特色ある学校の紹介
 
沖縄県 宮城県 東京都 愛知県 岐阜県 和歌山県
 
沖縄県 <沖縄県のHP
名護市立嘉陽小学校 環境教育
◇ 名護市立嘉陽小学校では1991年から、ウミガメの卵をふ化させ、半年ほど育ててから海に帰す活動を続けています。これまでに、約300匹を放流しました。
 アウトドアがブームとなり、ウミガメが安全に産卵できる砂浜が減っているのを心配して活動が始められました。5月1日に学校の近くの砂浜で、ウミガメの産卵跡を発見し、ピンポン玉大のピンクの卵約120個を学校へ持ち帰り、校庭の隅に埋め直して、7月のふ化を待ちます。その後児童全員で数匹ずつ育て、約10センチぐらいに成長したところで、目印の鑑札を付けたうえ海に放流します。
【参考】名護市  嘉陽小学校のウミガメ保護飼育活動の紹介
    日本ウミガメ協議会
 
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宮城県  <宮城県のHP
塩竃市立第三小学校 環境教育
◇ 塩竃市立第三小学校のクラブ「ブルー・アース」は、オーストラリア製の生ごみ処理器(キャノワーム)を購入し、給食の生ごみを処理しています。
 生ごみ処理器は、直径50cm、高さ75cmの4段構造になっており、生ごみをミミズに処理させています。ミミズが生ごみを食べ、フンとして肥えた土を排出します。ミミズの生態観察が観察でき、自然の循環を体験的に学ぶことができます。できた土を集めて、学校の花壇で利用しようと計画を立てています。

【参考】塩竃市立第三小学校・子どもエコクラブ ブルーアース キャノワーム  ミミズのリンク集  塩竃市(しおMagazine)
 
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東京都  <東京都のHP
府中市立府中第一小学校 伝統ある鼓笛活動
◇ 1964年(昭和39年)に鼓笛隊結団。1968年(昭和43年)に6年生全員参加による「府中一小わかば鼓笛隊」とななりました。継続的な努力で学年全体の力を集結し、一つの美しいものを作り上げようとする教科をこえた総合的な活動をしています。

【参考】府中市立府中第一小学校特色ある教育活動) 府中市
 
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愛知県  <愛知県のHP
名古屋市立鳴海東部小学校 学校花壇のたい肥は給食残飯
◇ 名古屋市緑区にある鳴海東部小学校は、中日新聞や名古屋市教育委員会が主催する「フラワー・ブラボー・コンクール(FBC)」に毎年参加しています。FBCに参加する学校花壇では、給食の残飯をもとにしてできた自校製の「たい肥」を使っています。学校では、残飯からできたたい肥を「エコちゃん印のなるとうたい肥」とよんでいます。
 1999年7月に、名古屋市教育委員会が、学校へ「生ごみ処理機」を配置しました。給食の調理くずや食べ残しを、ごみ処理機の中に入っているバイオ菌がたい肥に変えるのです。現在、1日に10キロほどが生産でき、サラサラとした茶色の土になって出てきます。
 できたたい肥は、学校花壇で使うだけでなく、学校周辺に住む人たちにも配られており、喜ばれています。(中日新聞夕刊 4月15日)
 
【参考】名古屋市 緑 区  中日新聞  名古屋市教育委員会 
     バイオ式ごみ処理
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東海市立加木屋中学校   プロジェクト活動
◇ 東海市立加木屋中学校では、生徒会活動の中の「委員会」の数を減らし、生徒の発案による生徒自身がやりたいテーマでの「プロジェクト」活動を行っています。
 プロジェクトは、前期と後期に分かれており、テーマは、「世のため、人のため、学校のため」を基本として、生徒からの公募で決められます。
 プロジェクトが出来るまでの手順は、
1 提案したい生徒が、申請書を生徒会に出す。
2 全校集会でプロジェクトの内容を説明し、参加者を募る。
3 説明を聞いて、自分のやりたいプロジェクトに申し込む。
 プロジェクト活動は、平成12年度の段階では、ゆとりの時間を使って実施されていますが、平成14年度からは、一部を総合的な学習の時間で行うことも考えているということです。
 <平成12年度前期のプロジェクト>
 Play with the children(幼児と遊ぶ)
 続A Guide Dog(盲導犬を増やす)
 農耕作物(米の栽培)
 Save the future(ユニセフ基金)
 つどい2000(地域でコンサートの開催)
 加中祭(文化祭の開催)
 The word救援(貧しい国への支援)
 WITH LOVE(いじめ防止)
 愛校作業(校内整備、清掃)
 生き物(環境問題)
 SRR(校則改正)
 Let’s open heart(施設訪問)
 HUMAN FOOD(学校給食)
 SCHOOL TALK(ホームページ作成)
 食べる健康(食を考える)
 リトルビクシー(老人施設訪問)
 ベルマーク(ベルマーク集め)

【参考】加木屋中学校のHP:
http://academic1.plala.or.jp/tokai18s/j_tokai/kagiyat/kagiyat.htm
 
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岐阜県   岐阜県のHP
岐阜大学教育学部附属中学校 情報教育
◇ 岐阜大学教育学部附属中学校では、パソコン教育を積極的に取り入れ、授業での活用だけでなく、生徒会役員選挙の通知、音楽会、給食の献立の紹介、教師間の会議の連絡、英語検定の日程などの校内連絡や生徒の健康管理などにも利用しています。
(1)コンピュータ室、視聴覚室、図書室、保健室、個人学習室、すべての普通教室、職員室(教師に各1台)にパソコンを設置し、すべて校内LANで接続。パソコンの総台数130台。
(2)会議のペーパーレスの宣言を行い、事前に電子メールで資料を送信しあい、会議の効率化を図っている。
(3)「パソコン学級日誌」を地元ソフト会社と共同開発し、学級の日直が1日の目標や授業内容、反省などをパソコンで書き込んでいる。
(4)欠席や遅刻、早退などを生徒が書き込むと、学級ごとに学年ごとにリアルタイムで集計がされ、健康管理がしやすい。
(5)授業でメールを活用し、先生の質問に対して、生徒がすぐにメールで打ち返すことが出来る。
(6)家庭と学校とをイントラネットで結び、プリント類をメールで配信したり、親と先生が直接メールで会話が出来る。

【参考】岐阜教育大学教育学部附属中学校のホームページ
  http://www.fuzoku.gifu-u.ac.jp/chu/index.asp
 
 
 
和歌山県   <和歌山県のHP
田辺町立秋津川中学校  備長炭の「炭琴」で演奏
◇ 和歌山県田辺市は、備長炭の産地として知られていますが、この備長炭で「炭琴」を作り、音楽の授業などで活用しています。
 木製の共鳴箱の上に釣り糸を張り、その上に長さ30pから50pの炭を置き、「炭琴」が出来ています。「炭琴」は、透き通った音色と優しい余韻が特徴で、長い炭ほど音が低く短い炭は高い音が出ます。半音もあり、音域は3オクターブあります。
 「炭琴」は、湿気を吸うと音が響かなくなるので、半年に1度、炭を替えたり削ったりして微調整をし、調律しなければなりません。
 「炭琴」での演奏は、授業のほか、地域のまつりでも披露し、2000年3月19日には、紀州備長炭記念公園発見館で演奏会を行いました。
                     (読売新聞 4月5日)
【参考】田辺市 紀州備長炭博物館  紀州備長炭   秋津川中学校の炭琴
 
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