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ウッドデッキ(床の完成)



だんだん広がってきましたね。このくらいで、全体の半分ぐらいの面積になりました。

いろいろな高さのレンガを組み合わせて水平を出し、その上に塗装したレッドシーダーの天板をはってゆくという、前ページの作業の繰り返しです。

一番苦労するのは、レンガのレベルでは完全に水平だと思っても、梁の板が多少反っていると、それによってレンガごと浮いてしまうことです。多少のことは、上に天板をはるとその重みで補正されて浮かなくなることもあります。しかし、天板を取り付けてその上を歩いたときにカタカタと音がする場合には、補正しないと何となく気になります。

補正には、家に余っていた2mmの発泡塩化ビニール板を、小さく切ってレンガの下に貼り付けました。


2/3ぐらいの面積まできました。

梁の反りでレンガが浮いてしまうと書きましたが、天板も多少反っているので、そのせいでもレンガが浮いてしまうこともあります。
これはさらに難しくて、天気によって変化します。雨が降って一度濡れると両端が浮いてくるのです。言い出したらきりがないので、天気がよい時を基準に考えることにしました。

一番左のレンガの下にある緑色の板が、補正に使った2mmの発泡塩化ビニール板です。きっと、もっと安くて耐久性もある材料があるのでしょうが、思いつきませんでした。


あと少しのところまできました。

レンガがのせてあるのは、梁の板が浮かないようにするためです。

天板は横方向にも多少曲がっているのですが、これは、ちょっと押しながらコーススレッドを打ってゆけばいいぐらいのものが、大部分でした。しかし、2〜3枚は信じられないほど曲がっていて困りましたが、コンクリートの壁からレンガを並べて、それを支えにして自動車のジャッキで押すという裏技でクリアしました。


エアコンの室外機の近くは、いろいろ凹凸があって苦労しました。
室外機の土台のコンクリートブロックが結構大きいので、写真のようにノミで少し削りました。

大きい室外機は、あまり近くまで床を作ると、室外機を修理するときに横のパネルが外れないと困ります。これは、高さから見て大丈夫と判断し、6cmのところまで床をつくりました。また、小さい室外機は押せば動くので大丈夫と考えました。



やった!!
床の部分が完成しました。この写真は、ベランダへの出口の扉の方から見たものです。

次は、いよいよラティスの方にとりかかります。

微妙に浮いているためにカタカタと音がするのは、結局、4ヶ月ぐらいしたら、自然としなくなりました。あれこれ考えなくても、湿度と重力が解決してしまうのかもしれません。(デッキの下をのぞいて見ましたが、接着剤がはがれてレンガがデッキ材から離れてしまうというようなことは、音がする部分でも起きてはいませんでした。)


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