ある方からSeven seas K22C178の第四楽章がパリ音楽院管弦楽団の第四楽章で差し替えられているとの
情報を頂きました、このLPは1982年に発売されていましたがもう40年程聴いていませんでした、早速取り出して
聴いてみると何となく同じような雰囲気だったのでいつものように西谷さんにお願いして比較して頂きました。
結果以下の様にK22C178のピッチをEMIのTOCE8061に合わせたところぴったりとシンクロしました
当時、音楽現代に未発売音源の記事で川上剛太郎氏がこのライヴ音源は四楽章が抜けているとの指摘がありました
このLPのライナーノートには今回第四楽章が発見されて発売となったとの記述がありましたが、これが間違いです。
尚これ以外の手持ちのCD、Urania URN 22.257;URN 22398・Nuova Era 013.6302・
Music & Arts CD 822・Cetra CDE 1006はパリ音楽院管弦楽団では置き返さてなく別音源となっています。
K22C178はエアーチェック音源と思われますが、当時放送時間の関係で4楽章がカットされて放送されたそうです、
ここで1点疑問ですが、その他のCD音源はエアーチェックでないとすると何処から入手された音源なのでしょうか?
オリジナルテープからのダビングなのか、これも他の音源を利用したものなのでしょうか?
現在他のCDの音源の出所が判っていませんので正しくワルターの演奏かどうか不明です。