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はじめに

 Windows環境で日本語の文章を入力するには、ローマ字入力をするのが一般的ですが、そのキーの並びは日本語に適した配列とはとても言えません。
 過去には、仮名入力を含め、幾つものキー配列案が発表されましたが、どれも多くの人を納得させることはできず、現在に至っています。

 今回、通常使用するキーボートのままで、速くて楽に入力でき、タッチタイプが自然に身につくローマ字入力用配列が実現できました。
 その特徴を、次に示します。

 全体の構成は、次の図を見てください。

    (母音)              総合キー配列        (子音)
  小 指 薬 指 中 指 人差指 人差指 人差指 人差指 中 指 薬 指 小 指
拗音 ゅう(Q) (W) (E) (R) ょう(T) M(Y) W(U) R(I) N(O) Y(P)
基本 (A) (S) (D) (F) (G) H(H) -(J) K(K) S(L) T(;)
二重母音 うう(Z) いい(X) あい(C) おう(V) えい(B) B(N) P(M) G(,) Z(.) D(/)

  *()付きの英文字が位置を示すキートッブの刻印です。
  「ー」はあ行の仮想子音を示します。

詳細な説明

子音側

母音側

具体例(1)か行
    (母音)             か行個別表示        (子音)
  小 指 薬 指 中 指 人差指 人差指 人差指 人差指 中 指 薬 指 小 指
拗音 きゅう きゅ きゃ きょ きょう
基本 K(K)
二重母音 くう きい かい こう けい

※日本語の文章に、二重母音と拗音がどれほど多いかは、2文字からなる漢字の熟語を思い浮かべてみてください。
二重母音の例----会社、会計、空港、経理、航空、交通。
拗音の例--------供給、宗教,社会、写経、競争。


具体例(2)あ行
    (母音)             あ行個別表示        (子音)
  小 指 薬 指 中 指 人差指 人差指 人差指 人差指 中 指 薬 指 小 指
拗音
基本 -(J)
二重母音 いう いい あい おう えい

具体例(3)や行
    (母音)             ヤ行個別表示        (子音)
  小 指 薬 指 中 指 人差指 人差指 人差指 人差指 中 指 薬 指 小 指
拗音 Y(P)
基本
二重母音 ゆう やい よう

具体例(4)ワ行
    (母音)             ワ行個別表示        (子音)
  小 指 薬 指 中 指 人差指 人差指 人差指 人差指 中 指 薬 指 小 指
拗音 った っと って W(U)
基本 です ます
二重母音 おお わい わけ

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