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ウッドデッキ(材料の購入と塗装)


ウッドデッキの材料は、ウェスタンレッドシーダーにしました。他の候補としては、レッドウッド、インセンスシーダー、パインなども考えましたが、レッドウッドは耐久性は非常にあるものの値段が少し高く木が重たい、インセンスシーダーはホームセンターでよく売っているもののホームページなどからの情報があまり無い、パインは耐久性が多少低いのと木が硬い、などからウェスタンレッドシーダーに決めました。インターネット上には、熱伝導度のデータや、比重のデータなどいろいろ参考になるものがあります。

材料の購入は、あちこちのホームセンターも回ってみましたが、ウェスタンレッドシーダーがおいてある所が少なく品揃えも今ひとつでしたので、インターネット通販の木工ランドで買うことにしました。私はそれまでインターネット通販でものを買ったことがありませんでしたが、他のウッドデッキを作ったという人のホームページを見ると、木工ランドで買ったという人が結構いることと、料金は着払いであることから、思い切ってそこで買うことにしました。

購入の手続きはいたって簡単で、配達日は指定できるし、値段もホームセンターに比べるとかなり安いです。着いた材木をよく見てみると、木工ランド自身が「10%ぐらいは見た目がよくないものが混じっているから、数量は10%ぐらい余裕を持って買ってください」とくどいようにホームページで書いていましたが、本当にそのとおりでした。でも、見えないところに使えばいいですよね。

あとは、近くのホームセンターで、青いシート2枚(材料をカバーしておくものと、塗装するときに下に敷いておくもの)と、コーススレッド(錆びるといやだからステンレスを選びました)と、塗料とハケ、それからSPF材を数本買ってきて、さあ開始です。

塗料ですが、キシラデコールにしました。いろいろな種類の塗料の中で、はっきりいってがキシラデコール一番値段が高いですし、それに見合うだけの価値があるのかははっきりしません。しかし、以前作った小さなベランダデッキも同じ塗料が塗ってありますが、3年経った今でもかなりきれいなままですし、今度はかなり規模の大きなもので、あとで後悔したりするのはいやなので、やっぱりこれに決めました。

塗装の色は、ビニーにしました。レッドシーダーに塗ると、それほど色は濃くなく、赤みもそんなに強くないので、無難な感じの色です。前に作ったデッキもビニーの色にしましたが、けっこう今でも気に入っているので、迷わずビニーにしました。ホームセンターで色見本を見てもなかなかわかりにくいですが、スプルースはビニーよりかなり黄色い感じの色で、マホガニーはビニーよりもずっと赤い感じの色です。

ただし、試しに少しだけSPF材に塗ってみると、かなり見た目の印象が違うようです。下の塗装台の写真を見てもわかるように、SPF材の方がレッドシーダーよりも黄色い感じなので、ビニーで塗るとオレンジ色っぽい感じになるようです。同じ塗装材料でも、基になる材木の種類が違うと、違った感じになるのかもしれません。


まず最初に、塗料を塗る台を作りました。182cmのSPF材を2つに切って(つまり91cm)、それを足にして図のように作りました。ちょっと高さが高すぎる感じもしますが(もう、5〜10cm低い方がよかったのかもしれません)、困るほどではなかったので、このまま使っています。
幅は、60.6cm(182cmの1/3)にしましたが、この幅はちょうどよかったです。140cm幅(2x6)の材料を、3本一度に置いて塗ることができます。

塗料(キシラデコール)は、最初にキシラデコール・カラレスを染み込むようにたくさん塗り、その上からビニー色のキシラデコールを3回塗りにしました。レッドシーダー材は、白っぽいものから黒っぽいものまでかなり色の差があり、こんなので大丈夫かと思いましたが、2回塗ると、あまり差が感じられなくなってきます。3回目は、念のためです。


3階のテラスはそれほど広いわけではないので、塗装した材料を乾かしておくところに苦労します。そこで、図のような置き方を考案しました。長いのは240cmのもので、短いのは180cmのものです。テラスの手すりは、このように2段になっているので、それを利用しています。

もうひとつ工夫しているのは、青いシートを手すりに固定するのに、ふとんを干すときにはさむ道具を使っていることです。こうしておけば、風でバタバタしません。

塗装後のレッドシーダー材の色は、表示するモニターの種類によるので何ともいえませんが、実際には、赤みはもう少し少ないかなと思います。



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