「りゃあ」の、いきあたりばったり…[2000]

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(START 〜 2000.12.31 の分です)


2000.12.25 え〜っ、何んでェ〜????とゆーのが直後の第一声。「CCさくら」最終回?!「さくらカード篇」が終って、やっとこれでCCからCM、即ちカードマスターとして第一歩を踏み出したとこなのに。…ここで終られたのでは、「ここまでの苦労は何だったのよ!?…」と、俺なら絶対云う。で…BSでも、Part3は、始まってないんだよね?(あっと…そーか、劇場公開分があったんだっけ…)てことは、まー気長にリスタートを待ってれば良いのか…(しかし、アリエル君とゆーのも、そーとーなタマである。「…クロウ・リードの生まれ変わりとして、前世の記憶もあるとは云え、クロウ・リード本人ではない…」これでいながら、平然と「小学生」していられるとは…いや、俺でもいけるか…)

2000.12.19 この一月近く、ずっと書こうかどうしようか迷っていたのである。…アワーズ・ライトの「ハニー・クレイ・マイハニー」おがきちかセンセ。…この方の名前は知らぬ。だが、この絵この間この感触は、以前どこかで確かに擦れ違っている。ストーリィは(よくある)モダン・ファンタジーもの。ハニワにのっかった魂ごと現代に甦った古代の女の子に、「押しかけメイド」されることになった「中年予備軍」の考古学者。…吹き出しでない、“語りかけ”のセリフに不思議な情がこもって独特の「間」が生まれ、それが物語のBGMになっている。…こーゆーの、ちぃっと弱い。何がどうという訳でもないのに、涙腺が刺激される。で…それをどう書いていいか、まだ迷っているのである。連載になるらしいので、とりあえず次号を待つか…

2000.12.12 ここんとこ、深夜「ああっ、女神サマ 〜 小さいってことは、便利だねっ!」を見ている。云わずと知れたアフタヌーンの連作4コマがモトネタであり、よくまああれだけのネタでここまで…とゆー感想なのであるが、ふと思い出した。このタイトル…いまからちょうど30年前、日米合作のアニメ「キングコング」の併作、「おやゆびトム」のテーマソングの一節である。…なんつうか、自分が齢とったとゆーより、それだけ時間が経ってしまったのだ、とゆー感覚のみが伝わってくる。「20世紀の終わりに」…なんかもっとしっかり、書き残しておくべきだろーか?…

2000.12.9 半月以上前から、話だけは聞いていた「どっとこにたん」をやっと見る。…確かにこれは今時のアニメ。…それ以上何をいえば良いのか? ただね、同じ「不条理」の世界を描きながら、「スーパーミルクチャン」とは相当に違う。むしろスピード感が異なるだけで「おじゃる丸」に近いのではないか?(そーでもないか?)…で、結構大笑いしながら見ていられたのだけれど。とはいえ…今後も見たいか?と問われたら、それははっきりいって「?」なのだが。
今日ふと思った。「ガッチャマン」と「秘密戦隊ゴレンジャー」…同じ5人編成なのだが、どっちが先だったっけ?…

2000.11.26 今日は結構スゴい日。「どれみ#」も「CCさくら」も、もんのすごく重要なエピソード。
「どれみ#」。ストーリィどころか、プロットからコンテから、些細な科白の一つ一つまで、文句のつけようがない。特に時折挿入されるどれみのアップときたら!…しかも、見終わって「大人の目」で反芻してみたら、どれみパパの「モノ書き」といい、どれみママの(過去形だが)「ピアニスト」といい、おまけにマジョリカの「魔女」といい…全部が「プロのきびしさ」を、子供にわかりやすく教える内容になっている!…とゆー二重構造。…こーゆーことをしてくれるか。…やはりあなどれじ、いまどきのアニメ。
そいでもって「CCさくら」。ラストシーン、小狼クンの心中は如何ばかりか。さくらの両肩に置いた手をすべらせて、力一杯抱きしめてやりたかったろう心の内は。…「思春期」とゆー、遠い遠い過去が今目の前に甦る「恐怖」みたいな数秒間。思い出しても寒気が走る。…今夜は眠れるだろーか?

2000.11.24 ここんとこ、やや低調。自分が…てのもそーだけど、何か面白いコミックやアニメに当たらないってのもある。
漫画アクションが完全に「成年コミック」に様変わりしてからかなり。猫島礼センセとか小本田絵舞センセとか、殆んど「超」のつく「大御所」を引っ張り出してきたのは誰のアイデアかしら? 昔の絵、覚えてる人間にはちょっと眩暈っちゃうとこがあるんだけど。(特に小本田センセ。昔のキャンパスライフ調の絵とストーリィから、とんでもなく離れたとこに来ちゃってますね…)しかし、それいいだしたら実は「ルパン3世」だって、すんごく変わっちゃってるんだけどね。(「ジャガーマン」なんて、覚えてる人います?…)

2000.11.14 先週の土曜は高校の同窓会で随分久々の東京行き。30分だけ時間空いたので、秋葉を通り過ぎる。新装開店なった「虎の穴」のみ、ちらっと立ち寄る。…秋葉なんて、殆んど25年振り。それこそ高校時代以来行ってない。「秋葉原デパート」が健在だったのはやや驚き。(同窓会それ自体はこれといって。みんな年取ったもんだ…)
翌朝とんぼ帰りしてきて、この日はCCさくら、スキー合宿の話。深夜、暖炉前で想いにふける李小狼クン。ふと漏らした「さくら…」のつぶやきに、「なあに?…」と返事されてとび上がる描写に思わず爆苦笑。…実は昔、似たよーな経験があったりする。

2000.11.6 三連休だった。…今の時期はやや困惑。も少し「内向」したい時なのに、家事に追われてままならない。…書店のレディースの棚で「アワーズ・ガール」を見かけてパラパラと手に取る。…最近、ビジョンがよくわからないぞ、少年画報社。
深夜「人造人間キカイダー」を見る。クモ型ロボットの名前「カーマイン・スパイダー」がいきなり思い出せて、我ながら驚く。てことは当時、結構一所懸命読んでたんだなァ…このアニメ、相当に良い出来。当分、週一の夜が楽しみ。
さんまの「から騒ぎ」女子高生スペシャルを見てたら「萌々」(もも)て名の女のコが出てた。本名だとしたら…何考えとったんじゃ、おとっつぁん !?

2000.10.27 昼休み、散歩してて不図立ち寄った古書店で、なんとなつかしー、くら☆りっさセンセの「放課後には魔道師」を見つける。「花いちもんめ」の連載が、何故かラポートから出てたのね。巻末ゲストがこれまた、がぁさんセンセと、それになんと、うたたねひろゆきセンセ(!)…気分は一気に10年前。午前中、仕事でちょっとイライラしてたのが完全にすっとぶ。くら☆りっさセンセといえば、先日同時期と思われる同人誌も見つけてたんだが、これは「買え!…」とゆーことなのかな?

2000.10.25 何時の間にか、またヤンジャンをチェックするよーになってる。「〜金太郎」と「CUFFS」と「あい」と…「キュイジニエ」はまあいいや。一体どのあたりがターゲットなのか、よくわからないのだがまあ、今の俺に面白いから許す。「孔雀王」が終わったあたりから、読まなくなって居たんだ。だから…大分前。大昔の記憶といえば…え〜と、「ネコじゃないもん!」か?(あれ、ヤンジャンだったよな、かなり記憶が…)連載中はほとんど毎号追っかけていた。結構、自分の日常と引き比べて身につまされる思いなどしていたんだが… それから十数年後、ふと喫茶店でコミックスを見かけ、まとめて読み返してみて…いや、途中で読み進めるのがイヤになったのだ。「学生」が主人公であるストーリィとして、このテンポはあんまりである。「日常」というものを、ここまで「台無し」にしてしまっていた話を「コマ切れ」だから読んでいられた、という「幻滅」は今もって忘れ難い。そんなこともあるのよ…

2000.10.18 昼間、いつもはあまり行かない本屋(つまり、通り道じゃないから)に行ったら、結構久しぶりでコミックライズを見かけた。勿論メディアックス、大昔の「花いちもんめ」の後継。がぁさんセンセが連載してた頃から終刊までは読んでいたが、その後コミックライズに変わってから、何時の間にか読まなくなった。…なんか、面白くなくなっちゃったからなのだが、今日読んでみてその感じは一層。なんつうか私的な分類でいうところの「面妖系」になっちゃってるんだわね。(この感じ、わかる人にはわかると思うが)読者層を勝手に狭めているんじゃなかろうか?
同じとこで「フラッパー」も読む。こっちは逆に、だんだん良くなってるぞ。そのうち、買って読んでもいーかな?(しかし、以前他所で書いたことだが、自分の守備範囲である「少年」「青年」「成年」コミックだけでも、月刊・隔週・週刊を可能な限りチェックしてくと、月に7,80冊は読まにゃならん事になる。「ゲーム」はもとより「少女」「レディース」まで手を広げるのが到底無理だという話は…わかっていただけますよね?)

2000.10.9 名古屋「まんだらけ」に行ったのよさ。先週の金曜日、昼休みに。(勿論、背広姿で)時間が無いので、とりあえず同人誌のコーナーだけ。有名どこのセンセには個人名の仕切板までついている細かさ(在庫0でもな)。おそれいりました。全店ゆっくり…はそのうちに。(因みに、「がぁさん〜くろがね文庫」は当然ながら影もかたちもありませんでした…)昨日の、CCさくらといい、どれみ#といい、バイプレーヤーの女のコ2人ずつが、すんげえイイ味だしてくれてた。知世の膝で泣きじゃくるメイリン…実は「似た者同志」だったあいことおんぷ… 「女のコ」ってのが、そーゆーもんだってことを知ったのは、10代も終わりかけの頃だったと思う。で、「それって、結構Hなことなんじゃないか?…」ってことに思い至るまでには、更に10年近くかかったのであった。…

2000.10.3 がぁさんの新作「背後霊24時」を入手。…ストーリィは全部フォローしてたんで、やはり細々とした描写に目が行く。16歳で死んじゃった主人公の内面が、まだ殆ど明らかになっていないことに改めて気がつく。16歳…なにしてたかな、俺? (すでに酒も煙草も覚えてはいた筈だが)後書きで「単行本10冊目」との記述に、自分の本棚を確認。…確かに、10冊目。もっと些細なことが気になったのは、このカバーの紙質。手の脂とかついちゃいそーだわ。カバーを買ってこなければ。

2000.10.1 シドニー・オリンピック終わる。さんまが約1週間、現地に居ずっぱりだったとは知らなんだ。インタヴュアーとして「自分が喋ることで、相手にも喋らす」とゆーのは、やはり有意義なキャラクターなのだな(ソフトボール・チーム全員と「だめ・だめ…」には笑えた…)てことを再認識。…部屋の模様替えしてて、10年ぐらい前の梶尾真治のSFショートショートが出てきた。中の1篇、「ドーピンピック2004」に爆苦笑。(いっそのこと、薬物で人間の能力を極限まで引き出す世界大会を開催したら…とゆーネタ)次のアテネが楽しみ…ではある。
 2、3日前に本屋の「婦人実用書」のコーナーで、「オダギリジョーのセーターブック」てのを見かけて思わずひっくりかえる。確かに…セーター編んであげたくなるキャラクターだろうが… それが変身アクションヒーローだってのがどー考えても「?☆※$§」…今日もきたろうのおやっさんが金箔入りカレーをこしらえて、
「きんきんカレー…じゃストレート過ぎるから、けろんぱカレー…じゃどうだ?」
「…でも、けろんぱって「〜み・ど・り」ですよね?…」
と、どっちがボケかツッコミかわからんよーなシーンを見せてくれた。これでいーのか?クウガ。

2000.9.26 ヤンマガに新連載は初登場「CLAMP」だとォ!…レイアースといい、Xといい、勿論さくらといい、…CLAMPといえば、70年代少女マンガの正統的後継者だと思ってたが、ついに青年誌に出てきやがったか。しかもネタが「ぶっとびCPU」。美少女型パソコンという素材で何をはじめるつもりなのやら。
今週のジャンプ「こち亀」。過去二十有余年、一度もなかった、とてつもなくヘビィなテーマ。描かずにはおれんかった作者の心中は如何許りか。…下手なコメントは挟む気にもならん。

2000.9.25 前回更新の翌日から例の「大豪雨」。おかげで2週間もUPする気になれませんでしたわ。今日は昼間、娘の幼稚園の運動会。「お父さん」して参りまして、明日は筋肉痛か?。…で、夜。何の気無しに「攻殻機動隊」を見る。いいなあ、コレ。ネット始めた今見て大正解。何つうか、伝わってくるものが単に精神的レベルに止まらず、殆ど「触感」(だって、手足の指とか動くモン…)に紛らわしい。のみならず、「まだるっこしい」。日常インタネに触れていると、既に今時点で「更に深いところまで達している」気がする。(つまり、未達なのはニューロン・インタフェースのハードとテクノロジーな訳で)ラストシーンは素敵だったが、「遅いよ…」と呟いてしまう俺であった…

2000.9.10 今日は…実にイロイロ。クウガもどれみ#もはなまるも全部見た(普段だったら絶対ココに書くことがある)けど、その後、メンズコミックに出かけてたんだな、これが。そーゆーイベントがあるっつう事は知ってて、但し今回はそれ知ったのが2、3週間前だったんで殆どチェック出来ず、唯一その情報ネタとなった魔訶不思議センセのみ目当てで出向いた。…流石ですわね、目の前でラフに当たりを取った色紙の上にカラーのおんぷチャンが出来あがっていく過程を半ば唖然としながら眺めていた。まだ数回、掲示板にカキコさせて貰っただけなのに、咄嗟に思い出せて頂けてこれまた感激。…夕刻、帰って昼寝して晩飯の支度しながらCCさくら。…アリエル君の悪戯でエレベーターに閉じ込められたさくらと李小狼クン。「ちょっとした危機」の後、思わずさくらを抱きしめる李クンにこっちも思わずうるうる来てしまった。…てな訳で。…この年で感性に衝撃を加えられるとしばらく響く。何日かは余韻で楽しめそ。

2000.9.3 今までに誰もノッてこなかったネタを。…日曜の朝とゆーと、タイムレンジャーやらクウガやらどれみ#やら、一言云いたくてしょーがない人間が一杯おると思うが、ちと変化球…実は「ぐるぐるタウン はなまるクン」が結構気に入ってるんだよね。モトネタが「学研」のキャラクターであるから、まるっと子供向けかというと、さにあらず。今日の話でも、町中でワーワー騒いでいたら「妻がホームページ作ってるんで、もう少し静かにしてもらえませんか…」という「?」な小父サンが出て来たりして、その「訳のわからなさ」に一人大ウケしてたんだけど。そしてやはり、石川ひとみおねえさんのOP。…誰か同好の人はおられませんですかね?…

2000.9.1 もう秋か…などとバカな事をいっている場合ではない。ここんとこ、やや体調不良で咳が止まらん。にもかかわらず、ずっとHPの手引き等をあさっていたのだ。ちょいと「技」の出し方を知りたかったもので… 一応、目的は達成。(本屋でマニュアルを片っ端から見るより、インタネで適当に検索かけた方が早かった。やっぱり、すごいことになってきているのを改めて実感。)先日、紀伊国屋で洋書コーナーをのぞいたら、パワーパフガールズのアメコミがあった。…これ、完全に「ジャパニメーション」の影響で出てきた代物じゃない?…カートゥーン・ネットワークでもたまに見るんだけど、日本だったら絶対エロパロしかけられそ。向こうだと、それってヤバいんだよね?…

2000.8.27 昨日からずっと(飛び飛びだったが)Animaxの「日本のアニメ・ベスト100」を見ていた。Top1は(やはりというか)「機動戦士ガンダム」。「鉄腕アトム」「鉄人28号」「エイトマン」がリアルタイムだった俺にとっても、その後の流れから見ていけば当然と思える結果。つまり「ヤマト」があってこれがあり、これが無ければ「エヴァ」は生まれなかっただろう…という意味で。…この30時間で印象に残ったといえば、やはり「コナン」か?そして「アトム」の第一回。ストーリィよりも細かいディテイルを結構覚えていたというのが、自分自身にたいする驚き。そして…Animax、もっと頑張って過去の作品を堀り起こしてくれよ、忘れられてる秀作はまだまだ一杯あるぜ…

2000.8.23 ヤンキン増刊…「アワーズ」「キングダム」に続いて、先月から「アワーズライト」が出てる。(「ヤンキン」…とは云ってないんだよね…)どのへんが「…ライト」なんだか良くわからないが。ちいっと気になるのは、「恋愛ディストーション」〜犬上すくねセンセ(でした!…)。先月の「中出し…とは?」話も結構身につまされたが、今月の「恋の予感…とは?」話もかなりキた。で…実際、そーゆー「現場」にいる(筈の)「若いモン」にとって、こーゆー話はどこまで届いているのだろう? 「ライト」とは名ばかり、実はそーとー「ハード&スーパーストロング」な相手は…実体は自分自身である訳なんだが。こーゆーストーリィをちゃんと描ける今時のコミックてのは…やっぱ凄いものだと思う。

2000.8.19 お盆も終わりかけだが、コミックは今だ夏枯れ状態。(復活は明日ぐらいからか?…)先週はコミケなどあったらしーが、これはちと縁遠い話。で…CATVで「新造人間キャシャーン」など見る。といって、93年のリメイク版。あの様々あったエピソードを4話にまとめられてしまったら、ストーリィ面ではちょいと消化不良。ビデオそのものは良い出来だったし、何よりキャシャーンの造形が良かった。ただ…やっぱ食い足りない。特にラスト、ブライキング・ボスとの1対1シーンはもっともっと盛り上げて欲しかったものだが。(これもまぁ、お盆だとゆーことで)

2000.8.5 「超人ロック」の新作(ビブロスのスペシャル版)を読む。何の違和感も無く語られる、壮大な「宇宙暦」の中の1エピソード…これが、ロックの初登場から既に30有余年。物語のヴォリュームからすると、あの「グイン・サーガ」には負けるとはいえ、「所要時間」としては絶対に上回る!…(途中からとはいえ、俺だっても30年近いつきあい)これもまた「ネバー・エンディング・ストーリィ」である。(かぐさんの暑中見舞い見ながら考えた。俺にとってのイチ推しキャラといったら、何になるかな?…で、この「超人ロック」しかり、ダーティペアの「ユリ」しかり…最近だとやはり「さくら」姫か?…そして、結局行きつくのは萩尾望都センセ「百億の昼と千億の夜」〜「あしゅらおう」サマになってしまいますのでした!…)

2000.7.29 毎度どうものかぐさんから暑中見舞い。ありがとございますぅ〜(って「幽遊白書」か?)

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2000.7.23 今日は大収穫!…新刊サンデーGXの陽気婢センセも確認出来たし、何より今日の目玉は…この1年ばかり探し続けていたがぁさんセンセの掌編「とーとつですが御休憩!」を含むフランス書院コミック文庫のアンソロジー「あの娘にハートビート」をついに入手! ふふふふふ…これはまさに現在のがぁさんセンセの「原点」ではないか?…「恋の妙薬…」も「タイム・スキップ…」も、学園モノの原型が全部入っている!!!…とゆーわけで、やはり「目的ある古書店巡りは、根気が一番!…」(しかし、今日は完全に「虫のしらせ」…何故か、朝からその店に「行かねばならない…!」とゆー「強迫観念」に囚われておったのだった…。そーゆー時には、素直に従うのがやっぱ「正解」でっせ?…)

2000.7.20 「課長王子」の最終回を見る。やはり、そーであったというべきか。「あの頃の俺たちは、確かに真っ赤に燃え上がってた…」ということを、本気で真正面から描こうとしていたのだ。(GIBSONとかが協賛に名前連ねていたのも、こうであったら肯ける)多分、彼らが選ばれたのは「究極兵器」との「共鳴」係数…みたいなものが最も高かったからに過ぎないのだろう。そこでもう一つの要素…「あなたじゃなきゃ、駄目なんです。この宇宙を救うのは…」の方に行く。「中途半端」だったのは、こちらだった。目の前に「究極兵器」という最高の「お客サン」がいるのだ。何をどーやれば、一番ウケが取れるのか、それに突っ込まないミュージシャンは(恐らく)いない。それが自分の「本当に」やりたい事かどうかで、みんな悩むのだ。それを…「情熱」一般に解消してしまったから、「中途半端」になってしまったのだ。それは「戦略」と「方法論」の問題である。…って、俺がそこまで真正面から論じてどーする?…

2000.7.13 なんとなく深夜「大運動会」なるものを見る。冒頭、中田浩二のナレーションにて淡々と語られる物語世界の成り立ちとイニシャリゼーション…そしてもう「映画音楽」の範疇に入れられそうなメインテーマ…そこから一気に収斂してスタートするストーリィの鮮やかさは、ほとんど「超大作」のノリである。こんな作品の存在を、今の今まで知らなかったというのは(珍しくも)「あ〜っ、損しちゃってた〜」の感覚。いや、この先のストーリィがどこまでモトを取らせてくれるのかはさておき、このオープニングだけでかなりモトはとらせてもらった感じ。…という訳で、早くも第2話。結構ノリはいいぞ…

2000.7.7 飛龍乱センセの日記見てたら、よしだけいセンセが交通事故で亡くなられたとか。衝撃…(まだウラは取れてない)結構取り乱した感じでカキコしたものだから、えらく単純なミスをしでかしてる。「桜桃の『千物語』」でしたわね。トロンとした女の子の顔が第一印象的に気に入ってしまい、「花いちもんめ」の「魔道天女」(だったと思う。これまた自信無し)ぐらいで、FL書いた記憶がある。ラフなタッチの、だが劇画調でない独特の絵柄に、一時「マイブーム」だった。とりあえず、ご冥福をお祈りいたします。

2000.7.1 2夜連続は久しぶり。というのも、とんでもないネタが。今月創刊される「月刊サンデーGX」の予告を眺めてたら、執筆陣中になんと、陽気婢センセのお名前が! これにはビックリ、ついに天下の「小学館」ですか? どんなことに、なるんじゃろね… と思ってたら、地下鉄中吊にて本日創刊「まんがえふ(F)」の広告が。こちらの執筆陣は(これまたなんと)山本直樹センセから町野変丸センセまで…これは……流石に良くわからん。見つけたら、読んでみますわ。

2000.6.30 この日も深夜「課長王子」を見る。これ…物凄く「欲求不満」がたまるのだ。或る年代より上の人間にとって、ロックをやるという事は「ありふれた幸せとは無縁になる」という事と同義であった。それを止めるということは、それこそ「転向」であった訳なのだ。…ということを理解認識していたならば、このストーリィ自体が成り立たないことがわかる。単にテクニックだけの問題ではないのだ、自分の身体を使って「表現」に向かうという事は、或る意味「自分の人生を棒に振る」事に他ならない。つまり「捨て駒」になる、という事に。…で、この主人公はそれこそ「転向」しちゃってたに違いないのだ。それをわざわざ引き戻してきた、ということは…(この項、未了。ストーリィ全体の企図が、今の所不明であるから。)

2000.6.24 深夜チラッと「天地無用!(地球編)」を見る。これでさえ、5年以上昔なんだもんな〜。銭湯での入浴シーンにはやはり唖然。湯の中とはいえ、しどけなく開かれた美星の全身に…
でもって、話は20年前までさかのぼる。現在スーパージャンプにて連載開始した「リンかけ2」。600万ジャンプ読者のおかげで(多分)最も人口に膾炙したであろう必殺技「ギャラクティカ・マグナム」を引っさげ、剣崎ジュニア麟童が巡礼の旅に出る。ヒジョーに楽しみになってきた今後の展開。(しょーもない展開になっていく可能性もあっただけに期待大)しかし同時期、「ドラゴンボールZ」にて、ラディッツを倒すためだけにピッコロが1回のみ放った必殺技「魔貫光殺砲」…リアルタイムで覚えている奴って、どれぐらいいるのかな?

2000.6.19 菊地秀行氏の「妖獣都市〜魔獣児」を読む。このシリーズ、オープニングは85年。その後翌年までに出た3部作で、主人公2人…「こちら側」の滝蓮三郎と「向こう側」の麻紀絵の間に子供が生まれていたのである。…で、今作の準主役がこの「子供」たち…兄・滝直也と妹・滝涼子なのだ。設定年齢は各々12才と10才の、はっきりいって半分「化物」…で、途中までどーにもこの二人の具体像が浮かんでこず、読み進めるのに難儀しておったのだが…不図、妹・涼子が10才?…CCさくらと同い年?…ということに気付いた瞬間!…自分の中で、作中人物が「生き」始めた。勿論、涼子には「知世」、兄・直也には「李小狼」君の姿を借りて… いや〜、想像の中でヴィジュアルに展開する「菊地秀行世界」というのを久しぶりに堪能。これは結構(どころではなく)来るぞ〜

2000.5.29 飛龍乱センセの「だーりん・だーりん」を読む。わー、えろまんがだえろまんがだえろまんがだ。…もう、20年くらい昔、「漫画ブリッコ」という雑誌があって、たまたま(でもない。実は、岡崎京子女史が連載されてたのだ)見てしまって以来、この所謂「美少女」系コミックにはまっている。勿論、最初はビックリしたのだ。実写であれば当然、ウラの世界でしか表出出来ないだろうこの描写に。そして、いろんなセンセのいろんな絵を目にしているうちに、最も基本…女の子って「キレイ」な存在なのだ…ということに納得する。(当然の事のよーだが、昔…さらに昔からの「劇画調」だと、何故か「キタナラシク」なってしまうのが不満だったのね)という訳で今に至るのだが…ひとつだけ、想いついたので苦言、飛龍乱センセへ。「いっちゃう」瞬間の女の子って、もっと「笑って」ますよ。それはもう、不思議なくらい一番いい顔で。(…って、ここまで読まれてないよな?)

2000.5.20 …という訳で、GWは終わった。(既に2週間が経過している)…「エヴァ」完結編。はっきりいって、言葉が出ない。…いや、書き出せば止めど無く、想いは尽きぬばかりに書けてしまうのだろうが。そして、もう一つ云ってしまうと「書く気がしない」。なんとなれば…
3年前の私が正しかったからなのだ。これほどまでに、おぞましい話であったとは。それは知り得ぬままにいた方が良かったと、今の私は真剣に考えている。………そこで一つだけ、疑問が残る。「何ゆえに?…」と。

2000.5.3 何の気なしに「頭文字D」を見る。なんか、たらり〜んとした主人公だな…と思っていたら(ヤンマガのは読んでないのよ)監修で土屋圭市氏がかんでるのね。大分以前、深夜の若者向けバラエティで司会やってて、「日本で一番緊張感に欠けるレーシング・ドライバー」という感じがしたものだったが、なんつうかこの主人公が「そのまんま」。ただ(俺の仕事と比べちゃマズいんだろうが)「やってることに集中して、緊張してる暇もない」時てのは、やっぱ結果が「仕事」になってるもので、それはエラい事だと思う。…俺はめし食いながらボーッと眺めてたら、横でカミさんが必死になって見ていた。

2000.4.29 「サイボーグクロちやん」。前週まで3回もかけた「オルタナ・砂漠編」がストーリィも時間配分も全然不満だったのに、今週はパーフェクト。「ミーくんの誕生秘話」(それにゴーくんの右手が何故義手であるのか、の説明も込み)ゴーくんの大学中退から始まって、ミーくんとの出会い、バイオ犬との死闘、サイボーグとして復活するミーくん…までの回想シーン。ミーくんゴーくん二人だけでお母さんの墓に詣でるシーン(奇しくも今週のヤンジャン「サラリーマン金太郎」で「墓参りなら彼岸より命日」のシーンがあった)。いや〜、このアニメで真正面から泣かされるとは思わなかった。もう、涙、涙… しかも、見終わった後の爽快感は、なんか久々「良いものを見た…」という感想に尽きる。満足。

2000.4.21 ここんとこ夜、CATVでガンダム「1st.」と「ZZ」を見ている。で、週一のみ「デュアル!」を見ている。…何年差があることになる? そもそも巨大ロボットとは外から操縦機で動かすものであった。「鉄人28号」しかり「ジャイアントロボ」しかり。それが「マジンガーZ」と「ジャンボーグA」以来、主人公が中に乗り込んで動かすものになった。そして…巨大ロボットはだんだん機械であるよりは「人間」に近づいていき、ひとつの極点として「エヴァ」に至る。…これだけのネタで、随分しこたま語れるのだけども。(結構様々な「哲学」が作り出されてきてるのだよね)
テレ東にて「ラブひな」スタート。なんと夜10:28より。(週マガのは結構以前にパスしちゃってるのだが)さて、誰がはまるのかな?

2000.4.16 本日の「どれみ#」。…ちと引いて眺めると、子供に向けた話ではない事に気がつく。つまり「自分が子供だった頃の、自分の親を思い出せる」世代がターゲットだと。で…半分だけ良くわかる。それは俺が男だから。「女の子と母親」てのは、「男の子と父親」とはなんか根本的に違うとこがあって、それは多分今回の話のキモであろう「はづきチャンの母親の昔話」が明確な説明になっていない(と俺には思えた。はづきチャン、何を納得しちゃったのかな?…)ところにありそうだ。おはなしは一応終わったけど、問題は何も解決してないぞ、はづきチャン? (思いっきり余談。前から思っていたが、4人娘の「役割分担」が今回一層明らかに。「いちびり」のどれみ、「ぼけ」のはづきに「つっこみ」のあいこ、それに「美形」のおんぷ…とくれば、ほとんど玉川カルテット! 「あ〜石を投げないで…」)
本日の「CCさくら」。いよいよヤバいぞ、李小狼クン。このヤバさに、君は気付いているのか?

2000.4.8 マンガネタでありながら、マンガと関係ないことを書こうと思う。つまり、このページについて。「マンガについて書く」という制約を既に課している訳なのだが、実はもう一つ自分に課している事がある。それは「書きたいことは書かない」という事である。…何かで読んだ、「或る晩自分の見た夢」について喋られるほどつまらん事はないそうだ。それと同じである。「書きたいことがある」という事を書いているのだ。そしてもう一つ「数行で書く」、これはトレーニングである。自分の意図したこと(「書きたいこと」ではない、わかるね?)を簡潔にまとめて書けるように練習している訳である。…で、今日の「サイボーグクロちゃん」。なんか、思いっきりマジに「オルタナ・ワールドSF」をやってないか?(いや、先週時点で既にそー想ったんだけど)で…まだ引くか?!

2000.4.4 アニメネタ続く。というのも、今月入ってCATVにチャンネルが増えた。パーフェクTVで見れてたのかな?「Animax」。で、平日23:00からがガンダム1st。これがずいぶん進んじゃってるんだ、昔そー集中しては見ていなかったので、どのへんの話なのか思い出すのが大変。(よーやく覚えのあるエピソードが出てきて「あぁ、あのへんか…」状態)それよりもちょっとビックリしたのが絵。こんなに粗かったっけ?…その他古いところで「巨人の星」とか「あしたのジョー」とか。とはいえ…今のとこ、さほど魅力的な番組もないので、次月以降に期待。(どーせなら、東映アニメの古〜いとこ…「風のフジ丸」とか「宇宙パトロールホッパ」あたり、やってくれんものかな?…)

2000.4.2 珍しく2日連続でアニメネタがある。「魔界都市<新宿>」。菊地秀行原作は過去「吸血鬼ハンター‘D’」「妖獣都市(古い方な…)」を見てるのだが(それらはもう10年あまり前になるか…)、これは3年前の作。で、アニメの出来としては昔のものより遥かに良い。が、ちょっと待て。原作の書き込みの迫力に圧倒されて菊地氏のファンになった身としては、この作品のストーリィはあっちこっちで食い足りん。何よりも<新宿>を「妖物蠢くゴーストタウン」にしてしまっているのが、どう考えても納得できん。「都市に棲むもの、人間のみに非ず」というテーゼを前面に出すと…3時間でも足らんだろうね。1時間半という時間内にキッチリ過不足なく収めたこの作りは絶賛に値するのだけれど。新作の方の「妖獣都市」は、いつになったら見れるのかしら?(菊地氏ご本人が誉めてらしたのでね…)

2000.4.1 風邪だ。一家全員風邪。…でもって、どこへも出かけられないので、子守りを兼ねて一日アニメで過ごす。「サイボーグクロちゃん」ロミオとジュリエットの2体、あれって宇宙人製のロボットだったよね? (以前からだが)どーしてこうも「人間的」なんだ? しかも結構強い! …話は引きなんで、とりあえず来週をみてから。「CCさくら」昨年シリーズの最終話再放送。さくらのCCとしての成長が明らかになる重要なエピソード。来週日曜からの新シリーズを期待させるには十分。…でもって「エヴァ劇場編」どーやら、俺の視点は誤ってはいなかったよーだ。但し、するとゼーレの意図は奈辺にあるのか? とりあえず、人類が破滅した後の世界を牛耳ろうとしているのだとして、エヴァ3体を(しかもパイロット不要で)手に入れる事に何の意味があるのか?…こーゆーのを「謎」とゆーのだ。そして、…碇シンジ君、君は君の思いもよらぬ所で、大した男なのだよ?

2000.3.28 がぁさん目当てに今週はヤンチャン。で…岩明均氏の新連載は時代劇。どうなりますことやら。Hなマンガ満載と、Hでないアイドルグラビア。よく考えるとみょーな雑誌ではある。…で、やはり引っかかる。「UNDERGROUND」たがみよしひさ氏。「軽シン」…て、一体全体何年前だ!?「男が女の子を前にしてカッコつける」とはどーゆーことか、何となくアレで教わったよーな気が今だにする。続けて「松田優作物語」など読むもんだから、気分はもう20年前。「陽炎座」と「ブラックレイン」、どっちも3回以上はみてるぞ〜。

2000.3.25 体調不良はまだ続く(あと一月くらいか〜?) ヤンチャン「エイリアン9」が一部方面にやたらウケた冨沢ひとし氏が、月刊アフタヌーン連載中の「ミルク・クローゼット」。3月目でもまだノレない。なんでだろうと、しばらく考えて気付いた。文字…「言葉」が絵に対して少な過ぎるせいだ。ために、物語内の「時間軸」が明確になっておらず、その中に入り込むことも、その外から眺めることも、中途半端になってしまっている。勿論、作者の意図したところではあるのだろう。問題はその「効果」というか、「結果として現れているもの」のほうにある。…あー、歯がゆい。こんなもん、言葉で説明できるか! 必要なのは「説明」ではなく、物語内をズバッと横切っていく「視線」なのだ、ということを…

2000.3.21 3連休だったが、体調がいまいち。(というか、花粉症対策の薬飲んでたんで、その副作用らしい。すんごく、かったるい)「クリーミィ・マミ」のOVA版をチラッとのぞく。…なにこれ。「絵」が結構危なくない? 第一印象は、シャワーシーンで決定的なものになる。「う〜ん…」唸るしかないのか。…ビックリマン2000も見る。12年前を思い出して、やや複雑な心境になる。スーパーゼウスさまって…こんなキャラクターだったかしら? あちらこちらが「今風」になっているのが、なんだかとっても「違和感」。…結局、素直に「子供向け」でないのだね。いや、…これがひょっとして「今の」子供向けなのか? にわかに、マジで、そこらの小学生捕まえて、聞いてみたくなってきた。「…ガングロなお姉さんは、好きですか?…」とか。

2000.3.10 正月明けから、実はまたずっとエヴァを見ていた。(今週までやってたのよ、週3日ずつ)ちょっと確認しときたい事とかあったので…。一つには「季節」。夏…が結構重要な連想の鍵になってる。映画「8月の濡れた砂」を思い出したのはむしろ当然だったとして、森田童子が意識の水面に浮かび上がってきたのには我ながら驚いた。(あるのよ…あの「僕たちの失敗」を収めたアルバム「マザースカイ 〜 君は悲しみの空を一人で飛べるか?」って奴が…)もう一つが、綾波レイの自室。物置に布団敷いて寝泊まりした事があるか? 彼女ではないが、精神状態が空白になっていくのを留めようもない感覚と、そして自分が何故そんなことを知っているのかという訝しさ… それと「死海文書」。「しかいもんじょ」はないだろう?「古文書」じゃないんだから。DOCUMENT なんだよね。「ペリカン文書」が「ぺりかんもんじょ」だったら、あの映画にあんな緊迫感は出なかったと思うんだけど。(…ほんとにキリなく書ける。このへんにしとこ。続きはいつか…)

2000.3.3 たまにはHマンガネタ、それも2連発で。え〜と、がぁさん以後作者名が気になったセンセは、とりあえず2人。ぢたま某氏、それに法田恵氏。今月のコミックボナンザ(これこそ、何時何処でお目にかかれるか見当のつかない本。月刊だから一月のうちには大抵読めるのだけれど。これに比べたらヤンチャンなんてローソンに行けば絶対手に入る)の「OLウェイズ」…Hシーンの艶っぽさが「買い」。特に女の子の上気した表情が濃やかで、この数年(「3人から初めよう」からだったっけな?…)は追っかけ状態。も一つ。快楽天の陽気婢センセ。なんか久しぶりに読んだ。で、今回はみょーに話を作られてる。「まとまった話の中のH…」てのが、これまたみょーに新鮮。結構以前からのファンですが、今月は収穫。

2000.2.26 ちょっとショッキングなものを読んでしまいました。月刊アフタヌーンの「赤い鳥」… たんたんとした絵で、たんたんと語られる一人の若者が「殺し屋」になっていく過程… 物凄く「そそられ」ます。「衝動的」でも「計画的」でもない殺人… それが「仕事」なのです。「ゴルゴ13」からも、池波正太郎の「必殺仕掛人」からも伝わっては来なかった或る種の「波動」に、心が波打つのを押さえることが出来ません。この「仕事」が、日本のどこかで確実に成立している、という不気味な「実在感」がひしひしと押し寄せてきます。本当にこのストーリィ、作者の想像の産物なんでしょうか? マジな話、昨夜はうなされてしまいました。

2000.2.24 わかぎえふ、というと中島らも氏の秘書兼タッグパートナーとして何冊か著作も出されている。結構以前になるらしいが、「女体の神秘」と題する本で、女性雑誌でのアンケート結果をネタにしたエッセイを書かれていた。で、その冒頭「人前で出来ない事は何ですか?」…回答の1位は「SEX」と来ていたので、日本もまあ一安心云々…ということで話は別方向に流れていったのだが、最近内心首をかしげている事がある。この答、「但し、実際にそーゆーことになったら、イヤとは言いません」と続くのではないか、と。コンビニで「ナンパ素人××ヌード」を売りにしたコミック誌が売られ、どーやら商売として成立しているらしい、というと現実がどのへんにあるものか想像がつく。で、私は「近頃の若い娘は…」という話に持って行こうとしているのではない。「女の子って、こわいな…」という昔からの感想を新たにしているにすぎないのである。

2000.2.20 「どれみ#」3回目。直球勝負はまだ続く。冒頭でクラスメートに新しくなったMAHO堂を見せたりなどしたが、今回は主役ぽっぷちん。おんぷちゃんがバイプレーヤとして見事な立ち位置見せてくれて、「お姉さん」を一所懸命こなそうとするぽっぷちん。おなかがすいてミルクの洪水引き起こしたはなちゃん(やっぱ「魔力」は桁外れなのね)を助けて…という魔法(ひとつ気がついた。「○○が××になれ!」という魔法よりも、「○○を××して!」とお願いするほうが、この世界ではどうやら有効な魔法らしい。ということは…)で、いきなり6級合格(そーいえば、ケーキみたいな自分の欲しいものを、とりあえず出す…てのが9級レベルだったもんね)、妖精ファファも貰えて「限界超えちゃったのね…」のぽっぷちん。多分おぶって帰っただろう、どれみちゃんのニコニコ顔まで思い浮かべられそうだったエンディング。花マル。

2000.2.17 少チャンを読んでたら「京四郎」が次週最終だと。…不良少年が主人公になるマンガが、いつ頃から一般的になっただろう? 記憶を辿るとやはり1960年代終盤、本宮の「男一匹ガキ大将」になるのか? とするとこの人やっぱスゴイな、現代の「サラリーマン金太郎」に至っても、基本的なスタンスが何にも変わっていない!というのは。で、世の中を見回すと、現実の「不良少年」もマンガ的に「いい奴」になってきている。(例えば、辰吉みたいな、な)その反面、変にヒネクリ返った奴が犯罪に走る。何の事はない、現実がマンガに追いついてきただけじゃないか…ニュースステーション見ながら、そんな事を考えた。

2000.2.13 「どれみ#」2回目。何つうか、思いっきり「マジ」。こうもド真ん中に直球を投げ込まれるとは。お母さんにも先生にも「オーナーの意向でMAHO堂は魔法グッズの店からフラワー&ガーデニングの店に様変わりするんです」「オーナーの娘さんの赤ちゃんを1年間MAHO堂で預かることになったんです」…これでお膳立てが出来ちゃった。どれみのお母さんにも、そんなドラマがあったのね…、「ミルクの温度は手首の内側で確かめること」…そんなベーシックを教えられて、彼女たちの「子育て」はいよいよ本格的に。これで周囲にどんな事件が起こっても「…今日も一日大変だったよね?…」で、済んでしまう!(ちょ〜っと、ズルイなあ…)で来週はやっと、ぽっぷが正式見習いに? 妖精ファファも登場?

2000.2.11 地上波で「風の谷のナウシカ」を見る。…これ、84年だったのね。結構経っちゃってるんだなぁ。大筋は勿論覚えてたけど細かいとこ、例えばいろんな「虫」の細部の描写が如何にも「地球にいる虫が巨大化したらどうなるか?」(ただスケールアップしたら駄目、それでは足なんか自重を支えきれず折れてしまう)を考えてるんで、リアルな感じが出せてるんだな、とかに目が行った。勿論スタッフに庵野氏が居たのも確認。(先日のETVで、巨神兵の煙、宮崎氏から庵野氏へ「2色で描く、3色使ったら殺す!」というメモが残されているのを見た。該当のシーンではおもわずニヤリ。なるほどねェ)…やっぱ凄いわ。初期ほどリキが入るてのは、まさにこーゆー事なのね。

2000.2.6 「どれみ#」スタート。…なんか、伏線だらけ。前シリーズ最終回の「…魔女を止めてもらいます」に始まる一連の流れが、どーやら「女王様の陰謀(?)」であるらしい事はわかった。で、彼女たちもめでたく魔女見習いに復帰(但し1級まで試験はうかってるんで、ニューバージョンてのが上手いな)して、メインテーマが「子育て」ときたか。(これも上手い。自分の下に妹や弟がまだ赤ちゃんという世代向けな訳だ)これだけ設定がすでに面白いのだから今後の期待は、まー外されないだろ?

2000.2.3 月初は週刊・月刊のコミックが「ダマ」になって出るので、読む方は大変。だのに…何か一言書いてやろうという気にさせるものが一つも無いてのはどーゆー訳だ? えーと… 強いて挙げると、月マガの「セキララ LOVE  LIFE」かな?(一応)少年誌なのに、先月は「ブラの付け方」、今月は「ムダ毛のお手入れ」を事細かに描写してくれて、「???」という作品。「女の子って、大変なんだぞ…」ってことが云いたいのか知ら?(それにしてはギャグのネタにしちゃ、失礼だろが)

2000.1.31 「どれみ♪」最終回。いいなあ… 構成・演出ともに云うこと無し。ちょっと振り返ると、1級試験問題「魔法で人に感謝されること」ってのが結構難しい課題だったのだな…という事に気付かされる。「魔法など無くても大事なことは…」彼女たちが気付いたそのことが、また、これを見ていた子供たちへのメッセージになってる…という。実に見事パチパチ。で…一度扉をちゃあんと閉めてから、次週「#」がスタートするのね。素晴らしい。(でないと子供に「ねぇ、もうどれみちゃんに会えないの?…」とか泣かれちゃうとこだったかもな)

2000.1.29 病院の待合室で、先月号のコミックボンボンを見る。「サイボーグクロちゃん」が載っているので、その内のぞいてみない訳にはいかんな…とか考えていたのだ。TVアニメ版が結構原作の雰囲気を伝えてる事に納得。確かに、ああしかならねえわな。…しかし、一冊通しで眺めてみた印象は、一言でいって「デジタル・サンプリング」…今時の小学生がこれを面白がるのは或る意味当然。ただ、…「突っ込むべき点」は存在し、それはちょいと一朝一夕に相手できるものでもないようだ。ちと考えてみるか…

2000.1.27 少サンの「デビデビ」、ついにルシフェルの登場。あぶね〜。そもそも「昔々、天界と魔界が分かたれた頃…」に始まるこの存在をかくというのは、それ自体危ない行為だと思うのだが。今後の推移に着目。
ヤンチャンで、がぁさんの新連載開始。「括目して次号を待て!…」ってか?

2000.1.21 ヤンマガUppersの「0リー!打越くん」がだんだん…な事になってきている。大体、菊池秀行センセのファンであるからして「吸血鬼」という存在に何がなしシンパシィを持ってしまっており、このコミックもそのへんで妙に気になるのだ。「触感」は、確かに近いような気がする…(女性の吸血鬼が現代日本に紛れ込むとしたら、多分フーゾクにいるだろう。だって精液てのはほぼ血液と同じ「イド」で構成されているのだから…てのをどっかで目にしたよーな)

2000.1.16 2月ほど前から書店の雑誌棚で気になっていた1冊…「ねこめーわく」竹本泉センセの特別増刊(何の?)…を立ち読みする。レディースコミックの棚なので、周囲の目を若干気にしつつ。予想通り美味。(とはいえレジに持っていく暇はなかった。子供連れてたのよ…今度まであるかな〜)そーいえば、アッという間に休刊になった「NCハイパー」て雑誌も、レディースの増刊だったよな…(鉄観音千夜センセとか、るりあ046センセとか、ジャッキー奴隷センセとか載ってたんですよね〜)

2000.1.13 「なめぞう」サンって、最近劇画調のものばかり描いてらっしゃるのね。確か以前Hマンガで「けだものだもの」だとか「土木の神」だとか描いてらしたと思いましたが。…なんで?…昔の、好きでしたけれど。
TVのスポーツニュースでヤクルト・池山の顔を見て、誰かを思い出した。しばらく考えた後に一人爆笑。…「ごぞんじ! 月光仮面クン」の「サタンの爪」…。

2000.1.10 この正月は「エヴァ」だった。(といって、そうキッチリ見てた訳ではない)いいたいことは今だに沢山後から後から出てくる感じだけれども、「まぁいいか…」というのも実感としてある。大体、2年ほど前に結構長文で「論文」らしきものまで書いてしまっているので、今更何を云えば良いのか。(その折の支離滅裂を読みたい人は、こちらへ)しかしそれでも、インパクトはでかい。仕事していても頭の中でオープニングテーマ「残酷な天使のテーゼ」が鳴る鳴る。
月ジャンで連載開始時から読んでる「エンジェル伝説」が佳境に入ってきた。あーゆーの、かなり好きなんだよねェ。