流れる景色 山も川もどんどんうしろへ 遠ざかる。
カラスたちが よく話してくれた 牧場が見えた。
アノ シロト クロノガ ウシ
ゲンキニ ハシリマワッテイルノガ ウマ
シロイ モコモコガ ヒツジ
カラスの言っていたとおりだ。
エート… アノ ブヒブヒ イッテイルノハ
ナンダッケ…?
かかしを乗せたバスは 街へと向かう。
世の中は 嬉しいことや 楽しいことが いっぱいで
人は 優しい人ばっかりで
キラキラ光る ガラス玉のように
ステキなところと 信じながら。