イボ痔
●イボ痔の特徴
- 便秘がちな女性に多く、時々はれて強い痛みを感じる。
- イボのようなものがいつも出ている場合や、排便時や疲れた時に出てくる場合がある。
- 痛みや出血がなくても、肛門に何かはさまっているような違和感がある。
- 便が拭き取りにくいため不潔になり易く、不快感が強い。
●治療方法
はれたイボ痔は、坐薬やぬり薬でよくなります。
しかしいったん出てしまったイボ痔を薬だけで治す事はむずかしく、手術が必要な場合が多くなります。
しかし、便秘を治して、いきまなくても排便できるような習慣つける事で、それ以上悪化することは防げます。
○切らないで治すイボ痔
いままで切らなければ治らなかったようなイボ痔が切らなくても治るようになりました。
ALTA(アルタ)療法(ジオン注射療法)は、これまで手術でしか治せなかったイボ痔を特殊な注射で治療する方法です。
注射にかかる時間は10~15分くらい、その後、1時間ほど安静にしてから帰宅して頂きます。
入院の必要はありません。治療当日から入浴も可能で、食事も普通にとってOK、翌日からは仕事もOKです。
ただし、アルコールや辛いものは2週間は禁止、激しいスポーツも1~2週間は控えてください。
そして一番重要な事は便秘をしないように食生活を整える事です。
治療費は医療保険の対象になるので、3割負担の場合2万円以内です。
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