かのうクリニック 名古屋市瑞穂区 内科・小児科・循環器内科・外科

内科・小児科・循環器内科・外科

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〒467-0064 名古屋市瑞穂区弥富通3-18

診療科目と処方

内科・小児科・循環器内科・外科

科目として掲げているのは上記の4つですが、いわゆる町医者ですからすべての病気の入り口を担当しています。上記以外でも自分の守備範囲のものならちゃんと診療しますし、守備範囲外のものは無理せず病院や近くのクリニックを紹介します。

<紹介先の病院>
患者さんの希望を最優先に考えて紹介先の病院を決めていますが、特に希望が無ければ多くは名古屋第二赤十字病院や名古屋市立大学病院へ紹介しています。ただ、当院はその2病院以外に、聖霊病院、中京病院、名城病院、南生協病院、名古屋記念病院、笠寺病院の病診連携医療機関として登録されていますし、私が出た名古屋大学医学部附属病院には同級生もいます。病気の特殊性があれば遠く離れていても適切な専門病院を紹介していますので、心配ありません。

<くすりの処方>
当院は基本的に院内処方です。ただ、場合によって院外処方も行っており、現状では通院患者さんの4~5%ぐらいが院外処方となっています。

内科・小児科系の科目

一般内科

発熱・せき・のど痛などの風邪症状や、腹痛・下痢・吐き気・便秘などの胃腸症状などの急性疾患は、多くは感染症であり、ちょっとした急性肺炎・急性腎盂腎炎程度までは、外来通院で治療できると思います。もちろん、重症化の懸念があれば、あまり引っ張らずに病院へ紹介します。

また、動悸がする・疲れやすい・だるい・眠れない・咳が続いている・微熱傾向があるなどの慢性症状は、何らかの慢性疾患の初期症状である可能性があります。開業医はすべての病気の入り口を担当していますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。

職場の検診・人間ドックで異常を指摘された場合の精密検査にも対応しています。CT・MRIなどは病院や検査センターにお願いすることになりますが、医師協同組合の名古屋臨床検査センターは、当院で予約をとって検査だけ検査センターに行き、結果は当院に聞きに来るというシステムなので便利かなと考えています。

循環器内科

高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心不全、心臓弁膜症、心筋症などの循環器系疾患は、当院の最も得意とするところです。

高血圧は非常に身近な病気で人並だと思われる方もいらっしゃいますが、狭心症や心筋梗塞、不整脈、心不全などの大きな原因になります。また、動脈硬化の大きな原因でもあり、将来の脳卒中・腎機能低下・末梢循環不全を防ぐ意味でも、血圧コントロールは非常に重要です。

狭心症は心筋梗塞の一歩手前のことですので、狭心症と診断したら、一度大きな病院を受診して頂くことになります。病院でカテーテル治療を受け、その後当院に戻ってフォローアップしている患者さんもたくさんいらっしゃいます。

不整脈の診断には、通常の心電図だけでなく24時間ホルター心電図が欠かせませんが、機械は当院に常備していますので、空いていればその日でも検査可能です。不整脈はいろいろな種類がありますが、最近「心房細動」という脈がばらばらになる不整脈が問題となっています。この不整脈は脳梗塞の大きな原因となることが問題で、心房細動のせいで脳梗塞になった有名人は、長嶋茂雄さん、小渕恵三さんなどたくさんいらっしゃいます。血液サラサラの薬を服用することが大切ですが、カテーテル治療で根本治療を行うことができます。この心房細動も、病院でカテーテル治療を受け、その後当院に戻ってフォローアップしている患者さんがたくさんいらっしゃいます。

心不全はいろいろな原因で起こりますが、高齢者の方の動悸息切れや足のむくみは、心不全が原因となっていることが多いです。原疾患とともに心不全の治療もしてゆくことになりますが、そういう方は多くの疾患をかかえていらっしゃることが多く、何を優先して治療を進めてゆくかは難しい点が少なくありません。このあたりは、長年の経験を生かして、患者さんに最も良い治療方針を考えて行きたいと思っています。

心臓弁膜症や心筋症は、心臓超音波検査(心エコー)ですぐに診断がつきます。当院では、ひどく混みあってさえいなければ診察の合間でも随時心エコーを行いますので、お気軽にご相談ください。

小児科

病院勤務医時代は赤ちゃんの心臓の手術もやっており、よく小児科の先生と一緒に小児科病棟で仕事をしていました。ですから、直接の専門ではありませんが、普通の内科の先生よりは小児科のスペシャリティーは高いと自負しています。また、開業医経験も長いので、最近は予防接種のおかげで激減した水ぼうそう・おたふくかぜをはじめ、麻疹・風疹・ヒブ髄膜炎なども診療経験があります。

感染症の迅速検査キットは、インフルエンザ、アデノウイルス、RSウイルス、溶連菌、マイコプラズマなどいろいろ取り揃えています。ただ、一般の方が考えているほどには、これらの検査キットの必要性は高くないと思います。
予防接種は「予防接種のページ」を見て頂いた方がよいと思いますが、ヒブ・肺炎球菌・4種混合・B型肝炎・ロタ・BCG・MR・日本脳炎・2種混合・子宮頸がんなど、子どものワクチンはすべて取り扱っています。

開業医のレベルでは、子供の病気といえば大部分が感染症です。旧ホームページには、子供の感染症の解説が作ってありましたので、以下に載せておきました。最初に書いてから約20年がたってしまいましたが、内科と違って20年たってもあまり変わっていないですね。確かにインフルエンザと水痘には抗ウイルス薬が出てきましたが、それ以外のウイルス感染は、基本的に根本治療があるわけではなく、隔離と全身状態の管理が、治療の中心だからなのでしょう。

子どもの発熱について

突発性発疹
水ぼうそう
手足口病

麻疹
風疹
溶連菌感染症
水いぼ
 
ヘルパンギーナ
咽頭結膜熱
りんご病

おたふくかぜ

生活習慣病(糖尿病・高脂血症・肥満など)

日本人の死因の1位はがんですが、そのあとには「心疾患・脳血管障害・老衰・肺炎」などが続きます。心筋梗塞と脳梗塞は部位が違うだけで血管が詰まるという同じ病気ですし、肺炎もかなりの部分は脳血管障害の後遺症による誤嚥が原因です。つまり、そのあたりをひとまとめにすれば、動脈硬化(血管の劣化)は死因のトップとも言えるわけで、その動脈硬化の最大の原因は「高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満・喫煙」の5つなのです。

高血圧や高脂血症はもちろんのこと、糖尿病もインスリンやGLP1製剤の自己注射まで対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。肥満に関しては、もともとお薬はありませんが、きちんとした食事指導をを行っているつもりです。禁煙外来については、当院では対応しておりませんので、申し訳ありませんが近くの先生をご紹介いたします。

その他の内科(消化器・呼吸器・脳神経・内分泌など)

消化器疾患の患者さんは、当院にもたくさん通院しており、慢性胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・過敏性腸症候群などを中心にフォローしています。ただ、名古屋市がん検診の関係で胃透視(バリウム)検査は行っていますが、胃カメラ・大腸カメラは行っておりません。
呼吸器疾患の患者さんも、気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などを中心にフォオーアップを行っています。治療は吸入剤がメインとなります。ただ、レントゲン写真を撮るぐらいのことはもちろんできますが、詳しい肺機能検査まではできませんので、検査は検査センターや病院にお願いしています。

脳神経疾患といっても、神経の難病などは対応できません。ただ、年齢が進めば脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血)になる確率は増えてきますし、当院にも多くの脳卒中後の患者さんが通院していらっしゃいます。治療と言っても失ってしまった機能を回復することは難しいですので、再発予防で血液サラサラのお薬を飲んでいただくことと、原因となった動脈硬化の進行予防、つまり血圧・コレステロール・糖尿病などの管理をきちんとすることが主体となります。リハビリについては、近くの整形外科にお願いするとか、訪問看護を利用するなどの方法があります。

内分泌疾患といっても、当院でフォローしている患者さんはほとんど甲状腺の病気です。甲状腺機能亢進症(バセドー病)は、動悸・不整脈・息切れ・体重減少などが主症状となるため、本人は循環器の病気だと思って受診したけど、実は甲状腺の病気だったというケースがたくさんあります。また、慢性甲状腺炎は、その素因を持った方まで含めると全女性の12~13%にのぼり、もともと多い疾患です。最初には甲状腺エコーなどもやったりすることがありますが、安定していればときどき血液検査をしながらお薬を調整するだけです。難しいことはありませんので、お気軽にご相談ください。

心療内科

現代はとてもストレスの多い社会ですん。ストレスに対する適応障害で、パニック障害・うつ傾向・自律神経失調症・不安症・心身症・不眠症など、いろいろなこころの症状を持つ人が増えてきました。もちろん精神科に行くのが正しいと思うのですが、やはり敷居が高いですよね。そもそも病気になると、それだけでいろいろな不安を抱えますし、気分が落ち込むこともあります。

軽いものでしたら、少しお話を聞いてあげるだけでも治るかもしれませんし、軽い安定剤・抗うつ剤・睡眠剤などはいろいろそろえてありますので、ちょっとした治療で治るかもしれません。実際には、そんな方が大部分ですし。

もちろん症状がひどい方は対応しきれませんし、統合失調症・躁うつ病・薬物依存症などは全くの守備範囲外です。ただ、うちは敷居は高くありませんので、お話をよく聞いて適切な精神科の先生を紹介してあげるような、中継ぎの役目は果たせるかなと考えています。

老年科(総合内科)

老年科という科目は、一般の方にはどういう病気を扱っているのかよく分からないかもしれません。年齢が進むと複数の病気を抱えるようになりますが、ある病気の治療がもう一つの病気を悪化させる場合にどう優先順位を付けてやってゆくのか、また、本人があまり積極的な治療を希望しない場合に何を優先してやってゆくのか、治療に必要な食事・運動を何を優先してやってゆくのか、これらを総合的に判断してゆくのが老年科(または総合内科)の役目です。

病気がたくさんある場合、ある病気の治療薬が、別の病気を悪化させることがありますが、どちらの病気を優先するのかは難しいです。薬が多すぎるから減らしてほしいと言われても、どの病気のどの薬を減らすのか、難しい問題です。塩分控えめにと食事指導しても、そのせいで食欲がなくなってやせてしまったら元も子もありません。

たくさんの病気を抱えている場合、総合的に考えて何が一番良いのか考えてゆくことは、専門医が得意とすることではなく、ある意味では総合医の一番大切な役目ではないかと考えています。

認知症外来

統計では、70歳代後半で9%、80歳代前半で18%、80歳代後半で34%の方が認知症と言われており、当院に血圧・糖尿病などで通院していらっしゃる患者さんも、やはりその程度の頻度で認知機能低下が認められます。認知症の診断に関しては、MMSEや長谷川式の検査を用いていますが、はっきり言ってそんな検査はオマケみたいなもので、少しお話をしていれば大体分かってしまいます。

認知症の薬は世の中に4種類ありますが、いずれの薬も「認知症の病態そのものの進行を抑制するという成績は得られていない」と添付文書にはっきり書いてあり、それほど期待ができるものではありません。とは言ってももちろん認知症の薬は処方しますが、それよりも周辺症状、つまり、うつ傾向、食欲不振、不眠、昼夜逆転、暴言、妄想、失禁など、生活の質を上げる治療の方が重要になってきます。

生活の質の改善は、薬だけでなく、デイサービス・給食・ヘルパーさんなどの介護の方も重要で、ケアマネージャーさんや訪問看護ステーションなどと連携をとりながら、治療は総合的に進めてゆきます。

令和2年1月から、名古屋市の物忘れ検診が始まります。当院は受託医療機関になっていますので、自分自身が心配な方や家族が心配な方は、ご相談ください。
詳細はこちらを見て下さい。->名古屋市もの忘れ検診

外科・その他の科目

外科

若いころに少しだけ一般外科をやっていた時代があるので、一応科目には挙げてあります。ただ、申し訳ありませんがあまり器材がないので、ちょっとしたケガの処置とか数針の縫合処置程度までしか対応できません。骨が折れていそうとか、ザックリと大きく切れているようなケガは、いわゆる外科・整形外科の先生のところに行かれた方が良いと思います。

泌尿器科関連

当院で取り扱っているものは、急性膀胱炎、前立腺肥大と前立腺がん検診、過活動膀胱のあたりです。
急性膀胱炎は症状と尿検査でほぼ診断は確定しますので、あとは抗生物質を服用するだけです。

前立腺肥大の症状は「尿の出の勢いが良くない、チョロチョロしか出ない、尿の回数が多い」などです。まず、前立腺がんでないことを確認しなければいけませんが、幸い前立腺がんはPSAという血液検査があり、それが正常範囲内であればまずがんを心配することはありません。あとはエコーで残尿量と前立腺体積を測定し、症状に合わせてお薬を処方いたします。もちろん、前立腺がん検診(PSA)が正常範囲になければ、病院の泌尿器科を紹介いたします。

過活動膀胱も非常に多い病気で、「尿の回数が多く、尿意を催すとすごくトイレに行きたい感覚が強い、場合によっては漏れてしまう」という症状です。女性に多く、急性膀胱炎に似た症状ですが、慢性的に経過するところが違います。こちらもちゃんとお薬がありますので、ご相談ください。恥ずかしがってなかなかおっしゃらない方も多いのですが、薬を飲んだら安心してデパートにも出かけられるようになったなど、喜んでいらっしゃる方は多いです。

皮膚科関連

ウイルス疾患で発疹が出る病気、水痘・麻疹・風疹・手厚口病・リンゴ病などは、皮膚科というより内科・小児科の範囲ですね。じんま疹やアレルギー的な発疹も、内科小児科の範囲と思います。

火傷は外科の範囲と言っても良いのでしょう。火傷には、赤くなっただけのもの(1度)、水疱ができたもの(2度)、焼け焦げてしまっているもの(3度)と程度によって分けられていますが、小範囲の1~2度のものは、当院で処置できます。小範囲とは、火傷の範囲が10㎝ぐらいまでのもののことです。2度でも広範囲なもの、3度のものは、病院の皮膚科を紹介します。

ちょっとした湿疹の塗り薬は、非ステロイド剤、軽いステロイド剤、中くらいのステロイド剤、やや強いステロイド剤とそろえています。すぐに治ってしまえば良いのですが、なかなか治らない場合は、深入りせずに皮膚科の先生を紹介いたします。

アトピー性皮膚炎は、アレルギー全般として総合的に診てほしいという方は、やはり小児科の先生の方が良いと思います。ただ、ちょっとした保湿剤や湿疹の塗り薬を処方する程度のことならいつでもOKです。

眼科・耳鼻咽喉科関連

このあたりの科目で対応できるのは、花粉症だけです。ただ、花粉症の目薬や点鼻薬はそろえてありますし、内服薬は、眠くならないものから眠気があるけど効果の強いもの、1日1回のものと2回のもの、いろいろあります。

なお、めまいは本来の専門は耳鼻科です。突発性難聴や中耳炎など、難聴に起因するめまいは耳鼻科の先生を紹介いたします。難聴が無ければ、脳梗塞に一部でないかなど神経的な検査を行い、通常のめまいと判断すれば当院でお薬を処方いたします。場合により脳のMRIが必要になることもありますが、そのときは臨床検査センターで予約を取ることはすぐにできます。近くのMRIを持っている医療機関を紹介することもできます。

在宅医療

往診・訪問診療

在宅医療とは、脳梗塞でマヒになったり、骨折や高齢のせいで歩けなくなった患者さんに対し、定期的に往診(訪問診療)に行って全身管理を行う医療のことです。また、がんの末期の患者さんが、病院でなく自宅で最期を迎えたいと希望されることも多く、そういう患者さんの最後のフォローを行う医療も増えてきました。

当院としては、院長も還暦を過ぎて体力も無くなってきましたので、がんの末期の方は在宅医療専門医療機関を紹介させて頂いています。主に、当院にずっと長く外来通院されていた患者さんが、脳梗塞・骨折・高齢などで動けなくなった方を中心に在宅医療を行っており、現在でも数人の患者さんに定期的に往診に行っています。

また、院長が直接往診に行っていなくても、在宅医療予備群の患者さん、つまりひとりで買い物などに出かけるのは無理だけど、家族と一緒に家の中で平和に暮らしていて、家族に付き添われて外来通院している患者さんは、たくさんいらっしゃいます。在宅介護の患者さんということですね。

ケアマネージャーや訪問看護ステーションと密接な連携を取り合ってフォローしていますので、急変する少し前に訪問看護師さんから連絡が入って対応し、事なきを得たというケースもたくさんあります。そろそろ自分の親が心配になってきたという場合には、いきいき支援センターなど介護関係の機関もご紹介しますし、一度ご相談に来て頂ければ適切に対応いたします。

主治医意見書・訪問看護指示書

介護保険で何かサービスを受けようと思ったら、本人でなくて構いませんから、まず「健康保険証と介護保険証」を持って区役所の福祉課へ行って下さい。そこで「主治医は誰ですか」と聞かれますので、当院に通院中の患者さんでしたら「かのうクリニック」ですと答えて下さい。あとは、名古屋市から私の所へ書類が来ますので、「主治医意見書」を書いて名古屋市に送っておきます。そして、ケアマネージャーさんが訪問して、手続きが進んでゆきます。約1か月ぐらいかかりますが、医学的に明らかに介護が必要な状況であれば、介護保険の認定が通ったとみなしてすぐにサービスを開始できる場合もありますので、ご相談ください。

在宅医療が始まれば、ほぼ全例、訪問看護も必要ですが、家族に付き添われて通院している場合でも、訪問看護ステーションから定期的に看護師さんが訪問することもあります。担当ケアマネージャーに言って頂ければ、連携を図りながら訪問看護指示書を書くこともできますので、ご相談ください。

施設基準について

機能強化加算

当院は、かかりつけ機能を有する診療所ととして、機能強化加算の施設基準を満たしています。
・ 患者さんが同時に受診している他の医療機関から処方されている薬剤を把握し、必要な服薬管理を行ないます
・ 必要に応じて、専門医・専門医療機関への紹介を行ないます
・ 健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じます
・ 保健福祉サービス の利用等に係る相談に応じます
・ 診療時間外を含む、緊急時の対応方法等に係る情報提供を行ないます
・ 訪問診療を行なっている方には、夜間・休日を含め24時間の対応を行ないます

明細書発行体制等加算

領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を発行しています。
・ 発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお伝えください。ただ、体制を評価した加算ですので、明細書を受け取らなくても点数の加算は行われます。

一般名処方加算

政府は医療費を抑えるためにジェネリック医薬品の利用を推し進めています。当院は基本的に院内処方ですが、院外処方せんを発行する場合は、ジェネリック医薬品がある薬については商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方せんを作成し、 製薬メーカーは薬局で決めて頂くようにしています。
・ 「ジェネリック医薬品は心配なので先発品で処方して欲しい」という方は、薬局でちゃんと先発品となる形式で処方しますので、診察の時に申し出て下さい。

外来後発医薬品使用体制加算

当院では、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
・ 医薬品の供給不足などが生じた場合、状況に応じて患者さんへお渡しする薬が変更となる場合がありますが、製薬メーカーが違っても必ず同一成分同一用量のものをお渡しします。
・ どうしても供給不足で薬の在庫が無い場合は、申し訳ありませんが院外処方せんで対応させて頂きます。

夜間早朝加算

厚生労働省の診療規定に伴い、一部時間帯の診療における加算が設定されております。
以下の時間帯に受診受付される場合には、当院の診療時間内であっても診察料 (初診料または再診料 )に加算が行われますのでご了承ください。
・平日の18時以降に来院、受診したとき。
・土曜日の12時以降に来院、受診したとき
・日曜日及び祝日の終日に来院、受診したとき。

時間外対応加算3

当院は、時間外対応加算レベル3の施設基準を満たしています。これはクリニックの時間外の対応レベルを評価しているもので、時間内を含めすべての再診患者さんに算定させて頂いています。
・ 午前診と午後診の間の時間帯は、基本的に院長が電話応対します。(院長外出中の場合は、対応できないこともあります)
・ その日の診療が終了した後は、クリニックにまだ院長が残っている場合は電話応対します。
・ 夜間帯は留守番電話の対応で、翌診療日に対応させて頂きます。

外来感染対策向上加算

当院は、院内感染防止対策として、必要に応じ以下の対策を行っています。
・ 感染性の高い疾患が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応しています。
・ 患者さんの受診歴の有無にかかわらず、発熱その他の感染症を疑わせる疾患の外来診療に対応しています。
・ 感染管理者である院長が中心となり、「感染防止対策指針」及び「手順書」を定め、従業員全員で院内感染対策を推進します。また、院内感染対策の基本的な考え方や関連知識の習得を目的に研修会を定期的に実施します。
・ 抗菌薬については厚生労働省のガイダンスにのっとり適正に使用します。感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。

医療DX推進体制整備加算

以下の医療 DX を通じて医療を提供できる体制に取り組んでいます。
・医師がオンライン資格確認を利用して取得した診療情報等を診察室等で閲覧または活用できる体制
・マイナ保険証を利用できる体制
・電子処方箋の発行する体制(準備中)
・電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制(準備中)

生活習慣病管理料2

当院では、高血圧・糖尿病・脂質異常症を主病とする患者さんには、生活習慣病療養計画書(初回は要署名)をお渡しし、生活習慣病管理料2を算定しています。患者さんの状態や経過に応じて、以下を行うことも可能です。
・ 28日以上の長期処方を行うこと
・ リフィル処方せんを発行すること