に、私が毎朝校門で登校指導をしている様子も描かれているので、ぜひ見てほしいと担任のK先生が教室に誘ってくれました。子どもに話しかけている私の姿と、ニコニコと私を見ている2人の子どもが描かれていました。ほかの絵も、学校での生活が楽しいという雰囲気で描かれており、学校を子どもたちの心の居場所にしたいと願っている私にとって、ホロッと心温まりました。また、この学校で最後の勤めの日となり、職員室に見えた先生方に挨拶をしたあと、思ってもいなかった花束をいただき、心がウルルンとしました。4年間、この学校に勤めることができ、本当に幸せでした。先生方、本当にありがとうございました。4月からは、新しい学校で頑張ります。(01年03月30日)
 ここのところ雨が降ったあと、車にやたらと泥が付き気になっていました。フロントガラスに付いた泥は、ウォシャー液では流れ落ちず、雨上がりのあとはガラスが汚れたままで、とても運転がしにくい状態でした。夕方のテレビニュースを見ていたら、この泥は、どうやら中国から飛んできた黄砂のようです。気流の関係で、東海地方へ黄砂が飛んできて、これが雨とともに降ってくるとい説明でした。(01年03月29日)【参考】気象モデルRAMSと結合した物質輸送モデルによる黄砂の輸送解析   宇宙から砂が見えるか
 13年度に、ある会の委員長を引き受けることになり、事務引継のために豊橋市まで行ってきました。2時間ぐらいでいけるだろうと思い、15分ゆとりをもって出かけたのですが、東名阪道路から東名高速道路へ入るあたりで大渋滞、東名高速道路に入ってからも三好ICあたりまで大渋滞で、結局豊橋まで2時間15分もかかり、約束の時間になんとか間に合うという、ひやひやの行程でした。連れ合いも指定休をとり、豊橋の帰りにどこかへ行こうということで、蒲郡市の竹島・竹島八百富神社と竹島水族館を見学してきました。久々にゆったりとした気分で、ぶらぶらすることができました。超安価のデジカメで竹島を撮してHPにUPしました。お暇ならご覧ください。→→http://www2.ocn.ne.jp/~turezure/takesima.htm(01年03月28日)
 中日新聞に、土曜日を含めて3連休とする「ハッピーマンデー」を拡充するために、与党の国体委員会会談で、「海の日」(7月20日)と「敬老の日」(9月15日)を、それぞれ7月、9月の第3月曜日に変更するために、国民祝日法改正案を今国会に提出を目指す方向で調整に入ったという記事が出ていました。3連休が増えることはありがたいのですが、授業時数の確保という観点から見ると、月曜日の授業が少なくなり、バランスがとれなくなってしまう可能性が大です。特に中学校では、時間割編成で一工夫が必要になることでしょうね。(01年03月27日)
 25日も、休日出勤をしました。休みだから静かだろうと思っていたら、学区の子ども会のジュニアリーダーの会が会議室で行われ、午前中賑やかな声が聞こえてきました。職員室のドアを開けておいたため、数人の子どもが入ってきて、「日曜日なのに、なぜ学校に来ているの?」と質問されてしまいました。午後は、運動場で小雨の中を大人のソフトボールの練習が行われ、これまた賑やか……。落ち着かない中で荷物の整理をしたせいか、何だか疲れてしまい、整理が終わらないのに早めに帰宅してしまい、また、明日も整理をしなくてはならない羽目になりました。(*^_^*)(01年03月25日)
 転勤の内示を受け、部屋の整理のために休日出勤をしました。4年間にたまった書類の数の多さにびっくりしています。校内で起きた様々な事件や事故の記録を整理していて、懐かしさのあまり目を通していたら整理の方が進まず、25日の日曜日も整理に出かけなくならない羽目になりました。家に帰ったらぐったり。ホームページの更新どころではなく、翌朝に更新と言うことになってしまいました。これから、学校へ行ってきます。(01年03月24日)
 3月23日は、12年度の修了式でした。鉄棒の逆上がりができるようになったから見てほしいとか、ドッジボールのボールがなくなったのでさがしとほしいとか、べっとりとくっついて職員室に戻っちゃダメとか、朝からテンションの高い子どもたちの相手をしました。本当に可愛らしい子どもたちです。転勤の内示があり、そんな可愛らしい子どもたちと別れなければならないことになりました。転勤の予告めいたことはすでに11月に聞いていたので覚悟はしていましたが、いざ、内示されると今の学校でやりたいことがたくさんあっただけに残念な気持ちでいっぱいです。4年間の在籍中、部屋の整理がしてないので、休みに出勤して整理しなくちゃ。(01年03月23日)
 22日は、なんだかうれしいようなさびしいような1日でした。午前中は、ついに最後まで教室に入れなかった1年生のT君が、記念に写真を撮らせて欲しいと言ってきました。電子メールのやりとりが、とてもうれしかったそうで、印刷して大切にしまってあるということです。なぜ、教室に入れなくなったか……1か月ほど前に手紙をもらいました。「担任の先生が、みんなの前で、ある子を叱った。それがとても怖くて、それから教室に入れなくなった」という内容でした。自分が叱られたわけではないのに、叱り方に恐怖を覚えたのです。夕方には、卒業生3人が、自分たちで焼いたクッキーに手紙を添えて、プレゼントしてくれました。いっしょうけんめいに焼いてくれたんですね。しっかり味わいながら美味しく食べました。(01年03月22日)
朝、校門で登校指導をしていたら、卒業したばかりの6年生が自転車でやってきました。「分団登校がきちんとできているか心配で見に来た」ということでした。6年生がいなくなった運動場は、何だか広々としていて、たった1学年いないだけで、こんなにもさみしくなるのかと思いました。(01年03月21日)
 我が家の食卓に春がやってきました。妻が実家へ母親の見舞いに行き、面倒をみる人のいない畑の自然生えの菜の花と、ツクシを摘んできました。母親が倒れてから10数年間、畑は誰も手入れせずあれ放題ですが、不思議と毎年菜の花とダイコンが自然生えします。夜の食卓に、ツクシの卵とじと菜の花のおひたしが添えられ、春の香りをたっぷり味わいました。(01年03月20日)
 3月19日は、名古屋の小学校の卒業式でした。最高学年としての自覚から、児童会や委員会活動、分団登校などで随分と活躍してきましたが、これで中学校へ入ると下学年ということで、小学校で得たものが一度ストップしてしまいます。子どもの獲得した力を小学校から中学校へスムーズに移行する方法はないものかと、毎年、この時期に気になるのですが……。(01年03月19日)
 学校のホームページを更新するために必要なプリントを職員室に取りに戻ったら、6年生の子どもたちが教頭先生の机の前でずらりと並んでいました。何事かと思って覗いたら、卒業アルバムの白紙のページに卒業記念のサインをもらっているところでした。ちょうどいいところへ来たとばかりに、私の机にもむらがり、サインをねだられました。なるほど、サイン帳だとなくしてしまうかもしれないが、アルバムならなくす確率が減り、思い出が消えなくていいなぁと感心しながらペンを走らせました。そのかわり、ホームページのUPが、随分と遅れてしまいました。(01年03月17日)
 19日の卒業式を間近に控え、リハーサルを行いました。卒業式のリハーサルとはいえ、6年生の子どもたちは緊張気味で、真剣に取り組んでいました。6年前の入学式では、折り畳みイスが高すぎて、足をぶらぶらさせていましたが、きょうは、足もきちんと床に着けることができ、6年間の心身の成長は、本当に著しいものだと思いました。この姿を親が見れば、きっと感動してくださると思います。いい卒業式になりそうです。 (01年03月15日)
 名古屋国際女子マラソンが3月11日午後行われ、松尾和美(天満屋)さんが2時間26分01秒で優勝しました。最後の最後まで、ぴったりとついてきた大南敬美(東海銀行)さんが2位に入りました。8月にカナダで行われる「世界陸上選手権エドモントン大会」の日本代表選考会を兼ねており、この代表内定基準が2時間26分を切ることだそうで、松尾さんの記録が基準より1秒足りなかったことは、どう影響するのでしょうか? テレビ放送の中で、解説者は内定はできなかったけれど、まず、松尾さんは選ばれるでしょうと言っていたので、大丈夫なんでしょうね。それにしても、去年のシドニーオリンピックのマラソン大会で優勝した高橋尚子さんは、この名古屋国際女子マラソンで選出されたんですから、大した大会ですね。(01年03月11日)
 鹿児島県内の高校の先生が、授業中に携帯電話の電子メールのやりとりをしていて、職務専念義務違反に問われたという記事が9日の新聞に載っていました。授業中の電子メールのやりとりの部分だけを見ると、何と厳しいということになります。しかし、この教諭は、妻が不在の時に女子高生を自宅に泊めており、その女子高生に電子メールを送っていたということで、信用失墜行為と連動して職務専念義務違反に問われることになったようです。私の職場でも、つい最近、こんなことでなぜこんなに厳しく対処しなければならないかということがありましたが、同じような内容であっても、条件の違いにより対処が変わるということなんですね。ご当人はよくこのあたりが理解できないようです。(01年03月10日)
 「私ね、○○君とラブラブなんだよ。これ、内緒だよ。」「もうじき卒業だ〜〜。今日から卒業式の練習だよ。呼びかけはもう覚えちゃった。いろんな思い出があるな。ソフト部の顧問の▽▽先生は、鬼の指導者だったな。心にぐさりの言葉が嫌だった。でも、ソフトが大好きだからやめなかったよ。」「ほら、これ見て。こんなに小さい電卓を持ってるよ。ちゃんと計算できるんだ。」「担任の先生、いつも寒いダジャレばっかり。」……朝の子どもたちとの会話です。子どもの見る目はとてもシビアで的確です。職員会議で立派な発言をする先生も、子どもたちからの評価は最悪。いつも笑顔で、温かく子どもを包み込む先生の評判はやはりいいですね。(01年03月09日)
 毎朝、南門と東門とで隔日に登校する子どもたちを待ち受けていますが、小学校を卒業した中学生も通り際に挨拶をしてくれます。私の立つ門の方を通って登校する中学生が一人いました。初めは気にしていなかったのですが、その生徒を毎日見かけるので、おやっと思って気をつけて見ていたら、確実に私の立つ門の方を通っていてくれたのです。その中学生が、今日は、卒業式を迎えました。ということは、明日からは、その生徒と挨拶ができなくなるということです。中学校の卒業式に参列し、その生徒が卒業証書を貰う姿を見て、明日からは見ることができなくなるのかと、寂しさと感慨にふけりながら卒業証書の授与を心で祝福しました。(01年03月08日)
 3月5日に、3年の児童の母親が病死し、葬儀に参列しました。41歳という若さで亡くなられ、「2年前に3か月の命といわれたのに、子どもの成長を見届けたいと2年もの間頑張り、亡くなる前に、子どもの成人する姿を見ることができないことを悔しがっていた」という父親からのあいさつを聞き、胸を締め付けられる思いがしました。その日は一日、全身の力が抜けたようで、昨日は、パソコンに向かう元気が出ませんでした。ご冥福をお祈りします。(01年03月06日)
 文部科学省の所管する日本体育・学校健康センターが営業主体となった、サッカーJリーグの試合結果を当てるスポーツ振興くじ(愛称をtoto)が3月3日から発売されました。5年前にイタリアへ出かけたとき、町の店のあちらこちらにサッカーくじの販売窓口が設けられており、日中から働き盛りの大人が群がっていたことを思い出します。文部科学省公認のトトカルチョということですが、日本での先行きはどうなっていくことでしょうか?<toto公式サイト>(01年03月03日)
 気象庁が、3月1日にソメイヨシノの開花予想を発表しました。平年並みということで、名古屋は3月27日と予想されています。入学式には、桜が似合います。この時期の開花であれば、なんとか入学式には花が残っていそうです。(01年03月01日)

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 2月25日付の各紙に、米国の有力格付け会社スタンダード・アンド・プアーズが「日本の長期国債を最上ランクから格下げする」と発表したという記事が出ていました。26日の朝日新聞の囲み記事<瀕死の政治>には、<日本、「先進国」から転落>という見出しで、主要7カ国(G7)で最高格付けをはずれたのは日本とイタリアであることが書かれています。地方を含めて690兆円もの財政赤字と、いまなお残る60兆円超の民間不良債権が、日本経済を混乱に陥れ、国民の生活を圧迫しているといいます。5年前にイタリアへ研修に出かけたとき、青年が30歳を超えても親に生活を頼らなければならないほど不況に陥っていることをガイドに聞きましたが、日本もそれに近づいているような気がします。「学校は社会の鏡」と言われますが、この経済混乱がどんな形で教育に影響しているのか……。気の滅入るこの頃です。(01年02月2月28日)
 朝日新聞に、ニューヨークタイムズ紙が今年中に「電子新聞」を発行するという記事を載せていました。レイアウトが現在印刷によって発行している新聞と同じで、ページをめくって読む形式になるということです。読みたい部分の拡大や新聞に載っている記事や広告に出ている企業や団体のホームページへリンクもされるということで、新聞のイメージもずいぶんと変わることと思います。この技術を開発した米・テキサス州オースチンの「ニューススタンド社」によると、世界の50社程度が利用を検討しているということなので、日本でもすぐに「電子新聞」が発行されるかもしれません。購読料は現在の印刷による新聞と同程度だということで、普及も早いかもしれませんね。 「電子新聞」で検索をしてみたら、日本でもすでに世界日報産経新聞が発行していることが分かりました。(01年02月25日)
 暁教育図書株式会社から総合教育向けの学習教材「総合的な学習の時間CD−ROM たすけ太郎」が発刊されます。「総合的な学習の時間」においてインターネットを使用した調査学習の手助けとするための総合リンク集になるということです。<子どものためのホームページリンク集>を、「たすけ太郎」の中からリンクできるようにしたいという連絡を受け、初期に作ったものなので、見づらいところがあり、アクセスしてくれた子どもたちに、少しでもみやすくするために、ちょっとリニューアルをしてみました。(01年02月24日)
 23日の朝、赤信号になったので、ブレーキを踏んで車を止めました。止めたとたん、車がゆらゆらと揺れるではありませんか。橋の上だと、大型車が通ると揺れますが、一般道路でこんな経験は初めてでした。超大型のトラックでも通ったのかと、隣の車線や後方を見ましたが、その気配はありません。「今、地震が起きたようです。」と、ラジオから声が聞こえてきました。震源地は静岡県西部地方、震源の深さが約50キロ、マグニチュードが5.3の地震でした。名古屋は震度3でしたが、車に乗っていての地震は初めての体験です。震度3ぐらいなら、まず被害はないと思っていましたが、学校のガスのマイコンメーターが作動して、ガスの供給が止まるという被害?が出ました。急に暖かくなった日のあとは、地震が起きるということを聞いたことがありますが、昨日の3月下旬並みの暖かさが、地震を引き起こしたのでしょうか???(01年02月23日)
 シンセサイザー奏者の喜多郎さんの「シンキング・オブ・ユー」が、米音楽会最高の栄誉とされる第43回グラミー賞の最優秀ニューエージアルバム賞を受賞しました。喜多郎さんの28歳の時の曲「シルクロード」を聞いて、幻想的で心が引き込まれるような感動を覚えたことを思い出しました。シルクロードが発表されたのは1980年なので、あれから20年も経ったということですが、今でもメロディが耳に強く残っています。喜多郎さん、おめでとうございます。<参考−喜多郎><喜多郎さんグラミー賞 中日新聞>(01年02月22日)
 きょうは、勤務校のホームページに携帯電話でアクセスできるページを作ることに挑戦しました。インターネットとつながっている家庭は、まだ数が少なく、学校のホームページを見ていただく機会が少ないことと、インターネットにつなぐことができる携帯電話をもってみえる方が増えたことから、携帯電話でアクセスできるページを作れば、見ていただく機会が増えるのではないかということが動機です。情報量はかなり制限されますが、「毎日の学校でのできごと」と「行事予定」の2ページを作ってみました。今後、どう発展させるかが課題です。(01年02月21日)
 今開かれている通常国会は、「教育国会」になると聞いていたので、国会の代表質問、党首討論、予算委員会を、テレビ中継で見ていましたが、代表質問では何人かの議員から質問があったものの、大半が教育とは関わりのない、起きてしまった事件・事故の追究ばかりで、何ともむなしい思いがしました。過去のミスを追究するのが国会の役割のように見えてしまいます。教育改革を真剣に行うのであれば、もっともっと未来を語り、夢を語って欲しいと思います。(01年02月20日) 
 昨日から風邪気味で、鼻水が出るし咳が出るし、最悪の状態です。それなのに、夜は某研究会の懇親会。主催者ということで欠席もできず、参加しました。懇親会は、非常に内容の濃いもので参加してよかったのですが、体調はさらに悪化。ならば、ホームページの更新などやらなければいいのですが、一日怠ると、パソコンの脇に新聞の切り抜きがすぐに山となってしまいます。これまでも、整理しようとスクラップしてあるものが、もう山になっています。ほんの少しだけ、山を崩しておこうと、今日も挑戦しました。きょうは、誤字脱字が多いかもしれません。ごめんなさいです。(01年02月19日)
 17日(土)に、区内の障害児学級卒業生を送る会に参加し、半日体育館で過ごしたせいか、昨夜から鼻水が出るしのどはいがらっぽいし、どうやら風邪をひいてしまったようです。例年ならインフルエンザが流行している時期ですが、今年はインフルエンザで学校を休んだ子どもが、昨年同期の1/45と少ないそうです。流行規模が小さいシーズンは2月下旬から3月中旬にピークを迎えるという記事を見ました。明日からの週は、ちょっと多忙な日が続くので、最悪にならないよう気をつけたいと思っています。(01年02月18日)
 16日の名古屋は、朝方にちらほらと雪が舞い、冬に逆戻りをしたような天候でした。3時からの出張のため外出しましたが、強く冷たい風がほおを殴りつけるように吹き付け、震え上がるほどでした。梅の開花だよりを耳にしますが、この寒さだと満開までにはまだ日がかかりそうです。「教育 in 名古屋」がYahoo!Japanに登録されてから、北海道や沖縄などからのアクセスもあります。気を引き締めて作成に当たりたいと思います。(01年02月16日)
 ここのところ、しばしば通学路の歩道に、車が乗り上げて駐車しており、子どもたちの登校の支障となっています。先日は、その運転手に会えたので駐車を遠慮してもらうようにお願いしました。「すいません。わかりました」との返事でしたので安心をしていたら、きょう、また同じ車が駐車しており、子どもたちは車道を歩く羽目になってしまいました。2年生の児童が、「先生、こういう人の迷惑になる駐車はいかんよね」といって通り過ぎました。学校のすぐ前のアパートの人なので遠慮していましたが、警察にお願いしちゃいますよ。青空駐車、歩道上への駐車……道路交通法違反ですよね。子どもたちに、「学校のきまりを守って」と言いづらい1日でした。(01年01月15日)
 川柳は、俳句と違ってその世相をよく風刺しています。第一生命が募集したサラリーマン川柳コンクールの全国入選作品100編が発表されましたが、IT関係の川柳がいくつか登場しています。インターネットアレルギーの上司の言葉、「ドットコム どこが混むのと 聞く上司 」……食わず嫌いの上司なんでしょうね。苦情電話の対応は何ともかんとも嫌なもの、嫌な報告も面と向かっての報告では角が立つ……「こりゃー便利 いやな報告 Eメール」。学校のLANもよくトラブルが起きますね……「社内(しゃない)ラン 頭混乱(あたまこんらん) わしゃ知(し)らん」。インターネットにはまりすぎて家族との関わりが薄くなると、「IT化 いいえ我が家は 愛低下」……家庭円満のためにもはまりすぎないように、ほどほどに。大学も高校も私語が減って授業中静かになったそうで、「授業中 携帯片手で 私語が消え」……昔早弁、今携帯。「オフィスから 転職サイトを 漁る部下」……リストラもここまで進んでいます。(01年02月14日)
 新聞に目を通し、ホームページに載せるために著作権に触れないように内容を事象のみに絞り、それが終わると、新聞社のホームページから<インターネットニュース>を選び出していると、平日は11時を過ぎます。上のまぶたと下のまぶたが仲良くなりかけ、一言日記は、<本日はお休みです>となることがしばしばです。帰宅したらすぐに一言日記を書かないと、なかなか書くことができません。ホームページの更新はもちろんのこと、MLへの投稿も一日に数件という、あるMLの管理者の方がいらっしゃいますが、どうやって時間を生み出していらっしゃるのでしょうか?私のパソコンの脇には、スクラップしたままで処理できない切り抜きが山となってしまいました。(*^_^*)(01年02月13日)
 偶然の事故というのは、予測ができないだけにこわいですね。10日には、ハワイ・オアフ島沖で米海軍の原子力潜水艦「グリーンビル」と宇和島水産高校の実習生が乗った遠洋実習船「えひめ丸」とが衝突事故を起こしました。岐阜県高鷲村の別荘では屋根の雪下ろしをしていて、そばで見ていた名古屋市瑞穂区の会社員が落ちてきた雪に埋もれて窒息死をするという事故が起きています。先日の航空機のニアミスによる事故も偶然の事故と言えるかと思います。ただ、偶然というのはあり得ないことで、事故が起きるのは必ず原因となる必然が存在します。事故後は、その必然が過失責任として問われるわけですが、必然が読み切れないところにこわいものがあります。学校での事故も、偶然といわれる事故や事件がしばしば起きますが、当然必然があって事故や事件に結びついています。必然をどう読みとり回避するかが、危機管理能力ということになるのでしょうか?(01年02月11日)
【参考】ロス級米原潜と実習船「えひめ丸」衝突関連ページ
 中日新聞から、「男女混合名簿」についての取材を受けました。学校での取り組みを、保護者の方が中日新聞に連絡されたようです。1時間ほどのやりとりの中で、思いが十分に伝わったかどうかが心配です。さて、どんな記事になって出てくるでしょうか?(01年02月08日)
 1年生の女子児童が、2週間ほど前から登校を渋り、母親が付き添ってきています。初めのころは、無理矢理引っ張られるという状態でしたが、ここ3日ばかりは、母親に手は引かれているものの、すんなりと校門をくぐっていきます。このまま、登校が続くことを願っています。(01年02月07日)
  通知表の所見で、先生方にとっては、子どもの心を傷つけないように、親にとっては、所見の裏側にはこんな子どもの姿があるのだということを知ってもらいたい、「書きかえたい言葉」というホームページを見つけました。(01年02月06日)
 http://www.kyo-sin.net/reframe.htm
 今冬はインフルエンザが例年ほど流行していないということですが、私の学校では、ぼちぼちと欠席者が目立つようになりました。雨や雪が降ると、インフルエンザの流行は抑えられるということを校医さんがおっしゃってみえましたが、今週の天候はどうでしょうか?(01年02月05日)
 なんともまあ、うらやましい……。記事を読んでいて思わずため息が出ました。横浜市が2001年度予算案に、地域の特性を生かした学校づくりの支援を行うために、全小中高校を対象に、17億5000万円もの「学校の特色づくり推進事業」を計上したということです。小学校で300万円、中学校で400万円、高校で500万円の予算が付けられ、使い道を決めないという事業です。どこかの自治体は、総合的な学習の時間は実態がイメージできないから、予算を付けにくいと言っているようですが、金は出すけど口は出さないという横浜市は、それぞれの学校が知恵を絞り、特色ある学校づくりに創意工夫をしようと言う意欲を盛り上げることと思います。どこかの自治体さん、宇宙に飛び出て、地球を眺めてみませんか!!(01/02/02)
 イタリアのサレルノ市を訪問したとき、道路のいたるところに盛り上がりが作ってあり、車がスピードを出せないようにしてあるのを見て、随分と思い切った施策を採っているものだと感心しました。2月1日付の讀賣新聞に、一宮市苅安賀の市道交差点に「スピードバンブ」という、こぶのような障害物を、交差点手前の道路上に設置し、車のスピードを落とさせるという記事が載っていました。地元や学校からの交通対策の要望から設置されたということです。一宮市では、2カ所への設置ということで、市内いたるところに設置してあるサレルノ市とは比較になりませんが、人にとっては優しい道路となることと思います。運転者には、運転しにくいでしょうね。 トップへ
 使い捨てカイロを学校に持ってこないようにという、生活指導主任からの提案があり、いささか疑問を感じました。禁止する理由が、使い捨てカイロを投げたり、授業中にカイロで遊んでいるからだそうです。日常的に使っている児童もいるわけだし、持ってこないという指導ではなく、カイロで目的以外のことをしないとする指導の方がよいのではないかと思いました。(01/01/30)
 アメリカのブッシュ大統領は、内政の最優先課題を教育改革と位置づけていますが、その内容は、統一テスト(読解と数学)による公立学校への競争原理の導入、統一テストの結果が思わしくない公立学校への予算配分の削減、水準以下の学校に児童がいる家庭にi私立校への転校の希望があれば補助金を付与などをあげています。ブッシュ大統領の記事を新聞で読んでいたときに、NHKニュースでは、日本の教育改革の一環として、コミュニティースクールの導入するとの報道をしていました。日本もアメリカも似たり寄ったりのことをしていますね。(01/01/29)
 腹話術の人形が欲しいということで、千種区にある工房へ出かけました。何体かの人形を見せてもらいましたが、「人形は、人と人とを媒介するためのすばらしい手だて」という話を聞き、何となく納得できました。先生や親の言うことは素直に聞けなくても、人形が言うことは意外と素直に聞き入れられるということです。そのためには、人形の顔は、子どもに劣等感を抱かせるような美形であってはいけないそうです。(01/01/27)
 アメリカでも教育改革が大きな課題になっているんですね。ブッシュ大統領が1月23日に、教育改革法案を議会に提出したという記事が新聞に載っていました。公立学校から私立学校への転校に対しての学校引換券(バウチャー)の導入、親の学校選択権の拡大、学校の裁量権の拡大などをあげていますが、要するに学校に競争原理を導入し、学校の活性化を目指すという内容かと思います。日本でも、今度の国会を教育改革国会と位置づけるということですので、似たようなことをやっているんですね。(01/01/25)
 本当に久しぶりに心地よく酔うことのできた懇親会に出席できました。奈良の大学の教授を迎えて、かけひきのない本音で教育を語ることのできる会でした。「0と無の違い」「在日の文化」「食糧を与えるのか狩猟の方法を教えるのか」「開かれた学校とは」「国際理解教育の本質」「同和教育の本質」「コミュニケーションの原点」など、2時間の懇親会がとてもみじかく感じられました。(01/01/24)
 アメリカのブッシュ大統領の就任式が1月21日に行われました。日本の1月末開催の通常国会が「教育改革国会」と名付けたいと森喜朗首相が言っていますが、アメリカでも教育には頭を悩ませているようで、ブッシュ大統領が、「最優先課題として教育改革に取り組みたい」と言っています。イギリスもイタリアも韓国も………、世界の国々が「教育改革」を標榜していますが、根は同じ問題なのでしょうか?(01/01/22)
 和太鼓演奏会「海鳴り」が勤労会館で行われ、見に行ってきました。子どもたちの出演も随分とあり、みな、一生懸命に太鼓をたたいていました。不登校の子、知恵遅れの子も参加していたということですが、周りにとけ込んでいて、上手に演奏をしていました。地域にこのような組織があり、その組織の中で子どもたちが育っていくという環境が、もっともっと増えるといいなぁと思いながら聞いていました。(01/01/21)
 1月20日は「大寒」でした。1年で一番寒い日ということですが、名古屋では昼過ぎから降り出した雪がみるみる積もり、名古屋空港や高速道路が相次いで封鎖されたという情報が、テレビにテロップで流れました。10センチの積雪ということでした。

 ところで、「教育 in 名古屋」が、YAHOO!Japanに登録されました。このホームページを開設した平成11年8月に登録申請を出し、約1年半なしのつぶてだったのに、本日のアクセス記録によると、YAHOO!からの訪問者が目立ち、不思議に思ってYAHOO!を開いてみたら「地域情報>日本の地方>東海>愛知>のページ」に載っているではありませんか。1月19日に登録していただけたようです。これからも気を引き締めて、ホームページの作成に当たりたいと思います。ご支援のほど、よろしくお願いします。(01/01/20)
 名古屋市が来年度から、小学1年生を対象に、各区1校程度ではあるが、「30人学級」を試行するという記事が出ていました。文部科学省は、40人学級のままで小人数教育を推進するという施策を打ち出しましたが、「30人学級」の試行は一歩踏み込んだ施策だと言えると思います。2002年度には、260校ある小学校全校に広げたいという意向であることも取り上げられており、実現が望まれます。(001/01/18)
 1年生が学区に住んでいる動物写真家の小原玲さんを招いて、「小原さんのお話を聞こう」を行いました。小原さんは、1年生が使用している国語の教科書(教育出版)の「うみへの ながいたび」の写真を撮影された方です。学校のホームページに小原さんの紹介をしようと検索をしていたら、「アイコ16歳」で最年少で文藝賞を受賞した堀田あけみさんのご主人だということが分かりました。こんなに身近に著名な人が住んでいらっしゃることに、興奮をした一日でした。(01/01/17)
<参考>小原玲さんと堀田あけみさん関連の書籍・ホームページ
アザラシの赤ちゃんに出合う旅マナティ 夢の人魚大草原のプレーリードッグマナティに会いたい堀田あけみ作品一覧堀田あけみ研究所おかあさんになりたい
<参考>小原さんと堀田さんの馴れ初めなどが………とら新聞107号 
  天気図は、典型的な西高東低の冬型でした。日本各地が寒波に襲われ、冷蔵庫の中にいるような冷え込み方でした。各地から大雪の情報が寄せられ、交通機関も大混乱でした。暖冬と予想されていたこの冬も、今のところ予報がはずれているようです。このあと、インフルエンザが流行しなければいいのですが……。(01/01/15) 
 教員が成績などの事務処理に使うパソコンと、児童生徒が授業で使うパソコンがLANでつながれていると、いつかは成績などのデータを児童生徒に見られるのではないかと心配していましたが、大阪府立住之江高校で、成績データーが生徒に見られるという事故が起きてしまいました。LANの場合、アクセスされたくないファイルは共有から外しておけばいいのですが、今回はサーバーに保存してしまったという不手際で起きたようです。これからも起こりうることなので、十分に気をつけたいものです。(01/01/13)
 毎日新聞が、政府・与党の公務員制度改革についての政府・与党の骨子が明らかになったいう報道しています。「スト権や団体交渉権などの公務員の労働基本権を認めるかわりに身分保障を廃止する」とか、「国家公務員法と地方公務員法を廃止して、共通の公務員法を制定する」、「年功序列的になっている人事制度や給与体系を廃止して、実力主義で実績に応じた信賞必罰の制度に転換する」などが骨子にあげられています。この法案が通れば、公務員や組合ののイメージが随分と変わるものと思われますが、生産性のない分野が多いだけに、評価という点で具体的にどんな手だてをとるのか、興味がもたれます。(01/01/10)
 今年から1月の第2月曜日が「成人の日」になり、学区の成人式に参加しました。テレビで、他の地区の成人式の様子を放映していましたが、舞台の上で酒盛りをしているところや、知事に帰れコールをしているところなど、これが成人かと思えるような状況でびっくりしました。私の参加した成人式は、静粛な中で祝辞を述べることができました。地域によって、こんなにも大きな差があるのでしょうか。<参考><高知県での成人式><香川県と埼玉県での成人式> <高松市での成人式>(01/01/08)
 讀賣新聞の「論点」(1/5)に、宇宙飛行士の毛利衛さんが時間に関する概念について記述していました。地球上に住んでいると、昼夜の周期が一日であり、一日は24時間という絶対的な概念で時間を捉えているが、宇宙飛行士は昼夜を90分サイクルで体験するので、宇宙から見れば時間は相対的なものであるという。交通手段や通信手段の発達で、タイムディスタンスが縮まりつつあります。通信手段でいえば、時間的な距離はもうなくなったといえるかもしれません。ものをもっともっとグローバルに見なければならないということでしょうか。(01/01/05) 
 讀賣新聞が日米英独バチカンの5大学長をドイツのクーロンベルクに集め、「世界5大学長クーロンベルク座談会」を開き、その様子を載せています。第1回目の1月3日付では教育を取り上げていますが、各国の教育が、それぞれ何らかの問題を抱えていることが紹介されています。座談会の中で、「子どもが大人と関わる時間や場が少なくなっていることをあげ、これらが、多くの教育問題につながっている」というところが、印象に残りました。
 地域から青年団の組織がなくなったこと、家族はあっても家庭がなくなっていること、人間関係の希薄化などが、昨年もしばしば話題として取り上げられていましたが、このあたりの解決が教育問題の解決につながるのかもしれません。(01/01/03)
 朝、6時40分に家を出て、近くの川の堤防まで「初日の出」を見に行きました。日本海側や東北、北海道は荒天だということで、名古屋も強い風が吹いていました。西の空には雲がいっぱい出ており、東の空も地平線のあたりに雲が出ていました。日の出を見ることは無理かと思っていましたが、ちょうど太陽が昇るあたりだけ雲が少なく、午前7時ごろから、雲をほんのりと赤く染め出しました。見事な日の出です。ここ数年では、一番きれいな日の出を見ることができました。幸先のいい1年の始まりのように思います。良い1年になるといいのですが……。(01/01/01)
 中日新聞の「中日春秋」によると、20世紀を漢字1文字で表すアンケートで「忙」が1位だったそうです。続いて、「速」「動」「流」と、いずれも20世紀の激動を表す文字が上位を占めたということです。戦争が続いた前半、テレビ、コンピュータ、ロボット、携帯電話など目まぐるしく開発された後半と、まさに激動の世紀でした。物質的には恵まれましたが、忙しくて心を亡くした世紀だったかもしれません。21世紀のイメージは、「楽」「夢」「悠」だそうです。残りの人生、こせこせせずに、夢をもって悠々と、楽しく過ごしたいと思います。ついに、年賀状が間に合いませんでした。義理を欠くことになりそうです。お許しを……。(00/12/31)
 多幸の島、福の島……日間賀島へ行ってきました。多幸はタコ、福はフグで、日間賀島の名産です。ゆでタコをたらふく食べ、満足しました。観光として見るところはあまりありませんが、日間賀島資料館(無料)にでかけ、日間賀島の歴史を学んできました。(*^_^*) (00/12/30)
 川崎市が「子どもの権利に関する条例」を12月21日の市議会で可決したということです。全国で初の条例で、4月に施行されます。虐待や体罰の禁止、いじめの防止などが盛り込まれています。川崎市での条例制定が刺激となって、各地で起きている子どもへの虐待や体罰の根絶、いじめの防止へと関心が深まるといいのですが。
<参考−神奈川新聞ニュースサマリー>(00/12/22)
 年金財政の悪化で、地方公務員共済組合が次々と破たんしているという記事(朝日新聞夕刊−12/19)が目に付きました。年金受給者が増える一方で、支える現役世代が行革で減っていくために、保険料と積立金の運用益の収入が年金支給などの支出を下回り、赤字財政になってきたといいます。かつて、先輩から「あなたたちが退職するころには、退職金も年金も貰えなくなるぞ」と脅されましたが、何だか現実味を帯びてきた感じです。この先、どうなるのでしょうね。ちなみに、これまでに秋田市、久留米市、大牟田市、佐世保市が県の市町村共済組合に統合されたそうで、来春に下関市が統合を予定しているとのことです。(00/12/20)
  利用者のニーズに合わせてバスの運行を行う「デマンドバス」という制度が、いくつかの自治体で導入され始めたということです。利用者が電話や専門端末で予約をすると、走行中のバスの状況から、最適ルートをはじき出し、予約の時間に予約した場所へ客を迎えに行くというシステムのようです。決められたカリキュラムの中で、半ば強制的に行われている学校教育も、利用者のニーズに合わせて教育を行うことができるような、「デマンドエデュケーション」のようなメニューができれば、学校も活性化するのではないかと思います。(00/12/17)
【参考】デマンドバス:モデル化とスケジューリング    下芥見支線バス実証実験   中村まちバス
 毎日新聞(12月14日付朝刊)のコラム<余録>によると、ユニセフの「2001年 世界子供白書」からの知識だとして、新生児は1000億個の脳細胞を持っておりその大部分が接合されていないが、「いないいないばあ」を繰り返してやると、赤ちゃんの脳細胞が反応して細胞同士をつなぐ接合部が強化され、新たな接合が生まれるとあります。また、子どもが3歳になるまでに脳の発達がほぼ完了する。36か月の間に子どもは考え、話し、学び、判断する能力を伸ばし、成人としての価値観や社会的行動の基礎が築かれるとも書かれています。3歳までに脳の発達が完了するとなると、それ以後の幼稚園や学校での教育は、発達の終わった脳へ刺激を与え、脳が眠らないようにすることに力点を置かなければいけないということでしょうか? 教育は「教え、育む」ことであるが、現在の学校教育や家庭教育は教えることに重きがあり、育むことが欠けていると言われていますが、脳を眠らせないようにするには、育むことに力点を置く必要があるのでしょうね。 (00/12/14)
  文部省の調査によると、100年前の子どもと現在の子どもとを比べたとき、身長や体重は大幅に増え、視力低下が進んでいることが分かりました。ちなみに、11歳の男児の身長は17,4センチ、女児は19.2センチ伸びています。体重は、11歳男児は12.4キロに、女児は13.1キロ増えています。食生活の変化が大きな原因のようで、体位が欧米並みになってきたということですね。(00/12/13)
 名古屋市の12年度の「給与条例改定案」は、本給が据え置きで期末・勤勉手当を4.95か月から4.75か月に削減、扶養手当をちょっぴり上げるというものです。ほかにちょっとユニークかなと思われる改訂が通勤手当です。環境都市なごやを目指して職員の意識を改革するため、自転車通勤の手当てを優遇し、自動車通勤の手当てを厳しくするというものです。民間企業や他の自治体が同様な方法を導入すれば、自動車通勤者が減り、車による通勤地獄が減るかもしれませんね。(00/12/12)
 土曜日と日曜日に、札幌まで出掛け4か月ぶりに孫の顔を見てきました。2歳と2か月で、まだ片言しかしゃべることができませんが、意思表示がしっかりとできるようになりました。乳幼児の知識の獲得は、目を見張るほどのスピードで、驚くほどです。(00/12/11) 
  勤務先のホームページをYAHOO!に載せてもらったら、急にアクセス数が増えました。NEWのマークが効いているようです。きょうも、関西方面の先生方の団体が、学校のホームページを見て、ぜひ、学校訪問をさせて欲しいという連絡してきました。ホームページの影響力は大きいものだと、びっくりしました。(00/12/07)
 歯の定期検診で、かかりつけの歯医者へ行ってきました。半年ごとに検診を受け、虫歯を初めてして歯槽膿漏や歯石の付き具合、歯の磨き方などを点検してもらいました。半年前の検診と大きく違っていたことが、2つありました。1つ目は、歯のみがき具合を記録するために、デジタルカメラを導入していたことです。磨き残しがばっちりと写っていて、歯磨きの仕方を具体的に知ることができました。もう1つは、治療計画書をもらったことです。今回は、歯石を取り、汚れた歯のクリーニングを行うと書いてありました。この治療計画書は、学校教育で活用すれば、子どもが何をどのように学習すればよいかが、一目瞭然で分かるなぁと感心しました。(00/12/06)
  12月5日の東海地方の朝は、今冬で一番の冷え込みであったということです。名古屋市の最低気温は1.4度でしたが、地表ではこれよりも温度が低くなり、初氷が張ったということです。校門で登校指導をしていると、何人かの子どもが、「先生、手袋貸してあげる」といって、自分がはめている手袋を貸してくれます。心の優しい子が多く、毎朝が、とても楽しみです。(00/12/05)
 
 年末ジャンボ宝くじが11月28日に発売されました。1等が2億円、前後賞が5000万円で、連番で購入して当たると3億円が手に入ることになります。発売予定が7億7000万枚で、完売の時は154本の1等が出るということです。1等が当たるのは500万分の1の確率ですが、10枚買えば50万分の1に、100枚買えば5万分の1の確率になります。100枚で3万円。掛け捨ての保険に入ったつもりで、夢を買ってみましょうか!!(00/11/28)
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 24日から26日までの3日分の新聞に目を通すのに、ほとんど一日がかりでした。一日の新聞の情報量は、驚くべき量があることに、今さらながら驚いています。たくさんの情報の中の、ほんの一部しか生活に反映させることができません。学校で空き時間に一生懸命に新聞を読んでいる先生が、意外と教育の動向に無関心なのは、全く別の記事を見ているからなのでしょうか?(00/11/26)
 
 愛知県の美浜町にある日本福祉大学が、生涯教育などを受講している社会人を対象に、2001年度から全国の大学では初の試みとして、インターネットを使った単位認定試験を受験できるようにするといいます。また、信州大学大学院では2002年度からインターネット授業を計画しているといいます。外国ではすでに、授業をインターネットで行っているところもあるとか? 義務教育では、テレビ会議のように、インターネットを活用した授業が導入されていますが、やがて、子どもが家にいながらインターネットで学ぶという時代が来るのでしょうか?(00/11/23)
 
 揺れる政局に関連して、11月22日付の毎日新聞に、加藤紘一自民党元幹事長の行動についての記述がありました。その中で、加藤氏がイメージしたのは1991年秋の「海部首相降ろし」だろうと述べています。当時は、竹下派が河本派の海部俊樹氏を首相に担いで「腹話術政治」を行っていたのを、加藤氏らが宮沢政権を実現させる先鋒になったというものです。腹話術政治という言葉は初めて耳にしますが、政治の世界だけでなく、教育の世界でも「腹話術教育」のようなものが存在するような気がしてなりません。どこかで、なにかがいつのまにやら決まり、それを実行するのに必死になっている姿はないでしょうか? どこかから聞こえてくる声に合わせて、口だけをパクパクさせているのかもしれません。じゃあ、自分でなんとかしたらどうか、ということになりますが、権力もなし、金力もなし、ひょっとしたら実力もないということになれば、戦(いくさ)にもなりませんね。(00/11/22)
 
 11月21日のニュースは、森喜朗首相の内閣不信任案関連の記事でにぎわい、教育に関連した記事はほとんど見かけませんでした。国会のやっていることは、よく理解できない部分がたくさんあります。無駄なエネルギーを注いでいるような気もするのですが………? (00/11/21)
 
 11月20日付の朝日新聞「天声人語」に、北海道・有珠山の噴火の時に避難所となった豊浦町立豊浦小学校の校長先生の言葉が載っていました。『避難住民を学校に入れ、あとはお任せではたまらない。いつ学校が避難所になってもいいように、人員や設備などの態勢を整えて欲しい』
 名古屋でも9月の集中豪雨で多くの学校が避難所となり、さまざまな問題がでました。災害対策のための見直しがされていますが、人員や設備などの態勢を整えるといったところまでの見直しは期待できそうもないようです。新設校や全面改築、小規模校の統合などの際には、ぜひ、避難所としての機能を考えた学校づくりをしてもらいたいものです。(00/11/20)
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 朝、登校指導で校門に立っていると、何人かの子どもが私の持っている携帯電話に関心を示します。特にi−モードに関心を示す子どもが多くいます。11月16日付の讀賣新聞に、ライフデザイン研究所のアンケート調査で、「小学校の5・6年生の3割が、中学生の5割が生活の中で携帯電話を利用していることが分かった」と書いています。子ども自身が所持しているのは、小学生が3%、中学生が16%だということですが、随分浸透しているんだなと、驚きました。(00/11/18)
 
 愛知県が来年の定期人事異動で、「職員のやる気を起こす」ことをねらいに、行政合理化推進、県史編纂、NPO・ボランティア関連、海外駐在員候補、国際博推進、通産省博覧会推進室への派遣など13の業務で、庁内公募をするというニュースが目に留まりました。教員の人事異動でもこんな手あげ方式が取り入れられれば、もっともっと意欲的な先生が増えるかもしれませんね?(00/11/16)
 
 政界がきな臭くなってきました。新聞の記事は、森喜朗首相の退陣?という見出しが踊っています。名古屋タイムズのトップに、「河野首相浮上」という見出しが大きく載りました。野党は21日にも、内閣不信任案を国会に提出するという記事も載っています。政治の社会って、何だか分からない部分が多いですね。(00/11/15)
 
 朝、出勤する前に購読している新聞5紙にざっと目を通すのが日課ですが、13日のように新聞休刊日の朝は、新聞に目を通す時間分のゆとりができます。ゆとりが出来た時間をどう過ごすか? ボケッとしていることが多いですね。13日の朝も、ボケッとしている間に出勤の時間が来てしまいました。(00/11/13)
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 ある自治体の議員さんと話をする機会があり、「政治家は夢を売ることが仕事だ。現実的なことの処理に追われ、未来を語ることが出来ない政治家はダメだ。今のうちの自治体の首長は事が起きないと動かない。次の首長選は別の人を推したい。」という話を聴きました。
 国では、首相を退陣させる、させないでもめているようすが新聞に大きく取り上げられています。その記事の中に、首相の退陣を求めている人が、「将来を語らないと若者の票は集められない。時代は変わった。」と述べたことが取り上げられました。夢も将来も大切なことですが、現実の問題はどう処理すればいいのか、知りたいところです。(00/11/12)
 
 プロ野球オリックスのイチロー選手の独占交渉権を米大リーグ・マリナーズが獲得したということで、オリックスと任天堂の株が東京株式市場で値を上げた(オリックスが120円高、任天堂が460円高)という報道がありました。オリックスはイチロー選手がマリナーズと契約すれば14億円の移籍金が入るし、任天堂は現在すでにマリナーズに在籍している佐々木投手とともにイチローを最高のキャラクターにすることが出来るというのが、株価上昇の一因だということです。一人の人間が、2つの会社の株を左右する力があるとは、たまげたものです。今教えている子どもたちの中にも、世の中を大きく動かす逸材がいるかもしれません。楽しみです。(00/11/11)
 
 大蔵省と自治省から「国家公務員共済年金と地方公務員共済年金を、2004年の次期年金財政再計算までに財政を一本化し、統合する」という案が出されたようです。現在の段階でいえば、国家公務員の保険料率が18.39%(半額は国庫負担)で地方公務員が16.56%(半分は自治体負担)など、地方公務員共済年金の方がゆとりがあり、統合されれば地方公務員の人たちには不利な面が出てくるように思います。保険金の徴収は高い方へ、年金の受給は低い方へ統合されていくのでしょうか?(00/11/10)
 
 「学校を選ぶことが出来れば」……東京都の足立区で平成14年度から、区内小学校76校、中学校39校の学校選択自由化が始まります。「先生を選ぶことが出来れば」……静岡県立静岡中央高校(単位制高校)で平成13年度から、開講する科目と担当教諭名を生徒に事前に知らせ、先生を自由に選べる制度を導入します。学校が選べて、先生を選ぶことが出来れば、子どもたちの学習環境もずいぶんと変わることでしょうね。教育公務員の身分保障にあぐらをかいている先生は、失職しかねませんね。がんばらなくちゃ。(00/11/9)
<参考>足立区→http://www.city.adachi.tokyo.jp/
<参考>静岡県立静岡中央高校→http://www6.shizuokanet.ne.jp/usr/chuo/
 
 アメリカ大統領の選挙開票が11月8日に行われたが、予想を超す大接戦で一旦ブッシュが当選確実と出たのに、フロリダ州でのゴア氏とブッシュ氏との得票差が少ないということで、当選確実が消されました。9日朝(日本時間)には、結果が確定しているとの予想ですが、一旦出た当確が消えたことによる波紋は大きなものがあるようです。フロリダといえば、平成8年1月に文部省の海外研修に出かけた土地だけに、大統領選の結果により関心を持ちました。経験というものが、あることに関心を持たせる大きな要素になるなぁと思います。(00/11/8)
 
 11月7日は立冬。東海地方は移動性高気圧に覆われ、名古屋の最高気温は23.7℃と動けば汗ばむ陽気でした。いずれ寒くなりますが、気温が急に低くなると風邪をひく人も多くいます。風邪をひいたら、風邪薬を服用ということになりますが、今日の新聞に「風邪薬成分で脳出血の恐れ」という物騒な記事が載っていました。風邪薬の成分として広く含まれている、塩酸フェニルプロパノール(PPA)に脳出血起こす副作用があるということです。風邪をひいてもうっかり風邪薬を飲むことも出来ませんね。(00/11/7)
 
 「情報技術(IT)戦略会議」の第5回会合が11月6日に開かれ、IT国家戦略の草案が示されました。5年以内に3000万世帯が高速インターネット網に、1000万超高速インターネット網に常時接続可能となるように環境整備すること、1年以内にすべての国民が安価にインターネットを常時接続することを可能にするなどが目標として掲げられています。各家庭が、インターネットへ急加速で接続されることで、地域コミュニティーも随分と変化することが予想されます。学校教育も乗り遅れないように、アンテナを高くしていなければなりませんね。(00/11/6)
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腹話術で入学式の式辞                    前任校の1年生(新2年生)が、学校生活の思い出に、朝のあいさつの場面を書いてくれました。