名古屋市瑞穂区 かのうクリニック 予防接種について

内科・小児科・循環器内科・外科

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小児の感染症

ヘルパンギーナについて

<病気のあらまし>
のどの奥の方(のどちんこの両横のあたり)に、口内炎のように真中が白くなった赤いブツブツがたくさんできて、のど全体が真っ赤になる病気です。高熱が3〜4日間続きます。のどは痛いことが多いですが、痛くないこともあります。夏風邪の一種で、5月から8月ぐらいに流行します。

原因ウイルスはコクサッキーA群が中心で、多数あります。詳細は国立感染症研究所のページにありますが、原因ウイルスがたくさんあることからもわかるように、ヘルパンギーナは病気の名前というよりは、いろいろな種類の夏かぜで起こる症状のひとつである、という考え方もできるかと思います。

<治療・合併症>
のどの状態が特徴的なので病気に名前がついていますが、普通の夏かぜで高熱が出るのと大きな差はありません。のどがあまりにも痛いと、痛くて水分が十分にとれなくて脱水傾向になることがあり、注意が必要です。

<予防接種>
予防接種は、ありません。原因ウイルスの種類は非常に多いので、毎年かかる子供もいます。