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クリニックに咲いている草花 (初夏〜秋、3ページ)

ランタナ

ヒチヘンゲとも呼ばれますが、名前のとおり黄色やピンクやオレンジや赤など、いろいろな色の小さな花が集まっており、時期が進むにつれて色が変化して行くようにみえます。

最近は、コバノランタナと言って少し葉っぱの小さなランタナが流通しています。色も黄色・白・ピンクなどいろいろあるようです。

すごく生育力が強く、帰化植物として世界中に広がっています。雑草として駆除の対象になっている国もあるようです。



バーベナ

花てまりの原種のようなものです。ほふく性はありませんが、花てまりよりも花が大きく立派です。ただ、大きすぎてちょっと雨が当たっても首が垂れてしまいます。

バーベナは、テネラ種、リギタ種、ヒブリダ種などがいろいろな種類があります。ビジョザクラと呼ばれているヒブリダ種は真中が白いのが普通なので、この花はリギタ種かなと思っていますが、よくわかりません。


花手毬 (はなてまり)

花てまりは、バーベナを品種改良したもので、ほふく性があり、4月から11月までずっと咲き続けます。当院の庭には、ピンク、白、赤紫のものも咲いています。

タピアンもバーベナを品種改良したものですが、かなり原種が違うんでしょうね。タピアンは花はちょっと小さいだけでよく似ていますが、葉が全然ちがいます。

挿し芽のやり方のページにも写真があります。。


わすれな草

英語名はForget-me-not、漢字で書くと勿忘草。あまりにもロマンチックな名前のため有名ですが、植木鉢に植えて他の花といっしょに置いておくと、花が小さくそれほど見栄えがしないので、忘れてしまいそうになります。

でも、ちゃんとしたシチュエーションを整えて植えておいたら、「忘れないでね」という文学的なイメージが浮かび上がってきて、小さな花でもちゃんと自己主張しているんだなと、感心させられました。


ヒメノボタン

赤紫色の花は、造花かと思わせるほど鮮烈な色をしています。かなりほふく性が強く、下のほうまで垂れ下がっています。

関連URLの一番上のページに書かれているように、この花はメキシコノボタンの一種で、日本に古来から自生しているヒメノボタン(姫野牡丹)とは違う植物のようです。
日本の姫野牡丹は、乱獲や開発のせいで、だんだん希少なものになっているようです。関連URLの下3つは、日本古来のものを写しています。


ニチニチソウ ( ビンカ )

夏の暑さには非常に強い植物ですが、日当たりが悪いと全然花が咲きません。
この中央の部分の色が濃い花は、とても力強い印象を与えるのですが、当院にはもうひとつ中央の方が色が薄くなっているニチニチソウがあります。こちらの方は、とてもやさしい感じがするので不思議です。
この植物の原種から、抗がん剤(ビンクリスチン)が発見されているというのもおもしろいですね。



エンゼル トランペット (ダチュラ)

とても大きな花で、花の部分だけでも30cm以上あります。まるで、トランペットが下向きにぶら下がっているかのようです。

冬になると根元から40cmぐらい残して、ばっさり切ってしまうのですが、4月ごろから突然芽が出てきて、半年も経たないのに3mぐらいの木になってしまいます。木の生長も非常に速いです。

9月から11月まで、次々と咲いてきます。香りがとても強く、クリニックの駐車場全体に香りがただよっています。

下の写真は花を下から見たものですが、直径が約20cmぐらいあります。



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