「りゃあ」の、いきあたりばったり…[2002]

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(2002.1.1 〜 2002.12.31 の分です)


2002.12.31 2002年も終わる。…昨日のチャット、「今年のコミックを振り返る」を総括してみようと思ったが、エントリー作品を列挙するだけになっちゃうんで、「まーいーか…」。
…今年は大変充実した1年でございました。数多くの新しい出会いと、そして次ステップを予感させる様々な出来事を経て、また新しい年が迎えられます。皆様、本当にありがとうございました。
(…て、とこで。本日新着の「Ours」、コミックマスターJに大爆笑。「…だったら、最初からやれよ…」と、読後のツッコミ…)

2002.12.24 クリスマスイヴである。…特に気を引かれる新作にも出会えず、当然サンタクロースがやってくる筈もなく(ところで、やっぱりサンタは、「…おらぁ、サンタだ…」とやってくるのだろーか?)、何度目かの再放送「ふしぎ遊戯」の最終回などを見ているのである。…やはり、ここは、おがきちかセンセの名作「子羊は迷わない」を読んでるのが、正しいクリスマスの迎え方ではあるまいか?(クリスマスネタのコミックとしては、ここ数年でピカイチ…)
話は全然変るが、ふと思い立って矢間野狐センセをチェックしてみた。…苦手の「面妖系」でない、ごく正統のHマンガではないか。意味も無く安心。

2002.12.20 年末進行、真っ只中。…コンビニのぞいても、「一回休み」の雑誌多々。そんな中、ふと目に付いたコミック「コットン」に手を伸ばす。(久々…)途中からかなり「????…」。以前(覚えてる範囲で)は、「面妖系」だった筈のこの雑誌。いまやどう見ても「不可思議系」。へたうま…を、何時の間にか通り越して「へたへた…」な絵と、この絵でなければ釣り合いが取れないよーな「ビミョーな」ストーリィ。こんなの、同人誌でさえも、滅多にお目にかかれないぞ… なんつうか、ヘンに「リアル」なのだ。ひょっとして…作者の「実体験」なのではあるまいか? 何度も繰り返して読みたくはないが、…なんか夢に出てきそ…

2002.12.7 ちょいと間が空いたのは、サボっていたせいもあるが(ちと忙しくてな…)、いまいち、書きたくなるよーなネタに当たらんかったせいもある。…「That’s イズミコ オカワリ」、俺もみてきた。いいねェ、こーゆー感じ。…そーしょっちゅう読みたくはないが、たまにぶつかると後を引く。こーゆーの見た後で…「あの日を知る者は幸いである」CLAMP、ヤンマガ「スポ僧」。どなたが某在阪球団のファンであらせられるのか?…若干、知りたいよーな知りたくないよーな。…でもって。YA「嵐」、西川魯介の新作。もう…よくわかったから。(…どれも、長く書くネタではなかろう。そーいえば今週、「天地無用GXP」も見たんだっけ…)

2002.11.19 本日の収穫はYJ増刊「漫革」から、「暴力幼稚園 坂巻三郎」。…幼児虐待の母親を、パンクス教師が「斬る!」。…「担任だ…」の一言とともに、子供の目の前で母親を殴る蹴る…思わず「殺さないで…」と哀願する母親に、「…ああいってるが、どうする?…」と尋ねる相手がその子供なのだ。「…やめてあげて…おかあさんは、一人しかいないから…」という子供に泣き崩れる母親… その後、とりあえず笑顔を取り戻しつつあるその子を見ながら、「…消せやしないけどな…」と、主人公の一言がとてつもなく重い。…実は彼も「経験者」だったのだ。
…ここまで真正面から描きこまれると、なまじな事は云えない。「暴力」を肯定するつもりは毛頭無いが、こーする以外解決の途は無いだろう「現実」に、やりきれなさはやはり募る。…こんな「問題作」は久しぶりだ。

2002.11.16 キッズステーション、この秋の新作2本。…その1、「天使のしっぽ」。なんでもかんでも、真っ直ぐ押せばいーもんじゃない…の典型みたいな気が。主人公は(一応)大人の男。そこへ女の子たちが押しかけてくる…とゆー設定から既に。…この女の子たちは、彼が昔飼っていて、死んじゃったペットの「生まれ変わり」だ…とゆー設定が付け加わり… この先、何がどーなることやら。 …その2、「piano」。声優・川澄綾子がOPのピアノソロを作曲・演奏している…てのがまず。キャラデが藤島康介なんで、まーそーいきなり破綻したものにはならない筈なんだが… なんか、モっノっ凄くビミョー。…「ハマる」とかどーとか、なんかそーゆーレベルで語っては、逆についていけないかも。 …とゆー訳で。とりあえずはフォローしてみるが、…なんだか訳のわからない不安が。

2002.11.12 本日より開始、Animaxにては「ポールのミラクル大作戦」。…中身自体が不思議。いちおー、タツノコ作品で「タイムボカン」の系列ではあるらしい。だが、絵柄含めた感触は何故か「日本アニメーション」。メルヘンチックなストーリィで、勿論おフザケも殆んどナシ。(途中から、「キノッピー」などとゆー、敵役の「にぎやかし」が出てくるとはいえ)大昔、初見時には、大いに首をひねった記憶がある。…とはいえ、「子供向き」としての、出来は悪くないんだぜぇ…

2002.10.29 ヤンマガ「ちょびっツ」完結。…「なぜ、『パソコン』であって、『ロボット』じゃないんだろう?…」の答えが、なんと「…『ロボット3原則』を適用させたくなかったから…」とは、殆んど反則を通り越して「向こう側」の世界。このテーゼをきちんと考えられる人間が…一体どれだけいるのだろう? まさに、「パソコンは人間の道具ではない…」といっているようなものなのだが。そして、このテーゼこそが、I・アシモフと「鉄腕アトム」を超えて、パソコンを含めた全ての「コンピューター」が、人間にとって如何なる「存在」に成り得るか…という壮大な「問いかけ」のとっかかり…である事にまで、考え至る人間がすでに生まれてきている証左である。すでに、「神の容器」は人間だけではない…のだ。(今夜はヤケに真面目だな…)

2002.10.18 「レイアース」、再放送。これももう10年近く前の作品。「CCさくら」以前のCLAMP作品、といえば…やっぱりこれになっちゃうんだよなぁ…。キャラデが「石田敦子」だったなんて、云われて気付いてちゃ遅いでしょーに。…しかし、こんなもんが当時「なかよし」連載だったなんて、10年前は結構いろいろあったんだね。(実は…その頃ってアニメどころか、TVをろくに見てない頃。…「エヴァ」に再放送で追いつくのも「その後」だったりしてからに)しかし…なんでかな〜、田村直実のOPだけ、なんでかやたら覚えてたりするんだけど。

2002.10.16 「超時空要塞マクロス」…20年目の再放送。この20年、忘れた頃になると新作が出て…結局、1stだけの再放送はされてこなかった訳だが。…OPはしっかり覚えていた。にもかかわらず、しばらくつきまとわれた「違和感」の正体は… なんの事はない、20年前の初放送は「モノクロ」のTVで見ていたのだった。…劇場版「愛・おぼえていますか」もしっかり見に行ってた口で、なんつうか、20年がアッという間…とゆー感想しか出てこない。この後のストーリィは「予想外」の展開につぐ展開で、「主人公が誰とカップリングしたか?」などはその最たるもの。…まぁ、適当に思い出しながらトレースしていくことにするかな?…

2002.10.10 「煌羅万象」01.再会。…「あにぱらシアター」にて新作開始。マガジンZでの連載は特に押さえてなかったが、克・亜樹て人はこーゆーの描かせてもうまい…んだよね。(今は勿論「ふたりえっち」の人なんでしょーが…)ちょい「なさけなさげ」な男の子が、今後どー成長してくのかそのへんが興味のキモになるんだろーね。とりあえずは勿論、次週へ期待。
「カウビ」の再放送開始、Animaxにて。なんと「全米劇場公開記念」だとか。この、何気なハードボイルド感が、アメリカ人にも多分受けるだろー…と、読んだ奴は偉い。結構シビアに…「大受け」すんじゃあるまいか。そっちの情報も、出来たら知りたいもんだて。

2002.9.30 「サイボーグ009」〜ヨミ篇・最終話。…「ジョウ、君は…どこへ落ちたい?」 あの、覚えてる人間には涙モノの名科白を、こうもまともに見せてもらえるとは思わなかった。成層圏から一気に落下して燃え尽きてしまう…のか? 全くのうろ覚えだが、009と002、二人とも「加速装置」が付いてて、スペック的には「マッハ5」まで耐えられるんじゃなかったかしら?…(で、まだ終わらない。「天使篇」に…やっぱ踏みこんじゃう訳?)
秋の番組改変期である。…なんか、スッゲェものがはじまりそーな、漠とした予感。

2002.9.23 夕方、なにげにCATVの方、眺めてたら「天地無用〜地球篇」をやってた。…これ、もう結構経つよね?…私の記憶によれば、上の子が生まれた頃だから、ざっと7、8年前。それこそ「エヴァ」の再放送見てた頃にリンクする。で…今だに不思議なのは、なんでこいつがスパークせずに「地味」な支持を受け続けてきたのか?…とゆー事。登場するキャラクターもアイテムも、勿論ストーリィだって、十分キャッチーでアピールするものはあるじゃないか…なのにどーして? …久々見直してみて、その感は一層強い。更に云えば、こいつをけなす奴を俺は今まで見た事ねーぞ!!…つまり、一部のファンのみが支持してきた訳でもないのに、ブームにもならず、静かにアピールし続けて来ているとゆー事… 誰かこの「不思議」をいー加減解釈して頂けませんかね?…

2002.9.21 ワるきゅーレ、最終回。…ヴァルハラ皇国の奥津城を目指すカズト君と、それをサポートする仲間たちの連携プレーがどうしよーもなく楽しい。(只管やられっぱなしの皇宮警備隊が若干哀れだが)ワルキューレとの再会シーンもそれなりに感動的だが、直後「リバウンド」で子供に戻ってしまうワるきゅーレと、そしてED。結局、エピソードは語られず終いの残り4皇女が全員羽衣町に落ちてきて、揃って「時之湯」につかってる…てのは「お約束」だが、…「この町に落ちてくれば、良縁に恵まれる」とゆー切実な願いも、そこにはあったんではあるまいか…とゆー深読みも可能。でも…勿体無いよな、このストーリィ。うまくエピソードあやつれば2クールは十分に楽しめる世界だったのに、なんで1クールで完結させちまうんだよ〜
(はっ、まさか「パート2」が既に制作中…とか?)

2002.9.16 何時の間にかチャットルームの貴重な「常連」(?)になっていただきましたプロの栗原一実サマより、力作のカラーイラスト「ウェイトレス妖精・Pp」を頂戴しました。あまりの可愛らしさに、勿論トップページを飾ってもらう事に… 殺風景だった当HPが、一夜にして可憐な彩りを迎え、感謝の気持ちはとても尽くせるものではありません。本ッ当に…有難うございました。「本業」の方の新作も期待しています。がんばってくださいましね〜…(といって、プロの方にあまりプレッシャーかけるのも失礼かしら?…)

2002.9.6 今週の「ワるきゅーレ」。相変わらず、乳首つきで揺れるナマ乳…はおいといて。種々登場する女の子眺めてるだけで、十分モトがとれるシリーズなのだが、今週は宇宙戦闘シーンなどあったりして、次週への引きが「宇宙銭湯」とゆー、とんでもないダジャレ。…それにしても、地球産のムク犬にしか見えない「白」が、実は「戦場の悪魔」なる異名で呼ばれていた傭兵(?)「シロケンハイム」のなれのはて…とは、凄すぎる設定である。「人に歴史あり(笑)」…
ついでに「あにパラ」など見ていたが、全国「とらのあな」売上週間ベスト5の2位にランクアップされたのが、「大人になる呪文」…アダルトコミックとは。…「とらのあな」、やはりあなどれない本屋である。

2002.8.20 昼下がりのバス停にて、ベンチに1冊のコミックが忘れ物… ふと取り上げたそれは「やっぱり夜まで待てない」太田早紀センセ。…これ、だな…今風の「少女マンガ」って奴は。…数分後、「…なんだ、そーだったのか…」。
「今風」はスゴいぞ…ってさんざんおどかされ、少女マンガからレディコミまでは一直線なのか?…と、恐れ戦いていたのであるが。何の事はない、少女マンガは「少女マンガ」なのであった。但し!…「女の子の日常」ってのを考える契機にはなったな。やはりとゆーか当然とゆーか…「H」てのは、既に「日常」に組みこまれておるのだね、「女の子」にとって。だから…うーん、こーゆーの相手にしてる以上、「淫行」もへったくれも無いんじゃないか? きっと彼女らは、そんな風には考えてみたことも無いだろーから。むしろ…「覚悟」が要るのは男の子の方かも知れない。そこにいる「彼女」は、ひょっとして「全てわかってそこにいる」のかも。

2002.8.19 新創刊「チャンピオンRED」。…がぁさん目当てに読んでは見たが…さて、何を書こう?
新潮社の「バンチ」、講談社の「イブニング」。どちらも(多分この国にしかいないだろう)「子供の頃からマンガを読み続けてきた大人」向けの雑誌。…こいつらに対抗しようとゆーのが若し「初期コンセプト」ならば…目も耳も手足も、その使い方を間違っている。「バンチ」「イブニング」が各々なりの戦略や方法論を練りこんで立ち上げただろうにも拘らず、まだ到底満足のいくものでないのは或る程度の「読み手」には明らかである。…で、コイツは「そこから何も学んで来ていない!…」としか考えられない。いや…「必要なのは、戦略や方法論ではないッ!…」といった奴がひょっとしたら居たかも知れぬ。しかし、それにしちゃあ…つかみは弱いは、イニシャリゼーションは整理されとらんは、…なによりも、明確な「読者像」が浮かんでこない雑誌を作って今更どーしよーとゆーのか?… ハッキリいって、「評価以前」の代物である。いや…それもこれもこの先…のつもりなのか。ヤンチャンの創刊号も…こんな感じだったのを今思い出した。
お目当てのがぁさんであるが… (あまり書きたくないが)「連載じゃなくて、良かったんじゃないの?…」 がぁさんだけのために、これを当分買い続けるってのは、どう考えても苦しいよ…

2002.7.24 そこそこ回も進んできたので… 「はぴれす」。…これ、なんかダメなんだ。過去、「トゥハート」も「コミパ」も、ケイエスエスの作品は大体大丈夫だった筈なんだけど、これ…なんか「遠い」のだ。完璧、「感情移入が覚束ない」。多分…、主人公の「彼」の影が薄いせいだ…とは思うのだが。…で、その反面。 「ワるきゅーレ」。こっちはなんか「来る」、一所懸命。介錯センセといえば、18禁もこなす「実力派」。変身「アイテム」がなんとKISS!…なんだから。しかも、敵役ハイドラともども「変身シーン」がまぁイロっぽい。「深夜枠」とはいえ、キッズステーションでこんなもの放映してもいいのかしら?!…ってゆーぐらい。更に、「かきまわし役」が主人公カズトくんの幼馴染、「超能力巫女」のアキナちゃん ♥ おまけに「猫耳」侍女長の真田サン!…ときたら!! (当然、思い出すわな、ヤマト技師長・真田サン…) とにかく…「要素満載・萌えまくり!」の30分なのであった…

2002.7.19 「あずまんが大王」を何気に眺めてたら、不図旧来の「起承転結」4コマのいくつかを思い出しちまった。…というより、「落ちのインパクト」に見せかけて、実は絵のインパクトだけで「落ちたように見せている」4コマが、最近多いなァ…とゆーことに気づいてしまったのだ。(誰とはいわんが…)いや、つまり、その作家の絵に慣れてしまったが為に、その絵が既に「インパクトを持ち得ない」ことになっているのを、恐らく作家本人のみが気づいていない。(誰とはいわんが…)流石に4コマ専門誌にそーゆーのはいない。やはり一般誌の「スキ間埋め」なのだ。といえば、「ああ、あれ…とか、これ…とか」と、すぐに思い当たるのがいくつか見つかるだろう。(誰とはいわんが) …とゆー訳で、最近の「オチ無し4コマ」、なんか次元が違う。やっぱすげーよ…

2002.7.4 キッズステーション、今週よりの新作は「円盤皇女わるきゅ〜れ」。…銭湯が舞台だけあって、女湯のシーン、おっぱいプル〜ン…は、殆んど60年代「時間ですよ」からのお約束。…猫耳から眼鏡から、「萌え〜」要素満載のストーリィ。(…だから、ゆうべのチャットで「銭湯」を話題にしたでしょーが…)イニシャリゼーションはまだ途中なんだけど、まぁそこそこ面白いから、来週も見るかな?…
(同じく今週から「帯」で始まった「闇の末裔」…なにげに見てたけど、これ、そーとーヤオイ入ってないか?…)

2002.6.29 やや、体力的にボロボロの日。(「二日酔い」ではない…念のため)「東京ミュウミュウ」…はじめてマトモに見る。…「なかよし」に連載してて、主人公の設定は中1で…それで、キスシーンとか期待しちゃう訳?! …ちょ〜っと、朝っぱらから衝撃的な目覚め。そっかー…最近の少女マンガは凄い…とか聞いてたけど、このへんがもうすでに「凄い」訳ね。「現状」…とは、つまりこーゆーことであったか…
(今日の「ヴァンドレッド2」は、そー大したエピソードでもなかった…先週が凄すぎたのね… そいでもって、「アベノ橋…」今日で最終回じゃなかったの〜??)

2002.6.16 今日は父の日…とかゆー日。それがどーした…
今朝、一番笑わせてもらったのは、「ぴたテン」。紫亜に淡い恋心を抱く綾小路クン。それを自覚するまでの30分。…ところが(何の脈絡もなく)紫亜が悪魔であることを自ら暴露。そして…次週予告編。「なんで、天使のよーな紫亜サンが悪魔で、悪魔のよーな美紗サンが天使なんですか〜っ!!…」とゆー綾小路クンの絶叫!… 只管、爆笑。…
(その後、メンコミなど赴いたのだが、やはり魔訶不思議センセはお見えじゃなかったっす。残念…)

2002.6.13 急に何を思いついたのか、エロマンガの「固め読み」をする。 …しばらく見ないうちに、また結構ラインナップが変っている。新創刊がある一方、割りに馴染だった名前が休刊になったりしている。…最近は「平綴じ・厚さ2センチ」てのが流行なのか? …三和の「フラミンゴ」に変る「マニクラ増刊・AINE」他数冊。で… 数ある中、老舗中の老舗、「ペンクラ山賊版」の巻頭カラー、「佐倉梓」ちゃんのストーリィに注目。…あのさぁ、なんでここまでド・シリアスな話、「週刊新潮・黒い事件簿」的なストーリィをわざわざエロマンガにしなきゃならない訳?…「読後感」のやりきれなさは並大抵のものではない。「絵」にはなっても、こーゆーのは…ちょっと、カンベンして欲しい。こんなご時世だから…せめて「Hは明るく…」行こーよ。

2002.6.5 コンビニでコミック棚を眺めていて、不図見つけてしまった「彼氏彼女の事情13」。パラパラ…と抜き読みしただけだが、何も心配いらないんじゃないか「裏」有馬。 …ただ単に「反動」が来てるだけだ。人間の「本質」てのは、結構自覚できないものであって、彼はただ自分の心に「落とし前」付けてるだけだ。その「行きつく先…」が気になる向きもあろーが、…まぁ全然心配いらない筈だ、少なくともこの「流れ」からは。
 しかし、「苦悩する優等生の美少年…」とゆーと、そのルーツはやはり萩尾望都女史の古典的名作、「トーマの心臓」の主人公、ユーリ…ユリスモール・バイハン、とゆーことになろーか… 実はなんとなく、この有馬クンが彼をホーフツとさせるのである。あれからざっと30年…やはりこーゆーの、「女の子受け」するキャラクター…なのだろーか?

2002.5.28 今月のアフタヌーン、巻末はまた新人サン?…「レストラン鬼燈館」。…なんとなく、アダムズ・ファミリーを思い出させる「おどろ」な絵と、そしてストーリィは何故か「ほのぼの」。…この違和感がミョーに良いわな。結構…好き、かな?…
先刻、Animaxにて、「Zガンダム」を見る。シャアとアムロ…「運命の再会」のシーン。…そこかしこに、「大人になるって、こーゆーこと?…」の隠しサイン。結構…応えるわね、もはやこの年齢になってしまった人間には。 当分…深夜の楽しみになってくれそーだ。
(「ちょびっツ」も「ぴたテン」も、結構売れてるみたいなのね… やっぱアニメになると「強力」だわ…)

2002.5.17 4月の初めから続いてる、「あぃまぃみぃ…」。これ、やっぱり結構「来る」。…主人公の「彼」が、単なる女装したくらいで、あぁも完璧な「女性」になってしまう…てのはそーとー無理があるのだけど… しかし、それ置いといて…良い。「中学生」てのは、なんつーか、まだまだ子供…ってとこが大分にあるんだけど、にもかかわらず、男は「骨太」に、女は「丸く」、なってくるんだよね… なんか一番「眺めていたい」年頃である。俺の場合は更にOP!!… 「沢田聖子」といったら(「しょうこ」と読みます!)7、80年代当時、あまりにも地味にいくつかヒット飛ばした方。このOPのサビなんか、もう完璧に「沢田節」!!… 全体に大して「買い」の要素は無いにもかかわらず、ほのぼの…したい方には、やっぱオススメ…かな?

2002.5.13 …先週からもう、大変だったのだ。 そもそも、金曜日に一通のメールが舞い込む。今年の年頭で取り上げた「MadeInEarth」なるコミックの作者の方が、「取り上げてくれてアリガトー…」のメールを寄越してくれたのだった。…これって、変だよね。普通、FL出すのは「読者」の方で、「作者」の方から返事が来ると「わーい…」てなもんな話になるのだが… で、そんなことがありました…ってウチのBBSに書いたら、この「作者」の方、そこへもRESのカキコしてくれて… で、トドメは今夜のチャットにまで、わざわざおいで下さんした!!…勿論「超盛り上がり」の大騒ぎ(大体、チャット話のネタが殆んど全部通じる通じる…)いや〜、2年半近くこのHPやってきてて、こんなにコーフンしたこたってなかったわ… いろいろあったんだけど、まぁこの先、しこたま応援させていただきます、栗原一実センセってね〜

2002.4.30 昨晩のチャットでは久々「大盛り上がり」となり、「どれみ♪」からあっちこっち飛び火した話題に3時近くまでお付き合い頂いたが、実はそれ以外にも、結構ネタは仕込んであったのだ。 …「CCさくら」現時点でのファイナル、劇場版「封印されたカード」。CATVでの中断無し放送をビデオチェック、で…見た。クロウ・リードが封印して残した最後の…最強のカード。つまりは「Joker」。その名は「希望」。…ほとんど「パンドラの筐」のようなこのカード…小狼クンへの想いを喪っても…と、必死の覚悟で「さくらカード」へのトランスフォームを行なうさくら…涙腺が外れかけるほど堪能。結局…彼と彼女はこの先どーなって行くのでありましょーか?… (ちょ〜っと、こんなのを見ちゃうとねぇ…それ以外のネタまではよー進めませんわ…「ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット」をはじめてマトモに見た…とか)

2002.4.18 (…珍しく、ちょっと「降りて」きてる。手短かに記す。)「.hack/sein」。これは…アニメではない。動画を使った「プロンプター」(無言劇)である。…あいまいな云い方は止めよう。これは…「エヴァ」以前である。昔…書いた。「エヴァにはストーリィがない」と。つまり、「或る設定の基で生じた事件を記述したアニメである」と。で…これはその「設定」のみを描写することで、ひょっとして作品になるのではあるまいか…という、単なる「確信犯」的トライアルである、と。となれば、…あとは「気持ち悪い」だけである。(別に「エヴァ」のラストカットを意識している訳ではない)「受けつけられるか否か」…それが結局、このゲームで「遊べるか否か」…である。…わざわざ「気持ち悪さ」と書いた。それは結局「いたたまれなさ」である訳なのだが。

2002.4.13 昨日の日経に、テレ東が全面広告を出していた。何気にページをめくっていたら、「満月」「東京ミュウミュウ」「ミルモ」「フォルツァ」の各キャラがどどーんと大写し。「仕事中」の目と頭には、かなりの衝撃でございました。(しかし、「企業広告」とはいえ、テレ東も思いきった事してくれるな…因みに、今朝の私は熟睡中でしたでな〜んも見ておりません) 今日、Animaxで「超人ロック」をやってたんだが、あれ「帯」で放送してたの?一体いつやってたんだろ…結構以前のものみたいですが(なにせエピソードが「ロードレオン」)、にしてもあたしが知らない…ってのはなー。

2002.4.8 とゆー訳で。先週から今週にかけて、結構あれこれ。…「カレカノ」の再放映が終わる。随分とーとつに終わってくれるのね。カミさんが「これでなんで最終回なの?…」と聞く。…俺に聞かれても、わかんねぇよ!! …「プリーティア」。結構ノってきた。「少女マンガ」だねぇ… 「アベノ橋☆魔法商店街」…これ、GAINAXかよ!…ちょい、ビックリ。話はまだまだイニシャル段階。 「カスミン」…とりあえず、第1部終了。これは…まだ続くな。待て再開。 「ぴたテン」。まだ、これもわからない。どーなってく話?… まぁ、そんなとこか… あ。「どれみ♪」、来週の修学旅行編で、フラット4が再登場だって?!(話をややこしくするだけじゃねーのか?…)

2002.3.31 G・A最終回。…つって。はじまりもおわりも無いんだから、別段いうまでもないと思うが。…何故、G・Aが「俺向けに」来ないか、とゆーことをしばらく考えていた。結局、「Hじゃないから…」とゆー結論なのだが、少し解説は要る。つまり、女の子の描写として、「キレイ顔」と「ギャグ顔」しかない…てのが最大の不満であった訳なのだ。つまり、キャラクターの描写に「破綻」が欠けている。女の子の顔を見て、何らか「新鮮な驚き」が無かったら、それはつまらないじゃないか…とゆー主張。「H」とゆーのは、「この子、こんな顔もするんだ…」とゆー驚きの最たるものだと思う訳で。…まぁ、しばらくは思い出しときましょ。で…来週からの「ぴたテン」…って、どんなアニメ?

2002.3.21 CATVで「CCさくら劇場版/香港編」を見る。…これ、1部の途中の話だよねぇ…なんつうか、一言でいって…良い。如何にも「魔都・香港」である。小狼クンの母親がなんかとっても「雰囲気」。大体、「幻水」てのは、中国系の魔法では割りとポピュラーなアイテムだった筈。数十年前の想いを「残留思念」として今に現われさせた女魔道士。勿論、それが発現したキッカケは、はるか離れた日本にて、さくらという「CC」がクロウカードをあやつり始めた事だったんだろうが… 「スペシャル・エピソード」として、破綻も不足も無い出来映え。ホント久しぶりに、結構キタな…

2002.3.19 それは私の勘違い… 毎月19日発売はコミックイブニング、21日がアワーズライトで、24日がアフタヌーン… 不図思い立って、自分がチェック入れてるコミック雑誌をリストにまとめてカウントUPしてみる。…出てきた結果に唖然。なんと月に102冊。しかもなお、「ゴラク」とか「ALLMAN」とか、なんか趣味に合わない奴が外れてる。自分がそんだけ読んでるってことより、そんだけの雑誌が毎月毎月発行されてるってことの方に感心してしまう。だから… 読み続けなければ。まだまだ、読むぜい。(って、夢枕漠か?)

2002.3.5 いろいろ。がぁさんの新刊「恋愛ぶきっちょ」。過去の再録中心だが、セレクションが頃合いで見ごたえアリ。それと…気がついてた? ××の「消し」が皆無だって… 結局、今はこれくらいじゃ、問題にもならない…って、事なのね。…「009」。あの名作「クビクロ」のエピソード。絵は良い、だがストーリィ最悪。「兵器として改造されたもの同士」てゆー側面を切り捨ててしまっては。ラストシーンもジョウの「慟哭」ではなかったし。…半村良氏が亡くなられた。いくつもの伝奇ストーリィ、中でも「碑夜十郎」のファンであった。合掌。

2002.2.25 「とらのあな」名古屋店オープン。…昼休みにのぞきに行く。コミックの新作、ゲームの新作、同人誌の新作、CDの新作…誰が買うのか知らんが、とりあえず俺ではない。ただ、矢張り流石名古屋なのは、なんといっても店のキャパ。どーみても、秋葉の数倍。…だいたい、客と客が触れずに擦れ違える…といったら、わかってもらえるだろ? …ま、そのうちなんか買いに行く事はあるかもしれん。
 今日はも一つ。「妹萌え」について私見。…確かに、実際に「妹」いる奴にはわかりにくいだろーよ。「うざいだけのガキ」ってな。…だがな、ひとつ忘れている事がある。こいつもちゃあんと「成長」するんだって事をな。…或る日、表で向こうから歩いてくる女の子が「自分の好みではないが、結構可愛い女の子」であることに気付く。一瞬立ち止まり、見るともなしに見ているうちに、何時の間にか目の前までやってきた「彼女」が口を開く。
「…お兄ちゃん、なに道の真ん中でボ〜ッとしてるのよ?!…」 わかるかな?

2002.2.14 最近コンビニで、やたらと見かける廉価版コミックス。誰が如何なる目論見で始めたモノなのやら。新旧ゴタ混ぜで出てくるんで、その意図はいよいよ不分明に。…今日、いよいよ…とゆー感じで、手塚治虫の「どろろ」を見た。少年サンデー連載はざっと30有余年前。リアルタイムで読んでいたのは勿論だが、当時アニメで放映していたってのが、今考えてもスゴい。当時当然モノクロだったのだが、毎週殆ど一場面は「血みどろ」のシーンがあったのを覚えている。ストーリィがストーリィなだけに、「再放送」はまず不可能。しかし…アニメとしては絶対に名作であった。有償でダウンロード出来るらしーんだが、どーしたものか?…

2002.2.8 たまには、「身内ネタ」を。…とゆーわけで、小1のウチの娘。「パワーパフガールス」の大ファンである。時間になると、テレビの前に座り込んでみているらしい。新聞チラシの裏に何やら描き込んでいるのをのぞいて見ると、ちゃんと「ブロッサム」だとわかる女の子を描いてたりする。クラスに何人かやはりファンの子がいるようで、みんなで盛り上がってるそうな。…ならば、キャラクターグッズを買ってやろうと(こーゆーのは「親バカ」とはいえんわな…)昼休みにソニプラへ出向く「お父サン」であった。…あまり、大したもん売ってないのな。直販頼もうかしら?…
その娘が、ピアノの先生からカレンダーをもらってきた。いくつかある中から、好きなの持ってっていいよ…といわれたコイツが選んできたのは、なんと「シスタープリンセス」。…まぁ、メディアワークスなら、お父サンは許そう…

2002.2.5 一昨日、「どっか〜ん」の感想をチラッと。…ちょうど一年前、「も〜どれ」のオープニング、ももチャンの登場シーンを思い出す。とゆーか、去年も2週かけてオープニングのイニシャリゼーションやったでしょうが。で…今年の方が設定のあれこれは多い、殆んど去年の5割増(当社比)。これ、来週の30分でちゃんと片付いて、その後のお話がちゃんと進められていくのでしょーか?(若干不安)しかし…6年生といえば12歳。なんとこの時間枠の前作「夢クレ」のシルバー王女サマが設定12歳だった。なんだかなぁ…
でもって、「コメ☆」の後番組が「ギャラクシーエンジェル」とは!!…(ちょ〜っと、カンベンしてほしーよ〜)

2002.1.26 今月の「アフタヌーン」。…珍しく、結構来るものが多い。中でも出色は「なるたる」。どーやら、謎の存在「竜の子」は地球のみ存在ではないらしい。ロシア上空に現われた「謎の浮遊体」…そこは静かな森の1区画を切り取って、そのままの形で宇宙を漂流していたのだった…そしてそこには、18年前にいなくなったロシア人の青年がひとり「18年前のままの姿」で… このあたり、ちょっと「未知との遭遇」を思い出させるタッチで描写され、既に年老いた「彼の母親」との対話がぐっとくる。…以前「雷波少年」ラストツアー〜ブルームオブユース編でも感じたのだが、どーしてこう「ロシア人の年配女性」てのは「母親」なんだろう? やはり、「母なるロシア」とゆーのはダテではないのだろーか?…

2002.1.15 ちょっと久々に読み返してみた、「超人ロック」。飛び飛びに抜き読みの後、最後はSpecial「オメガ編」上・下。…この、ちょっと肌がダークな彼が「ヤマト」、多分…勿論、作画グループ版#3「ジュナンの子」に登場の「ヤマト」。…なんかスゲえ。実時間で25年以上経って、覚えている読者さえどうかと思われる登場人物の出自に決着つけるとは。…既に「世界最長」を誇る「グイン・サーガ」だが、あれは一応「一直線」の歴史を辿ってきたストーリィ。それに対し、流れては途切れ流れては途切れするエピソードをタペストリィのように積み上げてきたこいつに於いて、この構成、この決着は「鳥肌モノ」。で…まだ続くのか…?
自作「ショートノべル版Hマンガ」第2作の公開から1週間… はや次作の構想開始。…まずいな、「創作」づいてきたかな?…

2002.1.5 年明けの一発目、本日の立ち読み「マガジンZ」。…なんか最近のコミックって、ミョーに「分化」が進んでいる。「週マガ」「月マガ」が「正当的な青少年向け」とするなら、この「Z」て奴は明らかに「それでは飽き足らない奴向け」である。それは「少年A」の方向性に似ててちょっと違う。そしてまた「それにも飽き足らない奴向け」に「桃組」が存在する。更に… 止めよう、キリが無い。本日の「Z」、ちょっとひっかかったのは「Made in Earth」なる一編。いや、結構笑かしてもらったとゆー意味で。
自作「ショートノベル版Hマンガ」の第二作、完成間近。…ラストシーンで詰まっている。現実のHでも、終わっちゃった後の「間抜け感」を小奇麗に片付けるのは骨なのに、ましてや「架空のシチュエーション」に於いておや。…まーいー、とりあえず、「近日公開」。

 

(大分、長くなってきたので、ここでカット…これ以前は、「りゃあのいきあたりばったり[2001]」に移しました)