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ウッドデッキ(取り付け金具の作成)


西側の手すりのところには、コンクリートの壁に沿ってエアコンの室外機への配管があります。これが大きな問題で、柱が壁から20cmぐらい離れざるを得ないし、エアコンの修理が必要なときにはラティスが取り外せないといけません。そこで、苦労して柱とラティスを固定する金具と壁と柱を固定する金具を作りました。


柱とラティスを固定するL字金具を作ります。切ったり穴を空けたりするのは、アルミニウムが一番楽なので、長さが900mmで厚さ3mmの30x30mmのL字型アルミ棒を買ってきました。厚さが3mmあると、かなりの強度がありそうです。

まずボールペンで切る線を書いておき、穴を空ける位置を決めて穴を空けます。小さなL字金具にしてしまってから穴をあけるのは、穴を空けるときに固定が難しいので、長い棒状のときに穴を空けた方が絶対に楽です。

あとは線に沿って金ノコで切るだけです。ステンや鉄を切った後でアルミを切ると、本当にアルミは柔らかくて切るのが楽です。


出来上がりサイズは、24x30mmで、24mmの方が柱に固定する方です。長さは50mmにしました。

最後に、金ノコで切った切り口を、ヤスリできれいにしておしまいです。1個あたり100円以下と、かなり安いコストでできてしまいました。

ラティスを固定する方の穴ですが、それを先に空けておくと、ラティスに空けた穴とぴったり一致しない可能性があります。そこで、その穴は、ラティスに固定するときまで、空けずにおいておきます。


少し前の柱とラティスの準備のページで、ステンレスのL字金具で柱をコンクリート壁に固定しましたが、そのL字金具のジャンボ版を買ってきました。150x300mmの大きさなのですが、厚みが5mmもあります。壁から20cmも離れた位置で固定するので、このくらいの丈夫さは必要でしょう。

まず、長すぎるので50mm切って250mmにしました。金ノコで切るわけですが、5mmの厚さのステンレスは本当に硬くて、かなり汗をかきました。

次に、金具の長い方の先端部分に、柱に固定するための直径4.5mmの穴を3つ空けます。これは、素人には信じられないぐらい大変なことでした。値段の高いステンレス用のドリル(コバルト鋼)でも、すぐだめになってしまいます。

素人なりにわかったことは、回転数を上げないことと、あせらず時間をかけるということです。ドリルを全速力で回すとドリルの先端が溶けてしまいます。ドリルの先が、これで2つぐらいパーになりました。穴をひとつ空けるのに5分以上はかかると考えて、あまり上から押し付けたりせず、じっと我慢をしていると少しずつ穴があいてきます。ミシン油をつけるとドリルの歯が長持ちするということで、それもつけてみましたが、低回転の時にはあまり関係がないようでした。


金具は、柱を立ててから付けようとするとやりにくいので、このように先にすべて柱に付けておきます。

ラティス固定用のアルミ金具は、4x30mmのトラスタッピング(ステン)で取り付けました。ステンレスのジャンボL字金具は、上の写真のようにノミで削ったところに、4x40mmのナベ頭タッピング(ステン)で取り付けました。床に固定する金具は、東側の柱と同様で、4x40mmのナベ頭タッピング(ステン)で固定してあります。



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